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フクシな映画たちコミュのレインマン

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これは見たことある人多いんじゃないかなぁ。
日本では1989年公開の映画(もう20年近く前の映画なんだね・・・)
参考までに
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3
(ウィキペディアより)

トム・クルーズ全盛期のころの映画です。DVDみるとやっぱり若い!トム!
「トップ・ガン」で大ブレイクした流れで挑んだ真正面からの障害者映画。
トム・クルーズ自身「学習障害」という障害を持っていて顕著な症状は失読症という文字を読むことに困難のある状態であったというのは、かなり有名な話。
その彼がこの映画にどんな気持ちで挑んだのだろうと思いを巡らすと、いろんなことが考えられて・・・。

もう一人の主人公「レインマン=レイモンド」ことダスティン・ホフマン。
演技ではあるけれども実によく自閉症の特徴をとらえている。ダスティン・ホフマンといえばおじさんおばさんは「卒業」という映画を思い出すだろうが、あの若いころの演技とは比べ物にならない。当然と言えば当然。

私としてのこの映画の切り口の一つは、あまり重要なシーンと思われていないけど、自閉症(今は発達障害とか自閉症スペクトラム)の研究をしている人ならよくわかる「自閉症」という症例の当時の知名度。
飛行機も高速道路も嫌だというレイモンドをつれてひたすら一般道を走り続けるチャーリー。ある田舎町で医者にレイモンドを診てもらうシーンがある。
病院のナースは「今日はどういった症状で?」とチャーリーに尋ねる。
チャーリーは「Autizm(自閉症)」と答えるが、ナースは聞いたことのない病名で復唱できない。
ドクターに診察を受けても、ドクターもその病名を知らない。

自閉症という症例が報告されたのは最初は1946年のレオ・カナー。しかし彼の仮説は修正され(心の病だと考えていた)諸説入り乱れていてまだ原因が確定はしていない。ちょうどこの映画が公開されたあたりの時代も、脳機能障害という考え方はあったが、親の育て方が影響するという考え方が全体の空気としてあった時代だ。
自閉症についての考え方の変遷については次を参照(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E9%96%89%E7%97%87

未だに理解されない病気はたくさんある。病気と分かっても原因も治療も分からずどうしようもないという状況の人が少なからずいる。日本においても難病と国が認めているものが約170種類ほどあるが、原因が分からない、治療法が分からないままである。マイノリティーの中のさらにマイノリティーグループがそこに厳然として存在している。

何度か見たことがある人は、ちょっとだけ自閉症をググってみて、さっきのような視点でもう一度見てもらいたい。

ちょっとカッコイイトピになっちゃったあせあせ

コメント(5)

この映画は脚本の完成後、映画化権のオーナーが二転三転して、監督も変わり、その過程でエンディングが変わったという記事を読んだことがあります。

結果、この作品はアカデミー賞脚本賞を含む4部門受賞したわけですが。

ダスティン・ホフマン演じるレイモンド“Raymond”と彼をレインマン“Rain Man”として覚えていた弟チャーリー(トム・クルーズ)、ラストのほろ苦い別れのシーンでレイモンドはチャーリーを“Main Man”(大切な人)と呼びます。

脚本のライム(押韻)がとても美しく、いつまでも心に残る作品です。。。涙
>k n kさん
さすが管理者指でOK
「脚本のライム(押韻)がとても美しく、いつまでも心に残る作品です。。。」
ナイスなコメント!

自閉症と言われる方々と、真に、「心」にかすかにでも触れた時のあの感覚がここにありますよね。
コミュニケーション障害と言われているけれども、ホントはうまく気持ちが伝わらなかったり、汲み取れなかったりの中で一歩づつでも近づける感動がありますよね。うん。
今の日本が舞台だったら、違う結末になるかもしれませんね。

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