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ボンボン版小さな巨人ミクロマンコミュの「Memory4」音声解説的なこと

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ボンボン版ミクロマンのコミュを寂れさせないために始めた
この音声解説。
自己満足の遊びとは言いながら、まだこの作品を好きでいてくれる
人のためにキチンとやらないと、という思いはあります(^v^)

ではMemory4音声解説を始めます。
冒頭の決り文句をコピペ。

これ以降記述される見解は、タカラ、講談社、スタジオぴえろ、
読売広告社、テレビ東京の見解を代表するものではなく
あくまで作者個人の考えに基づくものです。
・・・当たり前だけど(笑)。



コメント(14)

今朝はかなり寒いですが、そんなことほっといて始めましょう。

「Memory4」Vol.1
サブタイトル「死の待つ廃虚へ(後編)」

1ページ目。
アバンです(^v^)。
やっぱり誰しもやりたいです、アバン。なんだかカッコいいし。
念のため説明しときますと、「アバン」とはアニメとかで
オープニングの前にチラッと流れる本編の冒頭部分、前置き部分
みたいなものだと思ってください。
俺もくわしくはないんですが、だいたいそんなところです(^v^;

ここのマンションの絵は、実はMemory3のラストページに
出てきたマンションの絵を、コピーして貼ったものです。
俺はこの手段はほとんど使いません。違和感がなく流用できて
描くのに手間がかかるけど時間はない、という場合は
仕方なく使いますが。

最後のコマのアーサーのセリフ、ネームの段階では
「よし行くぞエジソン」だったんですが、担当さんが
「アーサーなら、『いくぞ』じゃなく『いこう』だろう」
と、実に的を射た指摘をしてくれました。ほんとその通りです。

2ページ目(トビラ)。
この回で登場するイザム、ウォルト、ドリルジョーの面々が
トビラに顔をだしてます。
バックにはデモンレッドのシルエット。さらにその背景となる部分は
なにも処理がしてなくて真っ白なんですが、これは大抵の場合
ここの部分にタイトルロゴがはいるものですから、もし何かの
処理を入れてもちゃんと見えないという・・・えーと・・・
すいません、ちょっと手を抜いてます(汗)。

さて、今回UPした画像は・・・見ておわかりのように
韓国版ミクロマンの単行本第1巻の表紙です。
ちょっと珍しいので貼ってみました。
あと他には香港版と台湾版があるんですが(たしかタイ版も
あったような気が・・・)、それらの第1巻が見当たらなかったので
今度2巻目の時にいっぺんに貼ることにします。
韓国版の画像を貼ったついでにちょっと余談。

韓国は擬音の修正技術がかなりしっかりしていて、ちょっと見た
くらいじゃあ修正跡が分からないです。ここにUPした本文画像と
オリジナルの画面を見比べてもらえるとよく分かると思います。

ちなみにこの韓国版は海賊版じゃないですからね。ちゃんとした
契約のもとに出版されてるものですから。念のため(^v^)
というわけで、日ハムが日本一ですが、それはさておき。

「Memory4」Vol.2

4ページ目。
こんな高層マンションの、あんな高いところに逆さづり・・・(汗)
耕平くん、受難もいいところです。
その上、ボコボコに殴られたかのようなひどい顔になってます。

最初、俺はここまで耕平くんを痛めつける気はありませんでした。
が・・・ネームを読んだ担当さんが「もっとボコボコに、血だらけにしたら」と
指示してきたんです。
俺はキャラが血まみれになるのは嫌いじゃありませんが(むしろ
好きな方ですが)相手が子供となるとちょっと・・・。
高いところに逆さづりになってるだけで、ひどい目にあってる感は
十分出てるはずですしね。
でも結果的に担当さんの指示通りにしたわけですが(^^;

6ページ目。
その昔、アニメや特撮モノで、世界征服を目指してる悪党のくせに
日本ばかり攻撃してくる、という点に疑問を抱いた人はいっぱい
いることでしょう。
とりあえず一番スジの通った説明は、その悪党に敵対する最大勢力が
日本にいるから、というものですが、俺がここで採用した理屈も
その類です。

デモンレッドの目が片方だけ描いてあります。
やっぱりどうしても「目」は描きたいんですよ。デモンレッドなんかの
場合だと、ほかに表情を表せる部分がないので余計に「描きたい」と
思ってしまうんです。
片方だけ、というのは単に俺の趣味ですが(^v^)。
「Memory4」Vol.3

7ページ目。
1コマ目のデモンレッドのセリフ、これはもう大ウソに決まってます。
どうして悪役というものは、主人公が絶対応じないと分かってるような
取引を持ちかけるんでしょうか。とか言いつつ、こういった勧善懲悪的な
ストーリーには、型どおりと分かっててもちゃんと押さえておきたい
いや、押さえておかなきゃいけないツボってありますよね。

対する耕平くんの反応も、それです。押さえておくべき点です。
善悪というものに関してまだまだ純粋な少年少女だけが持てる
まっすぐな感情。
それをこの最悪な環境の下で言い放てる精一杯の勇気。
泣いている女の子を前にした少年ゆえの、ちょっとした見栄。
自分と少女になされた仕打ちへの怒り。
そして何よりここで大切なのは、耕平くんが、ミクロマンなら
助けてくれると信じてる、信じたいと思ってる、その気持ちです。

8、9ページ目。
その耕平くんの願いに応えるべく、アーサーが突入してきます。
正面玄関ドアのガラスを破って大見栄をきる、という目立つ登場は
オトリになっているため、ということが後で分かります。
ここでアーサーは、武器がわりにコンパス(製図に使えるような
ちゃんとしたもの)を持っています。
これも単に俺の趣味です。よく授業中に、指を人に見たてて
コンパスを剣に見たてて遊んでいたからです(^v^;
大きな剣を振り回す、というのは男の子なら誰しもあこがれるもの
(たぶん・・・)
ミクロマンを描くならちょっとやってみたかったシチュエーションの
ひとつです。
「パンプキンシザーズ」のOP曲「蒼の炎」がカッコよくていいな
カラオケで歌いたい・・・それはそれとして。

「Memory4」Vol.4

10ページ目。
コブラージに続きチェーンスパイダー登場です。
初期資料での仮名はたしか「クモンド」。

マンガを描かない人には興味のない事かもしれませんが、ここで
一応トーン的なことに触れてみたいと思います。
スパイダーのボディ部分に貼ってあるのは、たしかICスクリーンの
51番。手と足の部分は同じくICの55番です。
ちなみにアーサーの基本はIC54番。エジソンは51番。
オーディーンは55番、耕平くんのベストは53番、ということになってます。

チェーンスパイダーが「これ以上1歩も進ませね〜っちゅ〜の!」と
言ってます。ちょうどパイレーツの「だっちゅーの」が流行った
時期だというのがわかりますね(笑)。

11ページ目。
スパイダーの変形シーン。
コマを割って描いた方がスピード感は出たでしょうが、変形のさまを
描きたくて1コマにしました。問題は・・・構図ですね。
構図をもうちょっとどうにかすれば迫力が出たのに・・・(汗)

12、13ページ目。
スタンワイヤーはまたこちらで勝手につけた名前(だったはず)。
こういうロープ状だのワイヤー状だのといった物に巻かれると
どうしても電流を流したくなってしまうのはナゼなんでしょう?ナゾです。

アーサーの顔が血で汚れはじめて、徐々に俺の好みに近づいて
いってます(^^;
こういう「よごし」が好きなのはなぜなんでしょう?ナゾです。

アーサーのセリフは、オトリ役だったことを読者に分からせるのと
同時に、場面転換のきっかけゼリフでもあります。
こんにちは!!
またまたお邪魔いたします。

アーサーのセリフ
「いくぞ」ではなく「行こう」
う〜〜〜ん・・アーサーのセリフは
一般のヒーローやリーダーの方々と比べて
口調がソフトですよね。
例えば、自分の呼称も「僕は」「俺は」ではなく、「私は」
ですよね。
彼の口調の柔らかさ、丁寧さに、どこか高い品格を感じるのです。
育ちのよさと申しましょうか・・
人の喋り方って、その人の性格もさることながら、
暮らしている環境にも左右されると思うので・・
(ここだけの話、それ故ソロモンのべらんめい口調には驚いたのですが(^^;/)
 野暮な話、アーサーって、ミクロマン社会にヒエラルキーがもし存在しているのなら、アッパークラス出身の人なのかなあ・・・
とか、彼の口調を読みながら、つい考えるのです。

 アーサーの人となりと同時に、彼の育った環境というものを想像してしまいますね。

 キャラクターの口調って、キャラの性格や個性を映すと同時に、
そのキャラの育ってきた背景まで現れるから、侮れませんよね。

さて、次回は、いよいよ「彼ら」の出番・・でしょうか?
もしかして・・・?
>星野 悠理 さん

俺が勝手に、完全に個人的に想定してた「ボンボン版アーサー」の
前歴(笑)というのが、まさにそれ、上流階級的なところの出身、という
やつでした。
で、何かがあって、アーサーは傭兵部隊に身を投じるのです。
そこで出会うのが、その傭兵部隊のリーダー的存在だったオーディーンで。
さまざまな確執の後、オーディーンはアーサーを認めて、彼の下について
補佐をする役割を担っていくようになるわけです。
その後アーサーはマグネパワーズ訓練所へと流れていき教官となり
シャクネツと出会うことになるのです。

アーサーが育ちがよくて高潔、というのは、市川先生がデザインされた
絵を見て一番最初に思い描いたイメージなんです。そのイメージに
正直にキャラを造りました。すべてはあの絵のおかげかもしれません。

キャラ立ての大事な要素を順番に挙げるとしたら、その「口調」
「しゃべり方」というのは確実にベスト3に入るでしょうね。
おっしゃる通り、本当に侮れません。

それとソロモンの口調、あれは一種のカウンターです(^v^;
星野さんは「驚いた」とおっしゃってますが、まさにそういう
狙いのもとに設定されたものです。もし違和感を感じることが
あったとしたら、そのリスクは仕方ない、という事で(^v^)。

次回Vol.5では、まだ「彼ら」は出てきません(笑)。
登場までにはもうちょっとかかりますが・・・ここのところ
マジでネームに苦戦してますので、なかなかこれを書く余裕が
(時間的なものもそうですが、なにより精神的に)ないものですから
ちょっと間があくかもしれません。
・・・いろんな意味で頑張ります(^v^)
とりあえず今日、編集さんと会って打ち合わせをしてくるつもりです。
というわけで、ちょっとだけ気持ちに余裕ができたので、続きを
やってしまいましょう。

「Memory4」Vol.5

14、15ページ目。
エジソン、戦闘が苦手なわりには頑張っています(笑)。
それにしても耕平くんはいったいどれくらいの時間逆さづりに
されてたのでしょう?麻美ちゃんの呼びかけにも応えがなかった
ところをみると、そろそろ限界だったのかもしれません。

16ページ目。
こんなになってまでアーサーを助けにいこうとする耕平くん。
子供ならではの直情さです。エジソンが「コントロールタワーを云々」とか
言ってることがまったく耳に入ってない様子。これは、朦朧と
しているが故に、たったひとつの事にしか注意がいかないという
状態を表しているのと同時に、アーサーが特別な存在である、という
ことを、できるだけアピールしておこうという部分ですね。

17ページ目。
上のレスにも書いた「キャラの口調」に関してですが、いちおー
3バカトリオも微妙に違ったしゃべりをさせてはいます。
コブラージは肝心な場面で噛んでしまう間の抜けた部分を出した
だけですが、スパイダーはコブラージよりもちょっと悪ズレしてる
チンピラっぽいしゃべりになってます。

デモンレッドはアーサーが何か企んでることを察知しています。
やはり悪役側の大物ですから、それくらいは敏感に感じ取って
くれないと、なんとも「格」というものが出ないわけで。
でもアーサーが太刀打ちできないほどの「悪」ではありませんから
すべてお見通し、みたいな器の大きさを出すほどではありません。
物語を通してずーーーっと登場する悪役、というなら話は別なのですが。

残念ながらデモンレッドはそこまでの存在とは認めてもらえなかった
ようです・・・俺の担当さんに(笑)。どういう意味か、というのは
また後ほど。

ここでデモンレッドがアーサーのことを「きさまほどの戦士が」と
表現しています。
これは少年マンガではよくある手で、そう言う事によって間接的に
主人公の格を上げる、というパターンですね。
なんだか最近、気合がダウン気味ですが、がんばっていきましょう。
ってゆーか、ここでこそ我が母校の伝統のかけ声をすべきですね。
がんばっていきまっしょい!・・・やっぱり文字にするとかなり
恥ずかしいですが(^v^;

「Memory4」Vol.6

18ページ目。
このマンガ、当初からそうなんですが、ネームでこちらとしては
「長い直線」を書いてたはずなのに、担当さんがなぜか「長い波線」に
勝手に変えてしまってるところがかなりあります。いたる所にあります。

このデモンレッドのセリフ「コントロールシステムか〜〜〜〜!!」
というところも、まさにそういうことです。こちらとしては
「システムか――――!!」(これは直線が途切れてますが
途切れてない線を想像してください)・・・というふうに書いた
つもりだった訳です。
波線だと大声を張り上げて、その声がそのまま持続してるような
印象になりますが、こちらが意図したはずの長い直線では、
音が途切れた後の余韻を表してるので、結果がまったく逆になって
しまうのです。
・・・担当さんに文句を言わなかった俺が悪いんですけどね(^v^;

4コマ目のアーサー、かなりいい具合に顔が血にまみれてます。
やっぱり戦う主人公はいったんはボコボコにやられないといけません。

それにしても、コントロールシステムを破壊したはずのエジソンの
活躍、ページとテンポの都合上カットになっております。
ちょっとかわいそうですが・・・ここを描いてしまうと、それこそ
キャメロンの映画みたいになってしまうので(笑)。

19ページ目。
人々の足元を小さな影がすり抜けていきます。
ここではまだシルエット処理で、きちんと描かない段階ですね。
そしていよいよ次のページで、一気にメンバーが3人登場、ということに。
それはまた次回。どうやらゴハンができたようなので。
(朝の4時半すぎに晩ご飯・・・)
竜巻は恐ろしいです。でも心惹かれてしまうのはなぜなんでしょう?
赤胴真空斬りのせいか・・・?

「Memory4」Vol.7

20、21ページ目。
ようやくイザム、ウォルト、ドリルジョーの登場です。
マグネパワーズを2人いっぺんに出したのは、集合過程短縮と
変化をつけたかった、その2つの理由から。
ドリルジョーを出したのは、チェンジトルーパーズも出さなきゃ、
というのと、バイクアクション的なノリを出したかったためです。

イザムが黒髪の長髪なのは・・・これも俺個人のクセとでも言いましょうか
美形は長髪、という刷りこみのせいでしょう。
剣をふるう長髪の美形、とくればやっぱり黒髪。これも理由の
定かでない刷りこみです(笑)。
申し訳ないんですが、アニメのキャラに似せる気は最初から
ありませんでした。
たぶんこのイザム、アニメファンから一番突っ込まれたんじゃ
ないでしょうか。
「女なのか?」と思ってたチビッ子(死語)もいたみたいですし。
この絵だけみるとどう見ても女ですね・・・(^^;

ウォルトは肉体派ということなので、腕のところにアーサーや
イザムとかには入ってない、筋肉を示す線が描かれてます。
肉体派で陽気。一番動かしやすいキャラでしょう。こういうキャラが
お話をある意味引っ張っていってくれるわけです。
かの水島新司先生も「ドカベン」を振り返る時、「岩鬼というキャラが
いなければドカベンはここまで続かなかった」とおっしゃって
ました。

21ページ目、かっこよくミエをきるウォルト。
マンガ業界の常識として「目立つ絵は左ページに配置せよ」というのが
あります。どういう事かと言いますと、ひとつの画面の左側にくる物は
右脳に強くうったえかける、ということだそうです。
ご存知のように右脳というのは画像的なことやイメージ的なことを
担当するものですから、絵を効果的に見せるには右脳に訴えたほうが
いいわけです。そういった理屈で、「見せたい絵は左に」なのです。

ウォルトのセリフ「見参」というところに「げんざん」とルビが
ふってあります。
「けんざん」と「げんざん」、どっちでもいいという事みたいですが
「変身忍者 嵐」や「快傑ライオン丸」とかを見てた俺としては
やっぱり「けんざん」というルビにしてほしかったです。

UPした画像は、日記の方にも貼った下描きのコピー。
ちょっとでかすぎました。すいません(^v^;
テレビは壊れたけどネームは形になりました。プラマイゼロと
いうところで。

「Memory4」Vol.8

22ページ目。
ドリルジョー推参(笑)。「ジョー」とくれば「推参」です。
分からない人は40歳以上か特撮オタクに聞いてみてください。
ドリルジョーはカッコよくて好きなキャラです。できればもうちょっと
出番を増やしてあげたかったですけど・・・。
俺が好きなせいで、これ以降ドリルジョーはアーサー専用的な
立ち位置になります。
寡黙な仕事人、というイメージですね、彼は。

23ページ目。
ウォルトがアーサーのことを「大将」と呼んでます。
そういった軽口を過酷な状況でもたたける、というのが彼のいいところ。
イザムの「ですます」口調は・・・これも俺の刷りこみのせいです。
黒髪、長髪の美形は「ですます」でしゃべる。この刷りこみは
いったいどこから来たんでしょう?自分でも知りたいですが。

24、25ページ目(上半分見開き)
ボンボンという雑誌の性格上、一つの話の中に一回は「見開き」を
いれたい、と思ってずっとやってました。
ページをめくってパッとこういった見開きがある、というのは
状況の逆転を視覚的にも表す、という効果が期待できます。
「さあ今度はこちらの番だ」という雰囲気が、サッと開けた
画面から伝わってきませんか・・・きて欲しいです(^v^;

ウォルトはアタマの「青筋マーク」が似合うキャラです(笑)。
イザムが素手でアクロ兵を斬っているのは・・・なぜだったっけ?
ちゃんと覚えてなくて申し訳ないですけど、とにかく「触れると
斬れる」というのは、ちょっとカッコいいかなとは思います。

26ページ目。
怪力でスパイダーを振り回すウォルト。イザムもウォルトも
初登場なので、エジソンの時と同じように、個々のキャラにあった
能力をきちんと見せています。
今日の夜は近所の漫画家と編集者が集まって飲み会ですので
シラフでいられる今のうちに書いときます。

「Memory4」Vol.9

28ページ目。
そろそろこのMemory4も大詰めです。デモンレッドさんが
思ったより早いご臨終を迎えるまであとちょっと(^v^)。

ひとコマ目のセリフ「なぜなら私は、やられはしないからだ!」
・・・自分で書いておきながら、なんともひどいセリフです(^^;
もうちょっと練ってから書くべきでした。ここを読むたびに
恥ずかしくてどうしようもなくなります(汗)。

で、その次の爆発するバブルマンションの絵。
これはビルの絵の下描きをアシストに描いてもらった後、俺が
爆発の絵を描き入れて、それからビルのペン入れをしてもらいました。
爆発や炎やガレキや岩、砂ぼこりなどはほとんど俺が描いてます。
そういったものを描くのが好きなので、なかなか他人に任せられないんですよ。

このマンションはアクロイヤーのちゃんとした基地、というわけでは
ないんですが、基地的なものの最期というのはやっぱり爆発ですね。

29ページ目。
炎の中で余裕の捨てゼリフ、悪役というのはこうあって欲しい、という
俺の願望がちょっと現れてます。
この一面の炎、そしてその中に立つ人影、という俺の中でのイメージは
たぶん映画の「魔界転生」からきてるような気がします。

30ページ目。
悪役のいいシーンが炎の中での捨てゼリフだとしたら、ヒーローの
いいシーンは、やっぱり炎の中から歩いてくる逆光のフォルム、でしょうか。
・・・ちょっと宇宙刑事っぽいですが(汗)

この3コマ目のアーサーとその背景にトーンを貼ったのも俺ですが
こういうのを貼るのも嫌いじゃないので、ちょっとだけ手間が
かかるこのトーンを楽しんで貼った記憶が、今も残ってます。
ネームが思ったよりいい具合なので、ちょっと気分が高揚してます。
単に寝てないからというウワサもありますが。

「Memory4」Vol.10

31ページ目。
マグネアームの形状記憶変形!!
俺はなぜこんなことをしたのでしょう(^v^;)
実は、最初にネームを作ってる時点では、デモンレッドはここでは
死なずに、まだまだ引き続き登場させるつもりでした。
すると担当さんが一言、「殺しちゃってもいいんじゃない?」
俺「えっ!?」

そんなに早く死ぬ悪の幹部って・・・おもちゃだって次に展開する
新悪役をまだ出してもないのに・・・。
でもよく考えたら、1年やってアニメは50話程度ありますが
マンガは12話しかないわけです。
あまり長いスパンで物事を考えていてはまずい、ということなのでしょう。
それにマンガの1回の連載分のキャパシティの関係上、デモンブルーも
グリーンもまだ出せてないわけですし、いつまでもレッドで引っ張るのは
どうか、ということだったのでしょう。

ちなみに、30分のアニメ番組を忠実にマンガにしようと思ったら
少なくとも50ページほどかかります、経験上。
つまり30ページ程度の連載マンガでは、アニメの4分の3ほどの
分量しか描ききれない、ということになるわけです。
(あくまで「アニメの通りに」マンガにしたら、という話です)
それで12回しかないんですから・・・描けるものに限界があるのは
当たり前といえば当たり前です。

そういう訳で、急遽デモンレッドをこの回で殺してしまうことに
なったのですが・・・そうなるとやっぱりちょっと特別なことを
しなければいけない気がしてきまして。
やっぱり悪の幹部なんですから、普通の武器で死んでしまっては
情けないですし・・・

とまあ、いろいろあって、ああいう突拍子もない武器で倒すという
流れになってしまったわけです。
・・・でも、もうちょっとやり方があったよなぁ、と今になって
しみじみ思うのでありました。
さてこれで「Memory4」も終わりでしょうか。
前回の書き込みからちょっと間があいてしまいました。いろいろ
あったり忙しかったりしたもので・・・(^v^)。

「Memory4」Vol.11

35ページ目(最終ページ)
マグネパワーズとドリルジョーの5人が横一列になって炎の中から
歩いてくるシーン。
やっぱり大人数だと1回くらいはこうやって歩かせてみたいものです。
ちょっとアーサーの背が低くなりすぎてますね(^v^;)。

その後のシーンにセリフは無用です。・・・ってゆーか、このシーンに
最適なセリフを思いつかなかったというのもあるんですけどね。

長かった前後編もこれで終わりです。仲間が3人増え、デモンレッドは
お亡くなりに。
さて次のMemory5は俺が個人的に一番好きな話です。
楽しんでいきましょう。

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