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中西輝政研究コミュの90 “北朝鮮工作員”道下徳成の対日情宣活動(?)

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両親が北朝鮮人で、本人もまた“北朝鮮の工作員”として生きている道下徳成(政策研究大学院大学准教授)の、対日情宣活動(偽情報&プロパガンダ)の一端を紹介しておこう。サンプルとしてここで取り上げるのは、道下の論考「戦略思想としての<基盤的防衛力構想>」である。
道下徳成は、筑波大学の学生時代さして秀才とかのレベルになく、IQその他はかなり凡庸で、「ジョン・ホプキンズ大学でPh.Dを取得したのは奇跡」とは、噂だが、筑波大学の彼を知るもの全員のもっぱらのコンセンサスだという。確かに、論文というより、書きなぐり評論というべき劣悪な論考「戦略思想としての基盤的防衛力構想」は、この噂が正しいことを端的に証明している。防衛研究所の英語屋で学者とは言い難い、“軍事音痴/国際政治学音痴”の石津朋之が編者の『日米戦略思想史』(二〇〇五年刊)に収録されている。
さて、日本の対露/対中の防衛力(国防力)が極めて貧弱で、とても東北アジアの戦略的要衝の地にある国家の戦力としては、余りに異常としか言いようがないのは、空母が無い、爆撃機が無い、空対地の巡行ミサイルが無い、原子力潜水艦が無い・・・・・の、「無い、無い、無い」の実態において多言を要しまい。

1、「逆立ち屁理屈」を「洗練された」と嘘ラベルを貼る、第一の道下流プロパガンダ術
 日本の防衛力を極度に貧弱なレベルにした元凶は、自民党政府が堅持した一九七〇〜八〇年代の「GNP一%枠」と、“国民騙しの八文字呪文”「基盤的防衛力構想」であった、と双方を糾弾するのは、常識ある防衛関係者の一致した見解である。ところが、道下は、一九七〇年代の社会党・共産党と同じく、後者について次のように礼讃する。これでは、“北朝鮮人”土井たか子のクローンだし、土井が聞いたら、きっと道下を抱きしめただろう。

  「基盤的防衛力構想は安全保障のジレンマにまで配慮するという洗練され たものである」(237頁)。

 馬鹿馬鹿しい。逆さまではないか。この道下流の詭弁に従えば、「自衛隊の軍事力が、中国の大軍拡を誘発している」との虚構を正当化する。現在、中国も新ロシアも、その経済力が許すかぎりの大軍拡に走っており、自衛隊の貧弱な防衛力など眼中にはない。
いや、日本の軍備が貧弱だから、日本侵略の好機とばかりに、両国は、将来必ず可能になる、一九三九年のポーランド分割を再現させる日本列島の分割・併呑に向けて、軍拡に精を出している。歴史も、「侵略国の軍拡は、平和愛好国の軍縮に誘発される」原則を明証する。軍拡に関する、この歴史の原理原則は、一九三〇年代の英国とヒットラー・ドイツの軍備バランスを思い起こすだけで明白ではないか。
 なお蛇足だが、奇論妄語「安全保障のジレンマ」は、米国の極左学者が考案したもので、日本では共産党系学者が多用する。つまり、この事実においても、道下とは共産主義者であるのは、はっきりしている。
 「基盤的防衛力構想」という、一九七〇年代の「デタント、東西間の軍事的な緊張の緩和」キャンペーンもあって、日本政府が「反・防衛」に走り、防衛力が相対的に貧弱していく事態に、この情況を正当化すべく、久保次官や西廣整輝ら、防衛庁のリベラルと左翼分子が考案したものである。

2、軍備バランスを捨象するマジック・ショー――道下の第二の嘘術
 この論考で、脅威とか、脅威の算定とか、道下はいくつかの軍事用語を少しばかりだが駆使している。だから、素人が読むと何か真面目に考察しているかに錯覚する。しかし、これが、道下のトリックである。道下は、脅威という言葉を用いながら、脅威を一言も論じてはいない。
 なぜなら、脅威は、具体的な軍事力のバランス算定において論じるものであり、現在の例で言うと、戦時における北海道へのロシアが侵攻する場合、二ヶ月間で戦車約七千輌が上陸するとすれば、陸上自衛隊の在北海道の戦車五百輌弱では、バランスしておらず、瞬時に潰滅する。米軍が米本土から支援にかかる時間が1ヶ月とし、日本軍の対露敗走・潰滅までの時間を4日とすれば、日本は後26日間継戦する軍事力を整備しなければならない。しかし、道下のこのエセーのなかに、ロシアの戦車数も、ガン・シップ数も、投入する爆撃機数も、投射する空と海からの巡航ミサイル数も、一言も一つの数字も出てこない。侵攻日数(積荷/積み下ろし、シベリア鉄道輸送力、船舶積載量等の計算を含む)についても一言もない。
このような狡猾な道下流の手口は、北朝鮮人として、日本の対露防衛力を限りなくゼロに近づけて、ロシアの対日侵攻で日本が一夜にして滅ぶよう、「基盤的防衛力構想」が “脅威対処の日本の防衛”のさも一つの戦略思想であるかに見せる、いわゆるマジックショー型のプロパガンダである。そもそも日本を亡国させる政策を「戦略思想」と称すること自体、戯言としてもありえまい。
 しかも、ロシアは、隣国侵略を開始するに「限定的かつ小規模な侵略」など決してしない。敵の防衛力の十倍以上を投入する。このことは、一九三九年十一月末のフィンランド侵攻においても、一九四五年八月の満洲侵攻においても、十分に証明されている。つまり、一九七七年版『防衛白書』で提示された「基盤的防衛力構想」は、現実を全く無視したもので、当時は自衛隊内でも政府部内でも「ただの言葉遊び」だと嘲笑するのが常識だった。

3、基盤的防衛力構想の形成過程(久保次官の真意分析)に決して触れない―― 道下の第三のトリック
実際に、久保次官は、脅威算定から必要軍事力を算出するのでなく、すでに定まっている日本(自衛隊)の貧弱な軍事力を、さも理論にもとづいたように見せかける作業をしたと、当時もその後も、親しい関係者には漏らしている。久保は、ニュージランドのような外敵脅威のない国を参考に、架空の脅威ゼロを仮構して考案したとも語っている。
ところが、道下の悪質さは、「基盤的防衛力構想」について無意味な内容ばかりを冗長
と重複をもって長々と数十ページも費やしながら、「基盤的防衛力構想」がどのように形成されたかについては、意図的に一行も書かない、詐欺師特有の騙しの手口が駆使されていることで明白だろう。
以上の三つの論点以外でも、当該道下エセーには相当数の嘘宣伝がある。また、学問的誤謬もはなはだ多い。が、これらの指摘は、後日の機会としよう。

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