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【詩】を書く人。コミュの●日詩 その2 

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「日誌」ならぬ、「日詩」トピックです!

皆様の日々あった出来事やそのことに対する個人的な想いを「詩」に表して
書き留めてゆければな、と思います☆

表現形式は基本的に自由ですので
今日の想いを書きとめてって行きましょう〜!

http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=328624&id=14812681

コメント(381)

「辛亥」

塊になって転がって行く事が出来ずに

残されたり踏まれたりしている

透明なグラスが不透明な物で満たされて

今にも溢れると思った空っぽな塊
「悔恨の壁」

赤白黄色の混沌の中で溶け合う声が

スピーカーの奏でる音で静まり返る

長く続く廊下に貼られた拙い宝石を眺めていた

乾いた指で名前をなぞりその温度を知った

一緒に過ごし楽しんだという

描かれた空想を手のひらに写して

自分を殴ってみた

落ちる葉が地に着くのを見届ける事も出来ず

与えた心の痛みをガラス越しに映したドアが
ゆっくりと開いた

小さな背中は柔らかい陽射しに包まれている


正しく吐き出すなら
今の感情は無気力

あたしのエネルギーは
君からの恋愛エネルギーが100パーセントだった


そんな君に失恋したあたしは
エネルギー0パーセントに落ちた


頑張っても世の中って報われないこともある
次はいいことあるよって信じて動きだして
そこでまた突き落とされたら
前より這い上がるのにパワー使うじゃない?


いつまで信じ続ければ良いのって話
そんなことをグダグダ言ってみたところで
結局人間なんて前を向くしかないんだけどさ
後ろ向きに目はついてないから


はぁ
辛いなぁ

新しい恋をしたら癒されるのかもしれない
でも傷心していたいのよもう少し
もう少し、君のことを思い出して苦しんでいたい
#夜と鬱

それは突然訪れる
無価値な人間になった気がして
気分が上がらなくて

不幸せな訳じゃないのに
倦怠感で身体が重い

人気アイドルグループの少女の自殺
彼女の気持ちは誰にもわからないけど

何となく生きることに意味を見出せなくて
前を向けなくなった時の衝動で己に刃を向けた

死にゆくことを特別なことだと思わずに

もしそれが死因なら
気持ちはちょっと分かる

時に前を向くのは辛いよね
あたしも3日に1回くらいは辛いよ


些細な言葉すら人は立ち止まって考え込んだりする生き物だけど
後ろ向きな感情に取り憑かれたらお終い


そこには何もない
あるのは苦しみだけ


前を向くのは辛い


気分が上がらないときは
何となくテレビをつけて
好きなものを食べたり
好きな歌を聴いたり


そうやって誰かと共感して
少し希望を見つけて
少し笑えるようになって
それでいい

一歩歩き出せば
世界の広さに驚くかもね
「稀に見る夕暮」


ゆっくりと沈む陽に朱色の空が慌てた冬の夕暮
せわしく鳴る日々は
この肩に重い手を置いた

電線の烏が西の落日に思いを馳せて
淫らな声で時を刻むその嘴が恨めしい 


黒く落ちる夜の啼声は
現像された心の曖昧さを突きつける 


嘴に垂れる惜別した心の上を蟻が這っている
鬱積した沈黙の上でよろけながら
電線に並ぶ黒い烏を
蟻の様な物を
手でなぞったその先では
落日の三分の一が僅かな今日を照らしている


一年経っても 変わらない

結構 自分て頑固なんだと

思い知らされる

昨日も今日も 貴方を想った

明日も来年も

きっと想い続ける

大切な人っていうのは

こういう事なんだと

納得した 1日の終わり

明日の晦日も

また 同じ事を 思うよ

貴方が とても大事だと …。



「終わりの始まりや始まりの終わり」


新しく生まれた朝に

庭に寝転びながら自由に飛び回る鳥を見た

僕は懐かしい洗濯物を干している

朝の7時と数%の思考能力

苦しい程の朝日を浴びて

僕の身体は焦げて蒸発するはずだった

兎に角

今日が日曜の始まりだと言うことを

希望の残り数%だと言うことを

褐色の芝に寝転ぶ君の怠惰に伝える事だ

短く叫んで訪れたのは

電線から見下ろす一羽の目覚めか

冬ざれの脆さに流れる一滴の夜の名残りか

「昔噺」


週に一度

君と寝る  

素直な髪が見つめる静かな夜


君のパジャマに描かれた

夥しい数のミッキーマウスが僕を見つめる

静かな

平和な夜

後数年すれば

無くなってしまう

大切なものが溢れた夜

何もしない日なんてない。
何かしらやってはいるけど
印象に残らないからやってない気がするだけ
朝起きて、買い置きの惣菜パン食べて
テレビ見て、好きな音楽聴いて
今、ここでこれ書いている
でも時間経ったら何もしてない日になります



【何もしない日曜日】
天井のみつばち



天井に蜂が いるんだ
小さな みつばちが
僕の部屋で 冬を越している

動かないけれど
生きているのは わかる
朝と 夕方とでは
いる場所が 違うから

天井に くっついているんだ
いっぴき
家族もいない 仲間もいない
蜂は生きている 何も食べずに

春を待っているのは わかるけれど
いつも僕は しんぱいでならない
彼のために 部屋をあったかくすることが
僕にできる すべて

あとは祈るほかない まいにち
彼がいつか この部屋を出るときまで
無事でいられるように
僕は祈っている 死ぬなよ。



指田悠志
「或る金曜日」



黄色い声が弾ける古い学び舎で

小さな君の丸い顔をさがしていた

いつもと違う空気は硬く

金曜日の午後は僕の居場所を少し狭くする


育ててくれてありがとう

言葉と一緒に君は片足跳びで床を蹴る

育ってくれてありがとう


豊かな色に囲まれた古い学び舎で

壁一面に張り付いたオノマトペ

部屋を漂う空気の群れを握りしめ

金曜日の午後は僕の胸に優しく深い穴を開けた
「二人の影像」



もてあましたテーブルで一人箸を持つ夜

いつの日か見た父親の同じ姿を思い出す

声を掛けずに自分の部屋へ階段を登った

あの時、気付いていたんだろう


一人で箸を持って安堵する

君が

口を聞かなくなったのは声が変わったから

鏡をよく見ているのはニキビが出てきたから

反抗するのは階段を登っている途中だから

「いつも誰かのせいにして」


宇宙はひねくれた
地面は逆さまになった

きみの感情次第で
ぼくの世界の見え方は簡単に変わる

牛が馬を食べた
夢を鞄に仕舞った

きみの感情次第で
ぼくは地球の裏側まで見える気がする

残酷なのはいつもと同じで
この星はやっぱりぼくの血を吸い上げる日々

それでもやっぱりきみが笑ったら
骨だけになったぼくでも
しあわせの花が空へ舞い上げてくれる

冷たい宇宙の大気
在りもしない嘘の現実

それでも在ったと錯覚している
絶対見ない知る必要の無い今

夕べ語った昔話
それは明日ぼくがやり遂げる実話

きみの感情次第で
ぼくは過去にも明日にも行けるよ

自由自在なこのぼくは
四次元世界とパートナーシップ

嘘偽りの無い世界という嘘へ
元気良く泳ぎだしていけるよ

きみの感情次第で

きみの感情次第で

いつだって

きみの感情次第で
「朝のリフレクション」


僕の足が一歩踏み出す現実があるとするならば

世界は一緒に前に進んでいるだろうか

太陽がおずおずと登り街が朝らしさを繕う日に

映し出された僕の影は控えめに道路に倒れている


お早うと僕の手を引く小心がまだ朝に慣れない頃

勝手な車輪はアスファルトの道路に安堵した

少しだけ朝に近づいた景色のかさぶたを剥がして

すれ違う人や街並みをその中に押し込んだ


僕の影が無残に轢かれた

午前六時四八分の事だった



今が大変な時期なのはわかっている。
仕事に行けば、同僚と一緒にいると、もしかしたら自分がって思うこともある。
家に帰っても、手洗いうがい、スマホ拭き。
気を抜くことができない。
それに慣れつつある自分がイヤになる。

ひとつだけ。
ただひとつだけ。

僕達がいくら大変でも
月も星も太陽も
ずっとあって
ずっと流れて
ずっと一緒に生きている。

何も変わることはない。
だから僕も変わらない。

ずっと一緒に生きてゆく。



             【ずっと一緒】
「散る必然から芽生えるもの」



真っ黒な学生服から魂が抜けてぶら下がっている

風が花を散らしその内に新緑が芽生えてしまった

春は僕を置き去りにして過ぎようとしている


真っ黒に染まった夜の夢の先で

同じ毎日が硝子に映っては消えていく

僕が迎える筈だった13歳の思い出と一緒に


やぁ君、僕は今入学する事を許されず

今何年生なのか分からずにいるんだ

父さんから渡されたコンラッドを読んでも

学生服が見失った春が分からずにいるんだ

人は 本当に大変な時こそ

その 真価が問われる

例え ショックだったとしても

哀しみを 嘆いてたら

誰にも何も 送れないんだ

強くなくても いい

だけど 弱さに溺れて

負けたらいけない

負けなきな いいだけ…

ただそれだけ だよ

夕暮れの自宅の川の前

近所の子供二人が、マスクを外して

川に向かって大きな声で叫んでいた

“ばかやろぉぉぉ〜“

“ばかやろぉぉぉ〜“

“ばかやろぉぉぉ〜“


彼らに今日、何があったのか

わからないけど、

今、色々なことが溢れそうなのは

きっと子供たちも同じだろう


マスクの内側で叫び合う大人たちに囲まれて

行き場のないどうしようもないものたちを

マスクの外側へと吐き出した子供たちに

私はそっと“ありがとう“と呟いた。
私知んない

ほんとに知らない

ついにスルーしたから

バックミラーに映る
彼女の姿‥泣いてた

それでも前に進む
ぼくたちは‥別々に進む

こんなぼくは非情なのか
いや‥そうしないと

少し‥して

バックミラーに
彼女もう‥映らない

しばらくバックミラーは
見れないと思う‥辛くて滲んで
お酒といちごと何混ぜて吐く?あーあ死んじゃう。
夜中に目がさめると
詩依存
大事にまぎれて
言いたいことかきとめるように
時折
銀色の
ディストピアに
住みたくなる

清潔な
消毒された
思想統制を受けた
偽りの善意に満ちた
銀色の国に

犯罪者は縛り首に
身勝手な者には錠剤を
誰もが薄ら笑いの

泣く子供も
泣く大人も居ない
銀色の国に

行きたいと
思ってしまう
今日、
名前も知らない
鳥達の為に
二つ三つと残された
冬の名残の果実

勿体無いと
誰かが呟いた

うそ寒い
早春、
茹でた茎わかめを
立春過ぎの
凍てた流水で洗う

ジャンクフードで
誰もが満足する時代に
流行りとは程遠い
胡麻味噌を煎る

夕暮れは
こんなに早く
夜風は冷えはじめ

流転する世界から逃れた
深呼吸の時間に

和えた茎わかめを
ひと口
こりりと齧る、

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