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コメント(43)

鶏250万羽を焼却処分へ 国、茨城県が8億円助成

 鳥インフルエンザ問題で茨城県は15日、安全が確認されて移動禁止が解除された後も扱いが決まっていなかった8養鶏場の鶏計約250万羽を、焼却処分すると発表した。来週にも処分を始め、4月中旬には安全宣言を出す予定。
 業者側に鶏の処理義務があるが、人件費を除く経費約8億2000万円は県と国が半額ずつ助成する。感染が発覚した昨年6月以降の処分数は40養鶏場の計約580万羽で、公費負担は計約50億円に上る。
(共同通信) - 2月15日21時26分更新
“生きた化石”ミツクリザメ、三浦海岸沖で水揚げ

三浦海岸沖で揚がったミツクリザメ
 
 神奈川県三浦市の三浦海岸沖約4キロで15日、深海にすむミツクリザメ(体長約1・3メートル)が、生きたまま水揚げされた。比較的水深の浅い東京湾口部で捕獲されるのは珍しいという。

 ミツクリザメは、頭の先に、吻(ふん)と呼ばれる長い突起があるのが特徴。化石種のサメに歯の形が似ており、“生きた化石”とも呼ばれる。

 上宮田漁港(三浦市)の漁師鈴木勝巳さん(42)が、アンコウを狙って水深約350メートルに仕掛けた刺し網にかかったという。横浜市の水族館・横浜八景島シーパラダイスの学芸員宍倉貴之さん(42)は「東京湾周辺が、非常に豊かな海だという証し」と話している。
(読売新聞) - 3月16日14時49分更新
◎覚せい剤で女子高生死亡=飲ませた元組員ら逮捕−福井県警
(時事通信社 - 03月15日 23:02)
 昨年12月、福井県内のホテルで女子高校生2人が覚せい剤を飲み、1人が急性心不全で死亡する事件があり、県警三国署などは15日までに、石川県小松市向本折町の元暴力団員干場昌起(25)、同町の土木作業員竹崎司(22)の両容疑者を覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕した。 
[時事通信社]
海外 ニュース

全米一の記憶力を競う大会、9回目の今年は新記録ラッシュ
(Hotwired - 03月16日 18:49)
 第9回『全米記憶力選手権』が11日(米国時間)、ニューヨーク市で開催された。今年の大会ではこれまでの記録がことごとく破られ、新しい優勝者が誕生した。

 『グラソー・スマートウォーター』[電解質入り蒸留水]のボトルと、記憶力コンテストの作業に欠かせない小道具――ペン、メモ用紙、耳栓――に囲まれた出場者たち(写真)は、会場となったニューヨーク市のダウンタウンにある米コン・エジソン社のビルで丸1日、詩、トランプの順序、数字の羅列などを覚えては暗誦してみせた。

 このコンテストは、記憶力を磨くことに特に熱心な人々に、脳みそを使ってもらう機会を与えるものだが、誰でもある程度努力すれば記憶力を高められるというのが、出場者と主催者の一致した意見だ。

 「誰でもできることだ。精神を集中し、雑念を入れず、繰り返し練習するだけだ」と、コンテストの責任者の1人、マーシャル・ターレイ氏は述べている。

 40人近くの参加者は、予選の結果、17歳から47歳までの6人の決勝出場者(写真)に絞り込まれた。決勝出場者は、今回新しく用意された3種類の暗誦競技で競い合った。ランダムに並べられた単語、架空のお茶会に招かれた客たちの性格的特徴、そして2組のトランプのカードの順序を記憶して暗誦するのだ。決勝出場者たちは、大勢の観客やカメラマン、ビデオカメラなどの前で、それぞれの答えをそらんじて見せた。

 サンフランシスコから参加した決勝出場者の1人、チェスター・サントス氏は「(マスコミが来ていると)余計に神経がすり減る」と話した。

 優勝したジョシュア・フォア氏は、作家のジョナサン・サフラン・フォア氏、および『ニュー・リパブリック』誌の編集者フランクリン・フォア氏の弟だ。23歳のフォア氏は、昨年の優勝者であるバージニア州リッチモンド在住のラム・コーリー氏を最終戦で破り、チャンピオンになった。

 フォア氏は出場するのは今回が初めてだが、フリーの科学ジャーナリストとしてこの大会の記事を書いたことはあると話した。今年、実際に参加することにしたのは、現在執筆中の記憶力に関する本の取材のためだったと語るフォア氏は、結果に非常に驚いていた。

 「優勝するなんて本当に思ってもみなかった。上位5人に残れるぐらいだろうと思っていた」とフォア氏は述べた。

 フォア氏は大会に向けた訓練を7月から始めたが、その手法は他の出場者が利用したものと変わらない。1週間に数回、5〜10分間を使って1組のトランプの順序を覚えるようにした。さらに、1から100までの整数を心の中でイメージや文字に関連付けて、数字の羅列を覚えやすくした。たとえば13は自分のガールフレンドだという。

 こうした努力は実を結んだ。フォア氏は、1組のトランプの順序を5分間で覚え、順番にできるだけ多く暗誦するトランプ記憶競技で米国新記録を作ったのだ。フォア氏は1組のトランプすべてを1分40秒で暗誦(写真)したが、今までの練習でもこれほどの記録は出したことがなかったという。

 フォア氏は、9月にマレーシアで開催される『記憶力世界選手権』には、もともと出場するつもりだった(本の執筆のための調査が目的だったそうだ)のだが、米国大会の優勝賞品には、世界大会に出場するための航空券も含まれている。

 「世界選手権で勝ち目があるとは思わない。あの大会の出場者と戦って勝ち残るなんて想像できない。1組のトランプを30秒ほどで覚えられる人たちなのだから」とフォア氏は話している。

 今回の競技会は特に劇的ということではなかったが、予選競技のそれぞれで記録が破られた。ランダムに生み出された数字を5分間で順序どおりにできるだけ多く覚えるスピードナンバー競技では、テキサス州ハーストのモーリス・ストロール氏が自己の記録を破る148点を叩き出し、1位になった。ストロール氏は決勝に進出した。

 今回初出場で決勝に残ったペンシルベニア州メカニクスバーグの17歳、エリン・ルーリーくんは2つの新記録を打ち立てた。1つは詩の暗誦競技、もう1つは人物写真を見てその人の名前を覚え、名前と顔を一致させる競技だ。

 ルーリーくんは、団体部門に出場したメカニクスバーグ地区高等学校チームのメンバーでもある。同校のチームは、昨年優勝したニューヨーク州ブロンクスのサミュエル・ゴンパーズ職業技術高等学校を破り、今年の優勝チームとなった。
 記憶力の訓練はとても貴重だとルーリーくんは話し、「学校でもとても役に立っている」と述べた。

[日本語版:平井眞弓/長谷 睦]
陸自が最新鋭戦闘ヘリ公開 三重の駐屯地

 陸上自衛隊は16日、最新鋭の装備を持つ戦闘ヘリコプター「AH64D」(通称アパッチロングボウ)を三重県伊勢市の明野駐屯地で報道陣や自治体関係者に公開した。
 100以上の目標を同時にとらえられる高性能レーダーや、複数の航空機や地上部隊と情報を共有するためのデータ転送システムを搭載。米陸軍も主力攻撃ヘリとして採用し、2003年のイラク戦争にも投入された。
 米ボーイング社が開発し、富士重工業がライセンス生産しており、1機の値段は約60億円。従来の対戦車ヘリと比べ、戦闘能力、情報能力とも大幅に向上しており、ゲリラや特殊部隊からの攻撃、離島への侵攻など新たな脅威への対処が可能になるとしている。
(共同通信) - 3月16日19時31分更新
◎キトラ古墳壁画、初の一般公開へ=はぎ取った白虎、明日香村で−文化庁
(時事通信社 - 03月16日 19:10)
 極彩色の壁画保存のためはぎ取り作業が行われた奈良県明日香村の特別史跡「キトラ古墳」(7世紀末―8世紀初頭)の壁画のうち、西壁の白虎が5月12〜28日、同村の奈良文化財研究所飛鳥資料館で展示されることになった。文化庁が16日発表した。同古墳の壁画が一般に公開されるのは初めて。

[時事通信社]
宇宙旅行 問い合わせ殺到、成約5件夢の宇宙旅行に問合わせ殺到
(ゲンダイネット - 03月17日 10:15)
 元ライブドア取締役・榎本大輔さん(34)が日本人初の民間宇宙旅行に出かけるのは来年9月。夢みたいな話だが、現在、こうした宇宙旅行“商品”は3つある。

 いずれも企画はアメリカのスペース・アドベンチャーズ。日本での窓口はJTBだ。

●宇宙体験旅行(10万2000ドル=約1224万円)

 旅客機の10倍の高度、音速の3倍以上のスピードで高度100キロまで上昇し、地球を宇宙空間から見下ろすツアー。「地球は青かった?」を体験できる。07年度から実用化予定で、日本人もすでに5人申し込んでいる。

●月旅行(1億ドル=約120億円!!)

 早くて08年度実用化の予定。まだ正式な受け付けはしていないが、ソユーズロケットに乗って地球から約38万キロ離れた月までの旅。道程は片道約3日間で、月の裏側を飛行した後、地球に帰還する。

●宇宙ステーション1週間滞在(2000万ドル=約24億円)
 ソユーズロケットで宇宙に飛び立ち、国際宇宙ステーション(ISS)に1週間滞在する。榎本さんが行くのがこれ。世界で4人目の旅行者だ。

「昨年の10月から宇宙旅行の販売を開始したところ、半年間で約600件もの問い合わせがありました。成約に至ったのは5件です。会社を退職した50〜60代の問い合わせが多く、20〜30代前半の若い人も半数を占めます。男女比は半々。20代のOLがポンと『宇宙体験旅行』に申し込んできたこともありました」(JTB広報)

 庶民も宇宙に行ける日が来るのだろうか? 「最新宇宙開発がよくわかる本」(中経出版)などの著書のある航空宇宙評論の中村浩美氏が言う。

「宇宙旅行が事業として採算ベースに乗るためには、30〜50人の旅客の乗れるスペースシャトルのような往還式のロケットの開発が必要。しかし技術開発に兆単位の金がかかるため、まだまだ時間がかかる。30年間で海外旅行がポピュラーになったようにはいきません」

 読者が生きているうちは無理のようだ。

【2006年3月14日掲載】
イルカの大量死、絶滅に瀕するタラ――海洋生物が直面する危機
ワイアード・ニュース・レポート

モーリタニア海岸にイルカ139頭などの死骸が漂着:西アフリカのモーリタニア南部の人里はなれた海岸に、ここ数日で100頭以上のイルカ、8頭のウミガメ、5頭の歯クジラのなかまの死骸が打ち上げられた。科学者たちは原因を特定できず、政府は危惧を募らせている。

 モーリタニア政府によると、国立の海洋漁業研究センターの専門家が現場に派遣されたが、死骸の腐敗が進みすぎていたため、標本を採取できなかったという。

 モーリタニアでは3年連続して、6月に海洋哺乳類の死骸が海岸に流れ着いている。しかし、イルカ139頭を含む今年の漂着数はとくに多いため、モーリタニア政府当局は懸念を表明している。

タラが15年で獲りつくされる:各国政府による漁獲制限が行なわれない限り、北大西洋のタラが15年以内に獲りつくされる可能性があるという。

 1970年には310万トンあったニシマダラの年間漁獲量は、2002年には89万トンまで減少している(PDFファイル)。

 「世界のニシマダラ漁獲量は、30年で70%も減少した。このままだと、ニシマダラは15年で獲りつくされてしまう」との警告を、国際的な環境保護団体『世界自然保護基金』(WWF)が今年5月に明らかにしている。WWFは、バレンツ海の漁業を共同管理しているロシアとノルウェーに対して、タラの漁獲制限を強化し、この海域でのあらゆる漁業について管理を徹底させるよう呼びかけた。

[日本語版:鎌田真由子/湯田賢司]
狂ったアシカが増加――海洋動物に広がる病気(下)
(Hotwired - 03月16日 17:55)
 (3/15から続く)

 また、交尾時に感染する病原体が引き起こすガンで死ぬアシカもいる。カポジ肉腫――エイズ患者にできやすく、死に至らしめる可能性のある腫瘍――を連想させるガンだ。

 フロリダ州では、ブレベトキシンの中毒によるマナティーの死が確認されている。ブレベトキシンは赤潮として知られる藻類の異常繁殖によって生成される毒だ。マナティーは空気中のブレベトキシンを吸い込むことで病気になるようだ。

 カリフォルニア州では、ラッコがトキソプラズマ症で死んでいる。トキソプラズマ症は、妊婦がネコの糞と接触すると胎児にまで感染することでよく知られている。

 トキソプラズマ症の感染については、ネコの糞にいた寄生虫が海に到達してラッコに感染したとしか考えられない。「人間のペットに由来するものが、人間だけではなく海の哺乳類にも影響を及ぼすことがある」と、カリフォルニア大学デービス校のパトリシア・コンラッド教授(病理学、微生物学、免疫学)は話す。

 研究者たちによると、こうした病気の増加につながる海の変化は、人間に責任がある可能性が高いという。しかし、実際にどのようなことが進行しているのか、正確には把握できていないのが現状だ。

 藻類の異常繁殖は、肥料の流失、気候の変化、乱獲などが原因として考えられる。ガンになるアシカが増えているのは、殺虫剤DDTのような汚染物質が影響している可能性もある。イルカなど海棲哺乳類の大量死は、繊維製品を燃えにくく、また汚れにくくするために使われる化学物質で説明できるかもしれない。

 それでは、ネコからラッコへの感染はどうだろう? この問題で人間が果たす役割は、はっきりとは見えてこない。トイレで流した飼いネコの糞が海にまで流れ込んでいるのだろうか? それとも、野良ネコの糞が雨水に流されていくのだろうか?

 コンラッド教授は、当面、飼い主はネコを屋外に出さず、トイレの砂はビニール袋に入れて処分するよう勧めている。

 海で増えつつある病気の原因は謎のままだが、確かなことが1つある――こうした病気が陸にも上がってきて、人間に打撃を与える可能性がある、ということだ。

 藻類の異常発生で生じたドウモイ酸が海産物を汚染し、それを食べた人間が病気になるかもしれない。フロリダ州の研究者たちは先月、呼吸器官の疾患で緊急治療室へ送られる症例の増加を赤潮と結びつける報告を行なった。もしかするとこれは、藻類の異常発生によって生じた刺激物が空気中に浮遊しているからかもしれない。

 安心できる話もないわけではない。研究者たちは、鳥インフルエンザに相当するもの――「魚インフルエンザ」とでも言うべきか――が海に潜伏し、人類を攻撃する時を待っているという心配はしていないようだ。海はたくさんの毒素を抱えているようだが、人間を死に至らしめる感染症の培養器としては最適ではない。

 それでもやはり、海が変化しているのは確かだ。「海の生態系には明らかに変化が見られる。それは、この素晴らしい青い海が、永遠に続くわけではないということを示している」と、ガランド氏は語った。

[日本語版:緒方 亮/高森郁哉]
プランクトンの中にもプラスチック
――深刻化する海洋汚染 Stephen Leahy

 国際連合は今年の『世界環境デー』が取り組むテーマとして、海を選んだ。海に大きな悪影響を及ぼしているものの一つが、身近な素材、プラスチックだ。

 国連のコフィー・アナン事務総長が発表した声明によると、プラスチックをはじめとする海に投棄されたごみが、毎年100万羽以上の海鳥と10万頭にのぼる哺乳動物やウミガメの命を奪っているという。

 死んだアシカ、イルカ、ウミガメなどの胃の中から、ビニール袋、プラスチック製のボトルキャップ、発泡スチロールでできたコーヒーカップがよく見つかる。世界環境デーにちなんだ会議に集まった参加者の多くは、海洋動物の死とプラスチックの関係について懸念している。4月には、オランダの科学者チームが北海のごみに関する報告書を発表し、フルマカモメ[カモメよりやや大型の海鳥で、北極圏周辺に分布]の胃に平均して30個のプラスチックが入っていたと報告している。

 非営利の環境団体『アルガリタ海洋研究財団』(カリフォルニア州ロングビーチ)のビル・マクドナルド副会長によると、海中では大きなプラスチックがクラゲやイカのように見え、小さな破片は魚の卵に見えるという。

 また、海中を撮影する映画制作も行なっているマクドナルド副会長は、アホウドリの親が遠くまで飛んでいって、プラスチック製のボトルキャップやライター、夜釣り用のプラスチック製発光器具などを巣に持ち帰り、ひな鳥にエサとして与えてしまうのを見たと語っている。

 「海中には驚くほど大量のプラスチックが存在する」と、マクドナルド副会長は言う。アルガリタ海洋研究財団の研究者はこの数年間、北太平洋の真ん中の広範な海域でサンプルを採取しており、藻類1キログラムに対し、6キログラムのプラスチックを発見している。

 世界中で毎年1億トンを超えるペレット状のプラスチックが生産され、自動車、コンピューター、パッケージ、ペンにいたるまで、ありとあらゆる製品に加工されている。

 米国海洋政策委員会の研究者アンジェラ・コリドア氏によると、海中に存在するプラスチックの約20%は、船舶や海上プラットフォームから投棄されたもので、残りは風や水によって陸上から運ばれたものだという。プラスチックを食べたり、プラスチック製品が体にからまったりして海洋動物が死ぬだけでなく、生息環境そのものがプラスチックによって悪化し、破壊される、とコリドア氏は指摘する。「魚にとっても人間にとっても良くない。汚れた海岸に行きたいと思う人はいないはずだ」

 また、ペレット状のプラスチックには、DDT、PCB(ポリ塩化ビフェニール)といった毒性の高い物質を引き寄せる性質があり、実質的には毒薬のようなものだ。日本の研究者たちによると、吸着された有毒物質の濃度は水中と比べて100万倍も高くなっているという。さらに、プラスチック自体からビスフェノールAのような内分泌撹乱物質[環境ホルモン]が溶け出す危険性もある。

 マクドナルド副会長は、カリフォルニア州オレンジ郡のプラスチック製品製造工場からこぼれ出したペレットの「吹きだまり」に出くわしたことがあるという。「強い風雨を受けて、ものの3分ほどでペレットの一部がすぐ側の小川に洗い流された」

 プラスチックの大半は生分解されないため、除去しないかぎり何百年でも海中にとどまり、どんどん小さく砕けていく。イギリスの科学者チームは最近、海中のいたるところに海洋の食物連鎖の要となるプランクトンの体内にさえ微細なプラスチック片が存在することを発見した。

 この科学者チームは、海中に存在するプラスチックの量が1960年代以降、少なくとも3倍に膨れ上がった点についても指摘している。これほどのプラスチックが海洋の生態系にどんな影響を及ぼすかは分かっていない。

 水産学を専門とする科学者として名高いランソム・マイヤーズ博士は、プラスチックによる海洋汚染が最大の問題ではないという見方だ。それでも、海洋の生態系に思いがけない影響を及ぼしている可能性はあると認めている。「海で起きていることを理解する人間の能力は、非常にお粗末なものだ。現在のところ、海洋にとっていちばんの脅威は、底引き網漁による乱獲と生息環境の破壊だ」

 海洋政策委員会は仮報告書の中で、米国の海岸と海洋を護るために残された時間は尽きかけていると警告している。同委員会は提案事項として、ホワイトハウス内に海洋委員会を設置すること、魚介類の乱獲を促進する計画に助成金を与えないこと、海洋研究への投資額を倍増することなどを求めた。

 海洋政策委員会のコリドア氏はこれらに加えて、海洋のごみを監視する米海洋大気局への資金提供を再開すべきだと主張している。

 アルガリタ海洋研究財団のマクドナルド副会長は次のように述べている。「われわれは毎年のように、海に関する悪い知らせを耳にしている。海が大きな問題を抱えている事実に、人間がようやく気づきはじめたのだ」


[日本語版:米井香織/湯田賢司]
初期宇宙の「インフレーション」の証拠を確認
(Hotwired - 03月17日 18:42)

 米国の宇宙物理学者チームが16日(米国時間)、宇宙がビッグバン後に急激に膨張したことを示す具体的証拠をつかんだと発表した。宇宙は、1秒の1兆分の1をさらに1兆分の1にしたほどの瞬時の間に、砂粒のような小さなものから、現在観測可能な領域以上の大きさに拡大したとする説を裏づける証拠だ。

 この「宇宙のインフレーション理論」は20年ほど前から唱えられているが、その直接的な証拠が確認されたのは、これがはじめて。

 また今回の発見は、非常に均質で高温なスープとして誕生した宇宙に、惑星や恒星や銀河を構成する物質がどのようにして形成されたのかを説明する理論の裏づけともなる。

 「インフレーションが実際どのように起こったのかを知るはじめての手掛かりを得られそうだ」と、全米科学財団(NSF)の数学・物理科学部門の副責任者であるマイケル・ターナー博士は述べた。「間違いなく驚くべき発見だ」

 コロンビア大学の理論物理学者、ブライアン・グリーン博士も、「今回の観察結果はめざましいもので、その結論は実に素晴らしい」と述べた。

 研究者たちは、宇宙全体に広がるかすかな輝き観察することで、インフレーションの証拠を見つけた。この輝き――宇宙マイクロ波背景放射――が生じたのは、宇宙誕生からおよそ30万年たった頃で、インフレーションが起こったずっと後のことだ。

 だが、古生物学者が化石からはるか昔に絶滅した生物について知るように、宇宙マイクロ波背景放射のパターンから、それ以前に起こったことに関する手掛かりを得ることができる。宇宙物理学者が特に興味を持っているのは、マイクロ波背景放射の画像をでこぼこに見せているわずかな明るさの変化(温度の揺らぎ)だ。

 研究チームは、プリンストン大学で行なわれた記者会見で、揺らぎの新しい測定結果を発表した。この測定は、2001年に米航空宇宙局(NASA)が打ち上げた『ウィルキンソン・マイクロ波非等方性探査衛星』(WMAP)を使って行なわれたものだ。

 WMAPのデータを使ったこれまでの研究で、宇宙の誕生は137億年(プラスマイナス数十万年)前と推定されている。また、WMAPの観測から、宇宙マイクロ波背景放射の揺らぎは全天に広がっていることもわかっている。こうした観察結果はインフレーションを強く示唆しているが、決定的証拠ではなかったと、ターナー博士は述べた。ターナー博士は今回の研究に携わっていない。

 今回の新たな分析では、以前より小さな範囲でマイクロ波背景放射の揺らぎを調査した――これまでの数千億光年という範囲ではなく、数十億光年の範囲だ。

 インフレーションがなければ、狭い範囲での揺らぎは、広い範囲での観察と同じになるはずだが、今回の調査で、揺らぎの大きさにかなりの違いがあることがわかった。

 「このデータはインフレーション理論を裏付けている」と、発表を行なったジョンズ・ホプキンズ大学の宇宙物理学者、チャールズ・ベネット博士は述べた。今回の研究には、プリンストン大学のライマン・ペイジ博士とデビッド・スパーゲル博士も協力した。

 ベネット博士は、「宇宙の最初の1兆分の1秒の間に起こったことについて何かを語れるとは、まったくの驚きだ」と語った。

 研究チームによると、マイクロ波背景放射に見られる小さな揺らぎは、インフレーションの最中にできはじめたという。これらが、最終的に星や銀河の形成につながったのだという。

 観測結果は、『天体物理学ジャーナル』誌に掲載される予定。

[日本語版:天野美保/岩坂 彰]
銀河系近くで「赤ちゃん銀河」多数発見
Amit Asaravala

 米航空宇宙局(NASA)は21日(米国時間)、観測衛星『銀河進化探査機』(Galaxy Evolution Explorer:GALEX)が、われわれの銀河系のかなり近くで30個以上の大質量の「赤ちゃん銀河(写真)」を発見したと発表した。

 GALEXが発見した銀河は、年齢が1億〜10億歳で、地球からおよそ20億〜40億光年の場所にあると推定されている。過去の例では、これほど若い大質量銀河は、100億光年ほど離れた場所で見つかっていた(光年とは光が1年間に進む距離を基準とした距離の単位で、1光年は約9兆4600億キロメートルにあたる)。これほど距離があると、銀河が放つ光や化学組成を示すスペクトルは、地上の天文台や地球の周回軌道をめぐる観測衛星に届くときには非常に弱くなり、詳細な研究は行なえなくなる。

 しかし、今回のGALEXの発見は、われわれの銀河系推定100億歳のような銀河の誕生に関する貴重な情報の掘り起こしにつながるのではないかと、科学者たちは21日の記者会見で期待を語った。

 ジョンズ・ホプキンズ大学天体物理科学研究所のティム・ヘックマン所長は次のように述べた。「これらの銀河は、われわれに素晴らしい研究の機会を提供する。銀河が誕生する過程を間近で直接的に研究できるだろう。まるで、窓から外を見て、すぐそばを歩いている恐竜を観察するようなものだ」

 地球を周回するGALEX(CG画像)は、紫外線の特に明るい点を求めて宇宙空間をスキャンし、これらの赤ちゃん銀河を見つけた。紫外線は、若い銀河の中で星が形成されるときに放射され、銀河が年をとって星が安定すると弱まる傾向にある。

 今回発見された銀河は、これまでに発見された「新生児たち」より数倍銀河系に近いので、『ハッブル宇宙望遠鏡』や『チャンドラX線観測衛星』など地球の周回軌道上にあるさまざまな観測衛星を使って詳細に研究できる。

 カリフォルニア大学バークレー校の特別研究員、アリス・シャプリー博士は次のように語る。「GALEXが発見したこれらの新しい銀河は、あらゆる点で早い時期の宇宙に存在した若い銀河に似ている大きさ、星を形成する速度、銀河内の星の年齢、全体の質量など、共通点が多数存在する。しかし、他と異なるのは、これらの銀河がわれわれの銀河系に非常に近いため、星や銀河の形成に伴うプロセスについてのきわめて詳細な情報が得られることだ」

 GALEXは2003年4月28日に、フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。このミッションの最終目標は、全天で可能な限り多くの銀河を見つけ、それらを天体図に組み込むことだ。

 プロジェクトに関わる科学者たちは、GALEXが29ヵ月間のミッションを終えるまでに、大質量の赤ちゃん銀河をさらに数十個発見できるとの見通しを述べた。

 「これは『干し草の山の中から針を探す』ような作業であり、われわれは今回初めて成果を上げた」とヘックマン所長は語った。


[日本語版:天野美保/高森郁哉]
○肉用種で初のBSE=長崎の黒毛和牛−国内24頭目、92年生まれ
(時事通信社 - 03月17日 16:17)
 厚生労働省は17日、長崎県壱岐市で飼育された黒毛和種の14歳の雌牛がBSE(牛海綿状脳症)に感染していたと発表した。国内で感染が確認されたのは24頭目。これまでの23頭はすべてホルスタイン種で、肉用種では初めて。

 この牛は、1992年2月生まれで繁殖用。妊娠中の3月2日に起立不能となり、分娩(ぶんべん)後の同13日に病畜として佐世保市の食肉センターに搬入された。解体後の検査で大腿(だいたい)骨骨折が確認された。

 同市食肉衛生検査所での1次検査(スクリーニング検査)で陽性反応が出たため、東京都新宿区の国立感染症研究所で精度の高い確定検査を実施。その結果を受け、17日午後の専門家会議で確定診断された。病原体のプリオンたんぱくの特徴が従来型と異なる「非典型例」で、イタリアで見つかった非典型例の特徴に似ているという。

 これまでに確認された国内の感染牛は、すべて95年以降に生まれていたが、それ以前でも感染していたことが明らかになった。今後、一緒に育てられた牛などの疫学調査を行い、感染経路を調べる。

 この牛の肉や内臓はすべて焼却処分されるため、市場には出回らない。これまでに10度出産しているが、BSEは母子感染しないとされる。 

[時事通信社]
◎僧侶9000人、社会の平穏祈る=タイ
(時事通信社 - 03月26日 11:41)
 【バンコク25日時事】タイのタクシン首相支持派と辞任を求める反首相派がたびたび大集会を開いているバンコクの王宮前広場で25日、僧侶約9000人が集まり、社会の安定と平穏を祈った。

 祈とう式は政府が主催し、午後6時(日本時間同8時)に開始。えんじ色やオレンジ色の法衣に身を包んだ僧侶らは、広場に並べられた9000席のいすに着席。広場前のステージに安置された黄金の仏像に向かって両手を合わせ、一斉に厳かな読経の声を響かせていた。 

[時事通信社]
◎全面復旧、次のノーベル賞期待=スーパーカミオカンデ−岐阜

(時事通信社 - 04月07日 18:21)
 宇宙から飛来する素粒子「ニュートリノ」を、岐阜県飛騨市の神岡鉱山地下の巨大な水槽内に設置した多数の「電球」で観測する東京大の「スーパーカミオカンデ」が、4年半前に電球の6割が割れた事故からほぼ全面復旧し、7日、報道陣に公開された。今後注水し、6月末ごろ本来の性能で観測を再開する。

 東大の鈴木洋一郎宇宙線研究所長は「世界では新しい実験データが出る中、じだんだを踏んでいた。トップランナーとして走りたい」と話した。

 前身の「カミオカンデ」では、小柴昌俊東大名誉教授が超新星からのニュートリノを初観測し、ノーベル物理学賞を受賞した。

 スーパーカミオカンデでも、事故前にニュートリノの質量を発見したほか、2009年からは茨城県東海村の大強度陽子加速器施設(J−PARC)から発射される人工ニュートリノの観測実験が始まり、次のノーベル賞への期待が膨らむ。 

[時事通信社]
環境悪化?毒殺?携帯のアンテナ?スズメ大量死の怪
(夕刊フジ - 04月12日 18:28)

 専門家も首かしげ 北海道旭川市を中心に昨年末から今月にかけ、大量のスズメが死んでいるのが発見され、謎を呼んでいる。把握されているだけで800羽以上に上るが、今のところ鳥インフルエンザは検出されていない。環境悪化説も出るが、「北海道」「スズメ」と限定された珍事だけに、専門家も「前代未聞」と首をかしげている。

 「朝起きて庭を見ると、スズメがたくさん死んでいる。そんなことが昨年12月末から1月いっぱい続いた」と話すのは、旭川市の主婦(62)。野鳥好きの主婦は庭の6つの巣箱でパンくずや米などを与えていた。


 「元気がないのもいて、何度も木に飛び乗ろうとしても乗れず、せめて太陽のあたる暖かいところに行こうとしていました」(主婦)。今冬は特に気温が低かったというわけではないが、例年よりも日中は寒い感じがした。「家の中に入れてやったりしたのですが、それでもあっという間に死にました」(同)。
 2月には、やむを得ず巣箱を撤去。すると「それぞれに20羽ほども死骸(しがい)が入っていました」という。「何か地震とか、良くないことでもあるのかしら」と心配顔だ。


 「同様の報告は何件もあり、旭川市内だけで約400羽、札幌、室蘭などでも計200羽の死骸が確認されています」とは、上川支庁自然環境係。いずれも住宅街だったため、北海道大学など2施設に死骸の調査を依頼した。だが、「外傷はなく、栄養状態も問題なく、ウイルスも検出されなかった」という。

 「今年はスズメを見かけないとの連絡は、札幌市内を中心に毎日寄せられています」とは、日本野鳥の会札幌支部。都市部の鳥に詳しい北海道東海大非常勤講師の竹中万紀子さんも「スズメは今、繁殖期だが、姿をほとんど見かけない。ほかの鳥はさほど少ないという印象はないのですが」と心配する。「気候などの目立った変化は感じられない」という。

 「秋の終わりにヒョウなどが降り、その年に生まれた若鳥の群れが大量死したとの報告や、餌付けされているスズメが腐った果物を食べて死んだ例は聞いたことがあるが、長期にわたるのは聞いたことがない」

 こう解説するのは、スズメの生態に詳しく『わたしのスズメ研究』などの著書もある佐野昌男さん。「原因は全く思いつかない」と首をかしげる。不可解なスズメの連続・大量死。“毒殺”など人為的にしても少々地域が広く、時期も長い。

 昨年11月は中国でベンゼン工場が爆発。松花江に有害物質が流出し、オホーツク海に到達するとの懸念も出ていた。だが、最も大量の死骸が確認されている旭川は内陸で、影響があったとは考えにくい。北海道ではこの春、油にまみれた海鳥が大量に漂着したが、北海道庁によると、「ほかの動物の大量死は聞いていない」という。

 スズメの突然消滅は5年ほど前、ロンドンでも報告された。日本のスズメとは厳密には違う種類というが、ロンドンでは5年ほどで75%も減少。伝染病説、地球温暖化説からチェルノブイリ原発事故の影響説、果ては激増していた携帯電話の中継アンテナまで“悪者”にされたが、特定には至らなかった。

 日本野鳥の会の安西英明主任研究員は「野鳥のことは、(身近な)スズメでさえわかっていないことが多い」と話しているが…。
●ラブロック本人の論説記事
1/16James Lovelock: 地球は10万年も続くかもしれない熱病に罹りつつあるThe Earth is about to catch a morbid fever that may last as long as 100,000 years
http://comment.independent.co.uk/commentators/article338830.ece
−−−−全文訳ここから(by ritaさん)
若い婦人警官が自分の仕事のもたらす使命感に大喜びしているところを想像してみてください。次に、その警官が、行方不明の子供が近くの森で殺されて見つかったと家族に告げなければならない場面を想像してください。任命されたばかりの若い医師でもいいでしょう。活発な腫瘍が転移して広がっていることが検査でわかったと患者に告げなければならない場面を想像してください。医者や警官なら、惨い真実を告げられて、なかには無為に否定しようとする人もいますが、たいていの人は威厳をもってそれを受け入れるということを承知しています。

反応がどうであれ、悪い知らせをもたらす任務に慣れてしまうということはめったになく、その任務をほとほと嫌悪する人もいます。私たちは死刑を宣告するすさまじい責任を裁判官から取り除きましたが、裁判官には、少なくとも、死刑を宣告することを道徳的に正当化することがしばしば許されていました。医者や警官には、義務から逃れる術がありません。

この文は、同じ理由で、これまででもっとも書きづらいものです。私のガイア論は地球がひとつの生物であるかのように振舞うということですが、生き物は何でもそうですが、健康なこともあれば、病気にかかることもあります。ガイアのおかげで、私はこの惑星の医者を任じてきました。私は自分の任務を軽々しくは考えていません。そして、今、私自身、悪い知らせを告げなければなりません。

世界中にある気候観測所は病院における病理学研究室のようなもので、地球の健康状態を報告します。気候の専門家は、地球が重態であり、これから10 万年続くかもしれない熱病にかかろうとしていると診断しています。私は地球家族の一員として、地球の親密な一部として、これを読んでいる人や文明が重大な危機にあることを告げなければなりません。

私たちの惑星は、動物と同じように、誕生から30億年以上のほとんどのあいだ、ほかの生物が住めるように自らの健康を保ってきました。運が悪いことに、私たちが汚染を始めたのは、ちょうど太陽が過熱する時代でした。ガイアは私たちのおかげで熱病にかかり、すぐに、状態が悪化して昏睡状態に陥ることでしょう。ガイアが熱病にかかって昏睡状態に陥ることは以前にもありましたが、その時は回復に10万年以上かかりました。これは私たちの責任であり、そのつけも私たちが払わなければなりません。21世紀が深まるに連れ、冷涼地帯では8℃、熱帯では5℃、気温が上がるでしょう。熱帯ではほとんどの土地が低木の薮と砂漠に変わり、すでに食料生産のために切り開かれている地表の4割の土地に加え、これらの土地は温度調節の用をなさなくなるでしょう。

奇妙なことですが、地球温暖化は、北半球のエアロゾル汚染が日光を宇宙に向け反射するおかげで、抑制されています。しかし、この「グローバル・ディミング(地球漸暗化/薄暮化)」は一時的なものであり、数日のあいだに煙のようになくなってしまい、私たちは地球規模の温室の熱にさらされることでしょう。私たちは煙によってかろうじて冷やされた虚構の気候のなかに暮らしており、今世紀が終わるまでに10億人以上が死に、かろうじて我慢できる気候の残る北極圏で何組かのカップルがほそぼそと生き残っているだけでしょう。

地球が自らの気候や構成を調整することを理解せずに、人間は自分達にそれができるかのように勘違いし、自らの手でそれをやろうとするへまをしでかしました。そのおかげで、人間は自らを最もひどい奴隷制に突き落としました。地球のかじ取りを気取るなら、大気や海洋、地表を生物が住めるように保つ責任があります。それをガイアは人間にこれほど手酷く扱われるまで、私たちのために気前よくやってくれたことですが、人間の手には負えない任務であることがすぐにわかるでしょう。

それがどれほど不可能なことであるのか、自分自身の体温がどう調節され、血液の成分が調節されるのか、考えてみてください。腎臓疾患のある人は御存じのように、毎日毎日、水や塩、タンパク質の摂取の調整に砕身しなければなりません。透析による技術的な治療は助けにはなりますが、健常な腎臓の代わりにはなりません。


私の新刊、「ガイアの復讐」はこれらの考えを追求するものですが、科学が地球の本質を認識するのに何故こんなに時間がかかったのかと読者は疑問に思うかも知れません。その理由は、ダーウィンの提示した考え方が非常に優れており、しかも明確であり、それを理解するのにこれだけの時間がかかってしまったからだと思います。ダーウィンの時代には、大気と海洋の化学についてほとんど知られていませんでした。有機体は環境に順応すると同様に、まわりの環境を変えるのかどうか、彼の時代にはそんなことを疑う理由はほとんどなかったでしょう。もし当時、生命と環境の密接な関係が知られていれば、進化というものが有機体だけではなく、惑星の表面全体にも及ぶということをダーウィンは見抜いたに違いありません。そうであれば、私たちは地球をまるで生物のように見なしたはずで、自分達の腹を満たしたり、家の調度のためだけに、地球の皮膚である森林や海洋の生態系を使ったり、空気を汚すことはできないと悟ったかもかもしれません。それらの生態系は地球という生き物の一部であるから、手を触れないでおこう、そう本能的に悟ったかも知れません。

さて、私たちはどうしたらいいのでしょう。まず最初に、変化のすさまじいペースを自覚し、残された時間がほとんどないことを肝に命じなければなりません。そして、それぞれの社会や国は手に残された資源をうまく使って、文明を長もちさせる方法を探らなければなりません。文明というものはエネルギー集約的であり、スイッチをオフにすれば墜落してしまいます。ですから、動力に頼りながら降下していく安全策が必要になります。英国諸島についていえば、私たちは自分達だけのことではなく、人類すべてについて考えるのに慣れています。環境の変化はグローバルですが、その結果について、私たちはここ、イギリスで立ち向わなければなりません。

残念ながら、私たちの国はまるでひとつの大都会であるかのようにまで、都市化してしまい、農地や林はわずかな面積しか残されていません。我々の暮らしは世界との貿易に依存しています。しかし、気候変動のおかげで、食料や燃料を定期的に手に入れることはできなくなります。

私たちの食事のレベルを第二次世界大戦当時に落とせば、国民を養うだけの食料は生産できるでしょうが、バイオ燃料用だとか、風力発電用の土地が余分にあると考えるのは滑稽です。私どもは生き残るために最善をつくすでしょうが、悲しいことに、アメリカや経済発展途上の中国やインドなど、温暖化ガスの主な生産国が期限以内にそれを削減するとは思えません。最悪事態が起こり、生き残る者は物凄い気候に順応しなければならないでしょう。

恐らく最も悲しいことは、人間と同等かそれ以上のものをガイアも失うということです。野生の生命体や生態系が絶滅するだけでなく、人間の文明という貴重な資源も惑星は失います。人間はただ病原であるだけではありません。人間は知性とコミュニケーションを通し、惑星の神経系を成しています。私たちを通して、ガイアは宇宙から自分の姿を眺めることができ、宇宙における自分の場所を知り始めるのです。

人間は地球の疾患ではなく、地球の心であるべきです。私たちは人間のニーズや権利だけを考えるのをやめ、生きている惑星、地球を痛めつけてきたこと、ガイアとの和解が必要なことを勇気を持って直視するべきです。うちひしがれ、残虐な軍閥に率いられる烏合の衆になる前に、まだ交渉する力があるうちに、それをしなければなりません。特に、我々が肝に命じなければならないのは、人間は地球の一部であり、まさに地球が我々の家だということです。
<シャトル>正体不明の周辺物体調査へ アトランティス
(毎日新聞 - 09月20日 10:41)
 【ワシントン和田浩明】機体周辺に正体不明の物体が漂っているために着陸を1日延期したスペースシャトル「アトランティス」について、米航空宇宙局(NASA)は19日夜(日本時間20日朝)、機体の損傷の有無を改めて検査すると発表した。問題がなければ、21日午前6時20分過ぎに、ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)に着陸を試みる。

 会見したヘール・シャトル計画部長によると、問題の物体は、帰還準備のため姿勢制御用スラスターのテストを行った後で発見された。大きさや重量、材質などは不明。耐熱タイルなど大気圏再突入時の摩擦熱から機体を守る装備に影響がないかを確認するため、19日深夜からロボットアームのカメラなどを使って機体下部を調べる。検査が長期化すれば、さらに1日帰還を延長する可能性もある。損傷があり安全な帰還に問題があると判断すれば、船外活動での修理や、国際宇宙ステーションに戻って救出を待つ選択肢もありうる。
安倍首相「任期中に、憲法改正を目指す」
(読売新聞 - 11月01日 01:12)
 安倍首相は31日、首相官邸で米CNNテレビと英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューに個別に応じた。内閣広報室によると、首相はインタビューで、憲法改正について「自民党総裁任期は3年で2期までしか務められない。自分の任期中に憲法改正を目指したい」と述べ、今後6年間に自らの手で憲法改正の実現を目指す考えを示した。

 また、「時代にそぐわない条文として典型的なものは9条だ。日本を守る観点や、国際貢献を行う上で改正すべきだ」と述べ、9条改正の必要性を指摘した。

 安倍首相は就任後、憲法改正について所信表明演説で「与野党で議論が深められ、方向性が出てくることを願う」と述べるなど、踏み込んだ発言を控えていた。
「終末時計」核拡散と温暖化で残り5分に


人類滅亡まで5分。5年ぶりに針が進められた「終末時計」=AP 【ワシントン=増満浩志】核戦争による人類滅亡までの残り時間を示す「終末時計」が17日、「残り7分」から2分進められ、「残り5分」となった。

 時計を管理する米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」(原子力科学者会報)が発表した。

 針が進んだのは5年ぶりで、冷戦終結後では4度目。同誌は、針を進めた理由として、北朝鮮とイランの核開発や核拡散への懸念ほか、米国とロシアに依然として約2万6千発の核兵器があることをあげ、「第二次核時代の瀬戸際に立っている」と警告した。さらに地球温暖化の進行も、人類の破局へ近づいた理由に挙げた。

(2007年1月18日10時21分 読売新聞)
YOL内関連情報
攻撃受ければ世界中で反撃=最高指導者が警告−イラン
(時事通信社 - 02月08日 23:10)
 【カイロ8日時事】イランの最高指導者ハメネイ師は8日、イランが攻撃された場合、侵略者とその世界中の権益に全面的反撃を加えると警告した。国営テレビが伝えた。

 同師は「いかなるイランへの侵略も、侵略者とその世界中の権益に対するイラン国民からの全面的な反撃を招くことを敵はよく理解している」と語った。

 イランの核開発計画の進展を背景に、米国やイスラエルによるイラン攻撃の可能性をめぐる報道が最近、再び活発化している。ハメネイ師の発言はこれをけん制したとみられる。 

[時事通信社]
これも暖冬?まばらな流氷、衛星画像に…北海道沿岸


北海道のオホーツク海沿岸の衛星画像。白く見えるのが流氷、中央右の海域の縦筋は雲=NASAホームページから 北海道のオホーツク海沿岸に近づく流氷が今年は極めて少ない様子を、米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星が鮮明にとらえた。

 流氷はこの時期、サハリン東岸に沿うようにオホーツク海を南下し、北海道に接岸する。

 ところが、NASAが1日に撮影した衛星画像によると、北海道沿岸にまで接近している流氷はまばら。

 2004年の同じ時期には、サハリンから北海道まで流氷で埋め尽くされていた。網走地方気象台によると、紋別市は平年より25日遅い2日に流氷接岸初日を迎えたが、これは1959年の統計開始以来3番目に遅い記録という。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の地球観測の専門家は「サハリン付近の流氷は平年と変わらないが、北海道沿岸は確かに少ない。暖冬の影響かもしれない」と分析を続けている。

(2007年3月4日3時6分 読売新聞)
<ソロモン地震>停電、電話回線不通 高さ3mの津波も
(毎日新聞 - 04月02日 13:11)
 「高さ3メートルの津波が押し寄せた」「複数の村がまるごと流された」−−。2日朝、南太平洋のソロモン諸島で起きた地震は、被災地から断片的ながらも衝撃の大きさを知らせる情報が相次いだ。被害の大きい同国西部は停電し、電話回線もほとんど通じない状況だ。日本では現地に滞在する出張者の家族らが、口々に安否を気遣った。

 首都ホニアラにあるキング・ソロモン・ホテルによると、被害が大きい西部州の海岸沿いにある系列の「ギゾ・ホテル」では、高さ約3メートルの津波が押し寄せた。職員との連絡はほとんど取れない。

 ソロモン諸島で、旧日本軍兵士の遺骨収集活動をしている「全国ソロモン会」(東京都日野市)の菊本享事務局長(80)は、TBSの取材スタッフら4人とともに先月30日に現地入り。妻悦子さん(70)によると、1日からパプアニューギニアの東端にあるブカ島に入り、7日に帰国予定だ。しかし、2日午前10時現在、安否確認が取れないという。

 ソロモン諸島北部のマライタ島では、NPO法人「エーピーエスディ(APSD)」(本部・神奈川県相模原市)が地元住民に環境にやさしい農業の指導をしている。代表の伊藤健治さんによると、現地スタッフの白藤謙一さんから「ゆっくりした大きな揺れを長く感じた」と連絡があり、スタッフ2人の安全を確認した。

 ホニアラの日本大使館は「複数の村がまるごと流されたという情報もある。震源地周辺にいる日本人の安全は確認されたが、残りの在留日本人の安否確認を急いでいる」と話した。

 国際協力機構(JICA)のソロモン駐在員事務所によると、ウエスタン州に派遣されている青年海外協力隊2名のうち、1人はホニアラに滞在。もう1人は同州のムンダにいたが、電話で無事を確認した。チョワスル州にいる隊員の無事も確認した。【田中泰義、鈴木玲子、平川哲也】
<黄砂>西日本の広い範囲で観測
(毎日新聞 - 04月02日 14:31)
 西日本の広い範囲で2日、黄砂が観測された。大阪管区気象台によると、大阪市内の地上での視界は通常10〜20キロだが、この日は午前9時現在、約3キロとなった。この状態は3日にかけて続くという。黄砂の観測日数は近年増えており、環境省は今月中旬から全国9カ所の黄砂の量をインターネットで常時公開する。

 黄砂は、中国大陸のゴビ砂漠などから、強風で舞い上がった黄色い砂の粒が、日本などに飛んでくる現象。この日、大阪市内では朝から空一面にガスがかかったような状態になり、大阪市内の高層ビルの姿も砂にかすんだ。

 環境省が公開するのは、上空6000メートルまでの黄砂量と高度ごとの分布を示すグラフ。同省のホームページに掲載し、1時間ごとに更新する。観測地点は札幌市、仙台市、富山県射水市、松江市、長崎市など。黄砂の観測日数は03年が15日、04年が31日だったが、05年43日、06年42日と増えており、一般から問い合わせが相次いでいるため、公開することにした。同省などは「黄砂は2〜5月に多く発生し、今年も昨年並みとみられる」と予想している。【今西拓人、田村晃一】
自殺対策大綱 取り組み次第で予防できる

(読売新聞 - 04月24日 01:51)

 日本の年間の自殺者は約3万人で、交通事故による死者の4倍に及ぶ。自殺予防を国民的な課題として、積極的に取り組んでいく必要がある。

 内閣府が設置した有識者による「自殺総合対策の在り方検討会」が自殺者を減らすための提言をまとめた。

 昨年施行された自殺対策基本法は、政府の自殺対策の指針となる大綱の策定を義務づけている。政府は報告書に基づき大綱案をまとめ、6月までに閣議決定する予定だ。

 人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺率は24で、主要8か国(G8)の中でロシアに次いで2番目の高率だ。

 報告書は、国民が自殺について正確な知識を持つよう、国や地方自治体が、あらゆるレベルで教育活動、広報活動を実施する必要があるとしている。

 自殺する人の95%以上が、うつ病などの精神病にかかっているとする世界保健機関の調査報告がある。しかし、実際に自殺前に医師や家族、友人らに相談を持ちかけるケースはごくわずかだ。

 周囲の人が、うつ病の症状についての理解を深め、自殺のサインに早く気付けば、早期発見、早期治療につながる。

 特に日本の自殺率は、バブル崩壊で不況が深刻となった1998年に急上昇して以来、高い水準で推移している。

 報告書は、職場での心の健康への取り組みが、特に中小の事業所で遅れているとし、商工会議所などを活用した支援策の拡充などを提言している。

 30歳未満の青少年の自殺は、全体の10%程度だ。特に思春期は精神的に不安定な状況に陥りやすい。命の大切さを伝える教育や、自殺サイトへのアクセスを防ぐ手段の普及啓発も求めている。

 自殺のより詳細な実態調査、自殺者の家族への支援、自殺未遂者へのケアなどが必要なことも盛り込まれた。

 かつては自殺率が高かったフィンランドでは、政府の総合的な自殺対策の結果、90年から10年間で、自殺率が30から22に下がった。遺族への面接に基づく原因分析や、うつ病の知識を普及させるキャンペーン活動などが功を奏した。

 人口約3000人の新潟県、旧松之山町(現十日町市)では、県のモデル地区として地域をあげて自殺予防の啓発活動に取り組んだ。75年〜85年に3・3人だった65歳以上の年間自殺者は、86年〜2004年には、1・5人に減少した。

 これらの事例は、取り組み次第で自殺は予防出来ることを示唆している。

 こうした実例を、日本の都市社会での自殺対策にどのように生かして行くか。さらに知恵を絞っていきたい。
5185頭で過去最多に=06年度のクマ捕獲−環境省

(時事通信社 - 04月23日 17:10)
 環境省は23日、ツキノワグマとヒグマの2006年度捕獲・人身被害状況(速報値)をまとめた。人里に出没するなどして国内で捕獲されたのは5185頭で、統計の残る1923年以降では過去最多を記録。144件の人身被害が発生し、被害者数は150人(うち5人が死亡)に上った。 



[時事通信社]
赤ちゃんポストに新生児、運用開始から4人目
(読売新聞 - 07月06日 14:52)
 熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)が運用する「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」に生後間もない女の赤ちゃんが預けられていたことが6日、関係者の話でわかった。

 5月の運用開始から4人目で、赤ちゃんポストが目的とした生後1か月以内の新生児の預け入れは初めて。

 関係者によると、預け入れがあったのは5日午前4時ごろ。生後10〜20日ほどとみられ、健康状態は良好という。赤ちゃんポストは、運用初日の5月10日に3歳前後の男児、6月12日に生後2か月ほどの男の赤ちゃん、同15日には男の赤ちゃんが預けられており、病院の「1年に1人あるかどうか」との想定を上回っている。
<大雨>九州などで降り続く 熊本県で1万人避難勧告
(毎日新聞 - 07月07日 11:59)


孤立した地区からヘリコプターで救出され、避難所の砥用小グラウンドに降ろされる住民=熊本県美里町で7日午前10時13分、矢頭智剛撮影


 梅雨前線の停滞に伴う大雨は、7日午前も九州・山口地方で降り続け、降り始めからの総雨量は多いところで400ミリに達した。雨は同夜にかけて降り続く見込み。地盤の緩みが目立つほか、熊本、福岡両県などで水位が上昇している河川もあり、土砂災害などに注意を呼びかけている。

 山間部の集落の孤立や土砂崩れなどの被害が出ている熊本県は7日午前8時40分、庁内に災害対策本部を設置した。県によると、午前10時すぎ時点で県中部を中心に、熊本市など6市町村の3399世帯(計1万125人)に避難勧告が出ている。

 同県美里町の4地区が道路寸断で孤立。計72世帯(約180人)が救出を待っている。県のヘリコプターが午前9時過ぎから現地に飛び、救出作業を始めた。

 熊本市は、北西部の河内地区で土砂崩れの危険が高まったとして計3007世帯(約9000人)に避難勧告を出した。

 八代市泉町の県立八代農高泉分校は、道路寸断で孤立状態となり、生徒61人と職員11人が学校で一夜を明かした。

 このほか、7日午前4時半ころ、阿蘇市一の宮町坂梨の国道265号で道路が約20メートルにわたって崩落、乗用車など2台が滑り落ちるように約150メートル下に転落し男性計3人が軽いけがをした。【笠井光俊、石川淳一】
シベリアで凍結マンモス発見…ほぼ無傷・生後1年ほどの雌
(読売新聞 - 07月06日 22:12)
 【モスクワ=瀬口利一】ロシア西シベリアの北極圏を流れるユリベイ川付近で約1万年前に絶命したとみられる生後1年ほどの雌の凍結マンモスがほぼ無傷の状態で見つかった。

 タス通信などによると、場所はカラ海に突き出たヤマル半島の永久凍土地帯。今年5月、現地のトナカイ飼育業者が偶然見つけた。体長約130センチ、体重約50キロ。鼻や目が良好な状態で保存され、体毛も残っている。近くのサレハルドで5日、内外の専門家が会合を開き、雌の幼体と確認した。

          ◇

 今後、マンモスは日本に輸送され、研究実績のある東京慈恵会医科大・高次元医用画像工学研究所(東京都狛江市)が、CTスキャンで体内の構造を解析する。同研究所の鈴木直樹所長は「全身がそろった状態での解析は初めてで、体内の構造や生態などの全容解明につながる」と話している。
<米国>ゴールドマン社狙うテロ脅迫状 新聞9社に届く
(毎日新聞 - 07月07日 01:51)
 【ワシントン和田浩明】米証券大手ゴールドマン・サックス社で「数百人が死ぬ」などと書かれた手紙が全米9社の新聞社に郵送された。米CNNテレビなどが6日、報じた。赤インクで書かれたこれらの手紙には国際テロ組織アルカイダとの関連をうかがわせる「A・Q・U・S・A・」とのサインがあった。米連邦捜査局(FBI)が脅迫の疑いなどで捜査している。

 手紙には「われわれは内部にいる。われわれを止めることはできない」などの文言もあった。受け取ったニュージャージー州の新聞社によると、手紙にはニューヨーク州クイーンズで6月27日に投函(とうかん)されたことを示す消印があった。CNNによると、他に中部インディアナ州とアイダホ州や南部テキサス州の新聞社に郵送された。ゴールドマン・サックス社はCNNに「当局の捜査に協力している。脅威に対抗する、幅広い措置を取っている」などと語った。
甘利経産相、「火災想定、甘かった」=原発の消防力強化を−中越沖地震
(時事通信社 - 07月17日 13:03)
 甘利明経済産業相は17日の閣議後会見で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)で起きた変圧器火災への対応が遅れたことについて「火力発電所に比べ、原発の火災に対する想定が若干甘かった。自力で消火できるような体制を取ってもらいたい」と述べ、地震時の消火対策の強化を求めた。



 甘利経産相は同社の火災への対応や、放射能を含んだ水漏れの公表などの遅れについて「一生懸命対応しようとしたのは事実だが、紙の上でマニュアルを決めても慌ててしまうというのが今回の教訓」と指摘。「事が起きても動揺しない精神的な訓練をやってほしい」と求めた。 



[時事通信社]
日経平均、小幅安=復興関連株は値上がり−東京株式
(時事通信社 - 07月17日 13:02)
 新潟県中越沖地震発生から一夜明けた17日の東京株式市場は、「地震による経済への影響は限定的」(大手証券)とされ、小幅安にとどまった。日経平均株価の午前の終値は前週末比45円70銭安の1万8193円25銭と反落した。



 銘柄別では、新潟県に地盤を置く中堅建設や道路、セメント、住宅メーカーといった復興関連株の値上がりが目立った。半面、地震保険を取り扱う保険株は軒並み安。原発で火災や放射能を含んだ水漏れがあった東京電力の株価は一時、前週末比90円安の3700円と年初来安値を更新する場面があった。 
[時事通信社]
<中越沖地震>与党が地震対策本部 各省庁に万全の支援要請
(毎日新聞 - 07月17日 12:39)
 自民、公明両党は17日、国会内で与党新潟県中越沖地震対策本部を開き、避難所に避難している被災者の食糧や水の確保、医療支援などに万全を期すよう内閣府など関係省庁に要請した。自民党の中川昭一政調会長、公明党の北側一雄幹事長が出席した。

 与党からは、東京電力柏崎刈羽原発で発生した放射能を含んだ水の放出や変圧器の火災について「初動対応が遅れたのではないか」との批判が出た。これと関連し、公明党は昨年9月に改定した原発の耐震設計に関する指針に照らして十分な強度があるかどうか、すべての原発について報告するよう求めた。【野口武則】
ブッシュ家の招待すっぽかす=仏大統領夫人、また気まぐれ?
(時事通信社 - 08月13日 07:15)
 【パリ12日時事】米国で休暇中のサルコジ仏大統領夫人のセシリアさん(49)が11日、メーン州にあるブッシュ米大統領一家の別荘での昼食招待を突如欠席し、フランスでは「また気まぐれが出たか」と物議を醸している。



 セシリアさんの欠席が発表されたのはサルコジ大統領が別荘に到着するわずか1時間前。「のどの疾患」が理由で、本人からブッシュ大統領夫人に電話があったという。



 ところが、AFP通信によれば、セシリアさんはその翌日、街を友人2人とぶらついているところを写真に撮られた。 



[時事通信社]

豊胸手術の女性、自殺率3倍=心理的問題、解消されず?−米調査
(時事通信社 - 08月13日 07:03)
 【シリコンバレー12日時事】米医学専門誌アヌルズ・オブ・プラスティック・サージェリー8月号に掲載された調査報告によると、豊胸手術を受けた女性の自殺率が一般平均の3倍に達することが分かった。1965〜93年に手術を受けた3527人を追跡調査した。



 豊胸手術と自殺との因果関係は解明されていないが、調査報告を執筆した大学教授は米紙に「手術を受けた女性の多くが心理的な問題を抱えており、手術後もその状況が改善しなかったのではないか」との見方を示した。



 米国では、出産後に体形を元に戻したい母親と外見的な若さを維持したいベビーブーマー(団塊世代)を中心に美容整形が人気で、2006年の美容整形手術は過去最高の約1100万件に達した。中でも豊胸手術が最も多かった。 



[時事通信社]
教会で銃乱射、3人死亡=米ミズーリ州
(時事通信社 - 08月13日 09:03)
 【ニューヨーク12日時事】米中西部ミズーリ州ネオショーで12日午後、男が教会に侵入し、銃を乱射、3人が死亡、少なくとも4人が負傷した。CNNテレビが伝えた。



 事件発生当時、教会には礼拝に出席するミクロネシア系住民が集まっていた。男は逮捕されたが、犯行の動機は不明という。 



[時事通信社]
【コラム】 シャワーを浴びるとおしっこしたくなりませんか?
(R25 - 08月12日 10:05)
汗みどろの夏。お風呂はシャワーで済ませることが多くなる。「でもシャワーを浴びると必ずおしっこ出ません?」。フトもらした一言でR25編集会議の場がドン引いた。

「あるある」と同意いただいたのは某副編集長だけでしたが、どうやら「シャワーを浴びるとホニャララ」現象は各人それぞれある模様。いわく「大声で歌ってしまう」「良いアイデアが浮かぶ」「嫌な思い出がフラッシュバックするので叫ぶ」など。

ともあれシャワーde尿意現象はなぜ?

「可能性は2つありますね。ひとつはシャワーによる交感神経刺激で心拍数が増え、血液循環が盛んになり、その結果、腎臓からの尿の生成を増やす可能性。ただ、これではすぐにおしっこしたくなるわけではないので、もうひとつの『水音効果』の可能性が考えられます」とお話しいただいたのは、札幌医科大学医学部の當瀬規嗣教授。

「かなりの人は水が流れる音や水道の音を聞くと、尿意をもよおすそうです。これは放尿の際、常に水音を聞いていることから、水音とおしっこが脳内で結びつくからだと考えられています。『梅干しを見ると唾が出る』のと同じ、生理学で『条件反射』と呼ぶもの。つまり、シャワーの絶え間ない水音が尿意を生じさせるのでしょう」

ベルの音だけで唾液が出るようになる…。まるで“パブロフ博士の実験”みたい。

「実際、おしっこがうまくできない子供や、障害のあるお年寄りに排尿をうながす時に、水音を聞かせる方法は、病院や介護施設でも利用されているんですよ」

ほほう。では他のシャワー効果は?

「内省的になったり、アイデアが浮かんだりするといった効果は、医学的な報告がないので理由はわかりません。ただ、頭にかかるシャワーは周囲の音と刺激を遮断するので、一種の密室にいるようになりますね。」

つまり大声で歌うのはカラオケボックス効果? シャワーde尿意よりは全然マシか。公共浴場では気をつけます。
(R25編集部)
ミツバチの失踪、国内でも=過密飼育でみつ源が不足?
(時事通信社 - 08月13日 15:11)
 米国で報告されているミツバチの集団失踪(しっそう)・大量死騒ぎが、国内でも九州を舞台にたびたび発生していた。飼育の過密化などを指摘する専門家の声もあるが原因は特定されておらず、対策は手付かずのままだ。



 宮崎県椎葉村で昨春から秋にかけ、飼育されていた600−700のニホンミツバチの群れ(約2万匹で一群れを構成)の8割ほどが失踪した。同村で60年以上養蜂(ようほう)を続けている那須久喜さん(73)は「去年は70ほど飼っていた群れの巣がすべて空っぽになった。知り合いから分けてもらった今年もまた全滅。こんなことは初めて」と頭を抱える。 

[時事通信社]
<バイク男性>足切断気付かず2キロ走る 浜松で分離帯接触
(毎日新聞 - 08月14日 03:11)
 13日午前6時半ごろ、浜松市西区篠原町の国道1号浜名バイパスで同市南区の会社員の男性(54)がオートバイで中央分離帯に接触し、右足をひざ下約10センチで切断した。男性は接触に気づいたがそのまま数分間走り、約2キロ先のインターチェンジで初めて自分の足がないことに気づいたという。静岡県警浜松中央署は痛みが強すぎて分からなかったとみている。

 同署の調べでは、男性は仲間約10人とツーリング中、緩い左カーブを曲がりきれなかったらしい。切断された足は仲間が現場に拾いに戻り、男性と一緒に救急車で同市の病院に搬送されたが、つぶされるように切断されていたという。【平林由梨】

<訃報>世界最高齢114歳7カ月、皆川ヨ子さん死去
(毎日新聞 - 08月13日 23:41)

皆川ヨ子さん


 今年1月28日の米国人女性死去に伴い、114歳で世界最高齢としてギネスブックに認定された福岡県福智町の皆川ヨ子(みながわ・よね)さんが13日午後5時47分、入所していた同町上野(あがの)3175の3の老人ホーム「慶寿園(けいじゅえん)」で老衰のため死去した。114歳7カ月だった。葬儀は16日午前11時、同町上野1105の定善寺。喪主は四女太田清子(おおた・きよこ)さんと、三男の長女平山美智子(ひらやま・みちこ)さん。

 日清戦争開戦前年の1893(明治26)年1月4日生まれ。40代で夫を亡くし、炭住(炭鉱住宅)街で野菜や花の行商をしながら5人の子を育てた。今年2月時点で、孫7人、ひ孫12人、やしゃご2人がいた。

 107歳まで過ごした自宅がある同町上野は400年の伝統がある陶芸の上野焼で知られる。02年からは慶寿園で暮らしていた。今年1月に世界最高齢となったことが伝えられると、口癖だった「ありがと、サンキュ」と答えてほほ笑んだ。

 初孫の安永昭俊さん(60)=福岡県田川市弓削田=によると、ヨ子さんは6月26日まで肺炎で入院。その後、老人ホームに戻り、酸素吸入器をつけて生活していたが、20日前ぐらいから食事ができずに点滴だけになっていた。しゃべれなかったヨ子さんは目と手で「ありがとう」と感謝の気持ちを表していたという。安永さんは「天寿をまっとうした。穏やかな顔で亡くなった」と語った。

 喪主を務める美智子さん(48)=福岡県直方市頓野=は「1週間ほど前、久しぶりに私の名前を呼んでくれて驚いた。安らかな最期だったと思います。よく頑張ったねと言ってあげたい」と話した。

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