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Vintage Fly Fishing Tacklesコミュのロッドのジョイントについて

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ロッドには1本の延べ棒ではない限り様々なジョイント方法がありますが、各ブランク素材によって理想的なジョイントがあることも事実。
「このジョイントは好きだ」とか、「これは嫌い」というのもあるでしょう。
そんなご意見お待ちしております。

また、メーカー特有のジョイント方法もあるでしょうから、いろいろ紹介していただければ、と思います。

コメント(1)

「スプライスド・ジョイント」はブランクを斜めに切ってそれぞれをつなぐジョイントで、繊維のねじれがない理想的なジョイントです。
その形状なのでソリッド素材しか使えず、グラスやグラファイトのチューブラー素材には使えません。

「スプライスド・ジョイント」ができたのはグリーンハート(緑心木)・ロッドからで、この木はスプリット・ケーンができるまでの主な素材でした。グリーンハートはクスノキ科の広葉樹で、比重が1以上なので水に沈み、加工困難なほど硬く耐久性は非常に高いです。
この材質のロッドは重いですが、非常によく曲がり、ロッドの自重でラインを飛ばすといった感じです。
グリーンハートのスプライスド・ジョイントは、もうこれしかないというくらいの相性で、まさに述べ竿感覚。
ダブルハンドでスペイをする場合は特にロッドのねじれがないため、素晴らしい感覚です。スプリットケーンよりも反発が遅くトルクフルなグリーンハートは、おそらく一番キャスティングが難しいであろうと思われますが、このロッドが振れればスプリットケーンであろうがグラスであろうがカーボンであろうが余裕です。

ジョイントとしては斜めに切ったお互いに被さる部分が多いため、仕舞い込み寸法が長くなるという欠点はあります。

写真を載せました。
こんな感じです。革ひもがすっぽ抜けないように返しがついてます。
細い革ひもを濡らしてクロスして縛っていきます。
この「儀式」がまた心高鳴るわけです。

この「ヴァイブレイション・ロッド」は、もちろん「アレクサンダー・グラント(1853〜1942)」の設計で、スコットランドのPlayfair社のものです。
1950年代のロッドですからグラントの死後のものですが、このPlayfair社はグラントロッドの製作権を持っていました。
ぼくはこれほど官能的なロッドを他に知りません。
スピリット・バンブーロッドばかり使ってはいますが、シングルハンドでもグリーンハートが欲しいなあと、ずっと思っている次第です。

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