不肖、黒澤組コミュの重音！ 10-ON!（仮）プロット01

ちょっとシャレで考えていた『重音！』という物語の触りを、我が不肖、黒澤組のチーフ助監のぷす男くんに話したら、思いのほか共感してくれて「絶対これ撮りましょうよ☆」とまで言ってくれた。

お世辞にしても嬉しいと思っていたら、ぷす男くんは、その日の日記に、これから撮る映画の中に『金魚』『陽のあたる処へ』に次いで『重音』を書いていた。

本気だったのね（＾＾；

ってことで、僕も本気でプロットを書き始めた。

取りあえず、主人公がヘヴィメタに目覚め、仲間が揃うとこまでのプロットを書いてみました。

----以下-----

重音！

登場人物

・ 山口良崇（やまぐちよしたか）ドラム
　ラウドネスをきっかけにヘヴィメタの啓示を受ける。

・ 板垣　晃（いたがきあきら）ギター
眼鏡屋に勤める父が、昔ヘヴィメタだった。

・ 小暮時男（こぐれときお）ベース
音楽評論家タイプ。

・ 佐々木健次郎（ささきけんじろう）ボーカル
アニメオタク。良崇のクラスメイト。

・ 浜口麻紀（はまぐちまき）
晃の幼馴染み。軽音部のマネージャー。

・ 南川（みながわ）
軽音部でフォークデュオ。

・ 石沢（いしざわ）
軽音部でフォークデュオ


プロット

・ 山口良崇は東條北高校の軽音部。
・ ドラムをやっている。
・ 南川と石沢のフォークデュオのバックでドラムを叩く。
・ まあまあ満足していた。
・ 夏休み。
・ 部活から帰ると父親がビデオの整理をしている。
・ ビデオはラウドネス。（ユーロバンズからSpeed）
・ 衝撃が走る良崇。
・ なんだ、あの音楽は。
・ そしてあの衣装。
・ あの歌。
・ 怪しげな日本人バンドに熱狂する外人達。
・ なんなんだ〜〜！！
・ 部屋に戻っても、あのビートが忘れられない。
・ 家を飛び出し、夕方の街を猛ダッシュでランニングする。
・ 鼓動がフォービートを刻む。
・ これが本当に俺がやりたかった音楽だ！
・ すぐに父親にラウドネスの話を聞く。
・ 今はライブはやってないか？と聞く。
・ 樋口宗孝の死を知る。（2008年11月没）
・ あの音を生で聞けない事を知り、自らヘヴィメタバンドをやる事を決意する。
・ 翌日、部室のドラムで早打ちをやってみる。
・ 頭の中ではESPERが流れる。
・ しかし全然うまく叩けない。
・ 凹む。
・ 何？何の練習？と晃。
・ 良崇、晃にヘラウドネスの凄さを語る。
・ 帰宅。
・ ドラムの事を父に相談するが、父親は聞くばかりでバンドはやっていなかった。
・ 父は眼鏡屋のおじさんがヘヴィメタバンドをやっていた事を教えてくれる。
・ 眼鏡屋のおじさん。晃の父だ。
・ ケータイをかけ、晃に聞くが、父が昔バンドをやっていたのは知っていたが、ジャンルまでは知らなかった。
・ すぐさま晃の家に行く。
・ 晃の父が帰ってくる。
・ ヘヴィメタのこと、ラウドネスのことを晃の父に聞く。
・ アルバムを持ってくる晃の父。
・ 金髪でビスが付いた衣装を身に纏い歌う、若き日の父。
・ 今は少し薄くなった髪。スーツ姿。
・ 翌日、部室で二人へヴィメタを熱く語り合う。
・ 小耳にはさんだ時男が口をはさむ。
・ その知識量に驚愕する二人。
・ 時男がベース担当に決定する。
・ FLASH OUTなら３人でも出来るから、まずはそこから始めることにする。
・ 楽器店にギターを見に行く3人。
・ 店員が何を探しているか聞いてくる。
・ ランダムスターはありますか？
・ 店員の顔色が変わる。
・ お前らメタルをやるのか？
・ ラウドネスのコピーをやりたくて…
・ 終始怖い顔の店員。ちょっとこっちこい！
・ 店につながるスタジオへ通される。
・ 待っていると店員が年期の入ったランダムスターを手に入ってくる。（ローズウッド氏指板仕様のEPS RS-220）
・ アンプに繋ぎ弾き始める店員。
・ ヘヴィメタだ！ラウドネスだ！ライトハンドだ！！
・ 聞き惚れる3人。
・ 弾く手を止めて、晃にギターを差し出す店員。
・ これを持ってけ！
・ あ、あのでも、これ高いんでしょ？
・ 金なんていらない。メタルの魂を絶やすな。
・ ありがとうございます！命より大切にします！
・ 命を祖末にするな！死んじまったらライブはできないんだ。命の次に大切にしろ！」
・ 出て行く3人。
・ 店員、奥からまた別のランダムスターを取り出しSo lonelyを奏でる。


・ 文化祭。軽音部体育館ライブ。
・ 他の部員は『ゆ○』や『キマ○レン』っぽい曲をやっている。
・ お客さんや生徒は楽しそう。
・ 良崇達の登場。
・ 見慣れぬヘヴィメタの衣装にかすかなざわめきと笑い声。
・ 演奏が始まると、音に圧倒され、観客一同ドン引き。
・ 演奏が終わる。
・ 場内シ〜〜ン。
・ 拍手も無いまま舞台を降りる。
・ 言葉が無い3人。
・ 奴らみんな俺達の演奏に度肝抜かれてやがったな！と、強気発言するが虚しい。
・ 良崇のクラスの出し物はカラオケ喫茶。
・ 3人でカラオケをBGMに反省会。
・ カラオケのお客がいなくなると、クラスの誰かがサクラとして歌うことになっている。
・ クラスのアニオタの健次郎が歌わされる。
・ アニオタ仲間と二人でマイクを持つ。
・ やっぱアニソンなんだろな。
・ やっぱアニソンです。
・ 曲が始まる。
・ ユゥアーショック！
・ 動きが止まる3人。耳を疑う。
・ おーれとの愛を守るためぇ〜！
・ アニメ『北斗の拳』より、クリスタルキングの『愛をとりもどせ』だ。
・ 想像を超えたハイトーンボイスだ！
・ すげー！佐々木すげーよ！
・ ボーカルが決定した。


---以上---

いまのとこ、こんな感じ。
どお？ぷす男くん。

あ、キースくん、怒っちゃイヤよ（＾＾；