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トラウマティック銀幕コミュのエリザベス:ゴールデン・エイジ

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イギリス映画で英国君主を外国人が演じるのはほとんどなかったらしい。
ましてや、ワーカー出身者が演じることはほぼ皆無に等しかったらしい。
前作‘エリザベス’でシェーカル・カプールはこのふたつの禁忌を犯した。
それが可能だったのは彼がインド人だかららしい。ああ、イギリスって…。

「エリザベス:ゴールデン・エイジ」

1585年、世界最強の国家はスペインだった。国王はフェリペ2世だ。
彼はプロテスタントの女王エリザベスがイングランドに君臨するのが許せない。
スコットランドに幽閉されているメアリー・スチュアートと密かに通じ、
エリザベスを暗殺してメアリーを王位につけ、イングランドの実効支配を企んだ。
そのイングランドでは宗教問題の扱いに苦慮していた。カトリック信者は国民の半数だ。
エリザベスは信仰の自由を許すことに。そのほかにも世継ぎや結婚など問題山積。
特に側近のウォルシンガムが口うるさく、エリザベスは時に彼を平手打ちすることも。
暗殺者に狙われているから、教会などで民の前に出ないようにと忠告されても、
耳を貸さないエリザベスに突然男が近づく。新大陸から戻ったウォルター・ローリー。
そのまま各国大使たちの謁見にまじって、ローリーは新大陸からの土産物を披露する。
じゃがいも、タバコ、スペイン船から略奪した金貨。スペイン大使は怒って退室。
ドイツの大公との見合いの席から女王が眺めると、お気に入りの女官ベスとローリーが会話。
「地図の空白部分に入って都市を築くのです」「そこにあなたのお名前をつけるのですね」
航海や新大陸の話をローリーから聴くうちに、エリザベスはしだいに彼に魅かれていく。
それをわかりながらも身分違いのことだと自重して、ローリーはベスと結ばれる。
実はベスの従妹と叔父はカトリック信者で、宮廷に戻れるよう女王に口利きを頼んでいた。
でも、ふたりの居所を知ったウォシンガムの拷問により、エリザベス暗殺の陰謀が発覚する。
首謀者はフェリペ2世の命を受けて最近帰国したばかりのレストン。
仲間にはパリから帰国したばかりのウォシンガムの弟も含まれていることもわかる。
そして、秘密書簡の発見でメアリー・スチュアートが死刑に処されることに。
スペイン大使はエリザベスは毒づく。「あなたは夜ごと海賊をベッドに誘っている」
エリザベスは宣戦布告。相手は世界最強の無敵艦隊だ。そして、彼女はベスの妊娠を知る。

9年後のエリザベスは…、やっぱり恋に悩み、暗殺の恐怖におびえ、最後は強い女となる。
でも、思わず拍手しそうになった気高く崇高なラストだった前作に比べ、
今作はなんだか矮小化されたような。のらりくらりと求婚者をはぐらかして、
恋の手管を知り尽くしていたはずの女王が、新大陸の冒険者ローリーにゾッコン。
それが一番のお気にりの女官に取られたら、即刻牢屋送り。女王も馬鹿な女に。
史実らしいのはわかるけど、もっと暗殺団とかメアリー女王を丁寧に描いてほしい。
レストンは大物っぽいのにあっさり捕まり、ウォルシンガムの弟もなんで陰謀に?で、
エリザベスを撃った銃に弾が入ってないわけもわからないまま。なんでや〜!
ケイト・ブランシェットは相変わらずうまいけど、今回は迫力と気迫不足かな。
ローリーのクライブ・オーウェンの自然体の女たらしはまあピッタリと言えばピッタリ。
メアリー・スチュアートのサマンサ・モートンは出番が少なすぎてモッタイナイ!
今回のトラウマは海戦場面。ウォルシンガムのジェフリー・ラッシュは船に乗らないの?
海賊…パイレーツとくりゃ、やっぱりバルボッサ船長登場!ってわけないか〜。


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