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中西輝政研究コミュの53 中西輝政とロナルド・モースとは“対日情報工作のクローン兄弟”。なぜだろう。

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一、ハーバード・ノーマン(加)/ロナルド・モース(米)/ロマーノ・ビルビッタ(伊)/グレゴリー・クラーク(豪)ーー非ロシア人の「ソ連工作員」たち
 日本語が堪能であったり、日本の歴史や文化にも造詣が深いからといって、「親日」とは限らない。演歌歌手ジェロのような「外人」ばかりではない。なぜなら、工作員は、日本に潜入するに日本語をマスターするばかりか、レベルの高い日本の歴史や思想の研究をかなりやるからである。また、工作員は、原則として秀才が多く、日本にレベルでいえば、ほとんどが東大に入学できる。
 しかも、現在、ロシア・中共・北朝鮮の工作員は大量に日本で活躍しているが、それらは必ずしも、それぞれの母国人とは限らない。国籍の異なった「外人」の起用は、きわめて多く、その方が日本人を欺けるからである。
 ここで例としてロシア工作員の外国籍のものを四名ほどとりあげよう。丸山真男が同志として尊敬していたカナダ国の外交官ハーバート・ノーマンは、安藤昌益の研究をするなど、日本の近代思想にも専門家レベルで精通していた。ノーマンは、親友の都留重人とともに、ソ連GRUの工作員であった。
 ロナルド・モースは米国籍だが、民俗学者の柳田国男の研究で博士論文を書き上げた。ビルピッタは、イタリアの外交官で保田與重郎の研究で京都産業大学教授になったし、いまもそのポストにある。もうひとりグレゴリー・クラークは、オーストラリアの外交官。かなり売れて話題を呼んだ、その著『日本人 ユニークさの源泉』で、日本のマスコミにデビューした。一九七七年であった。この四名に共通しているのは、すべてソ連の工作員だが、すべてロシア国籍を有していない。ノーマンはGRU所属だが、モース/ビルビッタ/クラークはKGB第一総局に所属している。

二、「横田めぐみさんの悲劇は、やらせ!」――グレゴリー・クラークの情報宣  伝
 グレゴリー・クラークは、ロシアの工作員に加えて、同時に、中共の工作員も、北朝鮮の工作員も兼ねている。教条的な共産主義者らしく、その精力的な偽情報宣伝の活躍には感心する。グレゴリー・クラークが怪しい人物だと多くの日本人が気付くようになったのは、クラークが北朝鮮のマウス・ピースとして、拉致問題において、2002年12月22日付の『JAPAN TIMES』で、「横田めぐみさんの悲劇は、やらせ」というエセーを書いてからであった。
もともと、クラークがソ連の工作員でコミュニストであるというのは、1980年頃から専門家の間では噂されていたが、日本人は、スパイや外国からの工作問題に関心がなく、専門家に耳を傾けるものはおらず、結果として、この種の犯罪者を野放しに放免するのに協力したことになる。
 クラークは調子に乗って、同種のことをネット論壇NBR(National Bureau of Asian Research 全米アジア研究会)に、「北朝鮮拉致の、日本の主張は捏造である(the Bogus Abduction)」と書き込んだ。2006年10月1日であった。小森義久が反論している。
 クラークが、ソ連の工作員として対日キャンペーンを張ったのは、北方領土に関する、嘘、嘘、嘘、の内容で、例えば、一九八六年1月12日付けの『朝日新聞』の私の言い分などは、その一つであろう。
 その主張は、米国が日本に北方領土の放棄を強いたのだと、レトリックと虚偽をもって、ソ連の侵略行為を米国の責任問題に転化(転倒)している。朝日新聞は、その編集局長も社長も共産党員であり、ソ連に直結しているので、この場合も、ソ連大使館(大使館員の六割以上がKGB職員)から、グレゴリー・クラークを指名してきたので、その通りに編集したのである。このときのタイトルは「日本に放棄強いた米、講和条約のミスを正せ」であり、余りの全面的な嘘には唖然とする。
 サンフランシスコ講和条約(1951年9月調印)は、「クリル諸島」と南樺太に関しては、日本は放棄するが、帰属先をソ連としない旨の「未帰属」と定めて、将来、ソ連からの日本への返還が可能となるようにしたのである。反共反ソのフォスター・ダレスが仕切ったからである。しかも、「ソ連に帰属する」と明記しなかったことに怒って、グロムイコ外相が退席して調印しなかったので、「未帰属」どころか、日ロ間においては、国際法上「日本帰属」となっている。反ソ主義者のダレスの狡知である。
 しかも、「クリル諸島」とは、日ロ間の下田条約ならびに樺太・千島交換条約の二つの条約で、得撫島より北のミニ小島と定めているので、国後・択捉は当然に含まれない。北方領土(南樺太、クリル諸島、国後島,択捉島)を、日ロ間においては、日本領土となるよう、ヤルタ秘密協定の破棄を、このような公式のサンフランシスコ講和条約で確認するということまでやってくれたのである。北方領土を取り返せないのは、日本側にソ連と通謀していて、北方領土はむろん日本の領土をすべてソ連に貢ぎたいという親ソ分子が、朝日新聞はもとより共産党・社会党そして『世界』や『中央公論』に播居した赤い学者たちの活躍の成果である。
 日本人は、しかし、倫理観が無く、このような、ロシアの工作員たちが好き放題に嘘八百の偽情報を垂れ流しても、公憤するものが一人もいない。退廃的で低級な民族である。
 ところで、グレゴリー・クラークは、今は秋田県立の国際教養大学の副学長である。学長は中嶋嶺雄である。中嶋嶺雄は今もKGB工作員であり、グレゴリー・クラークとともに、秋田県をロシアに侵攻・上陸させる準備に勤しんでいる。学長・副学長ともにロシアの工作員とは、秋田とはなんとも喜劇的な風景の県ではないか。名産のお米が泣いているようだ。
 中嶋嶺雄が台湾を擁護し李登輝とも親交があることで、民族系の団体である日本会議のように、中嶋を「保守」だと錯覚するものが多いが、無知を恥じるべきである。中嶋は1960年まで日本共産党の正式党員であったし、その後は共産党との関係は定かでないが、ソ連KGBとの関係は今も一貫して緊密である。中嶋が「台湾派」になったのは、ソ連としては日中間に楔を打ち込み日中分断を図るため、KGBが命令したからである。李登輝は、中嶋嶺雄に利用された。中嶋嶺雄の思想本籍は、月刊誌『現代』に発表した論考「ゴルバチョフが投げる対日戦略の不気味な変化球」の通り(1986年12月号)、今も共産主義者であるし、れっきとしたKGB工作員である。

三、「KGB工作員」ロナルド・モースのそっくりさん、中西輝政
 中西輝政の著書『覇権の終焉』と『日本核武装の論点』の二冊を読むだけで、中西輝政が「ロシア工作員」ロナルド・モースとそっくり同じ主張をしていることを明らかにしてくれる。このことは何を意味するのか。最も考えられることは、モースと中西を担当するKGB第一総局(現SVR)の職員が同一人物であるからではないだろうか。
 このことについては、このシリーズの45/46/52番、ならびにロナルド・モースに言及した47番を、もう一度読んでみて下さい。?ロシア万歳、?日米同盟破棄、?(非現実だが日米同盟破棄に伴う不安解消剤としての)つけたしの日本核武装論、などなど、何から何までそっくりである。モースをFBIの監視においている米国と同じように、中西輝政についても警視庁公安は専属刑事をつけるときにきたのではないだろうか。

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