1/8 (FRI) @ 東京 LIQUIDROOM OPEN/START 22:00 \4,000 (ADVANCE), \4,500 (w/ FLYER), \5,000 (DOOR) DJs: DJ NOBU (FUTURE TERROR, THE GAME), DJ TASAKA, DJ WADA (CO-FUSION) INFORMATION: 03-5464-0800 (LIQUIDROOM) www.liquidroom.net TICKETS: ぴあ (342-137), ローソン (75883), e+ (eplus.jp), DISK UNION CLUB MUSIC SHOP (渋谷, 新宿, お茶の水), DISK UNION (下北沢, 吉祥寺, 町田, 池袋, 千葉), TECHNIQUE, JET SET, LIQUIDROOM You must be 20 and over with photo ID.
1/9 (SAT) @ 大阪 SUNSUI OPEN/START 22:00 \3,500 (ADVANCE), \4,500 (DOOR) 1ドリンク別途 DJs: NAOKI KIHIRA (SOCIAL INFECTION) and more TBA INFORMATION: 06-6243-3641 (SUNSUI) www.sunsui.net TICKETS: ぴあ (343-742), ローソン (52665), e+ (eplus.jp), sunsuimart (www.sunsuimart.net) You must be 20 and over with photo ID.
1/10 (SUN) 祝前日 @ 札幌 FILLMORE NORTH OPEN/START 20:00 \3,500 (MEMBER), \4,000 (w/ FLYER), \4,500 (DOOR) DJ: YASU (NOMAD) INFORMATION: 011-223-2233 (FILLMORE NORTH), 011-513-2221 (PRECIOUS HALL) www.precioushall.com You must be 20 and over with photo ID.
MORITZ VON OSWALD TRIO featuring VLADISLAV DELAY aka LUOMO and MAX LODERBAUER (ex SUN ELECTRIC, NSI) ジャーマン・テクノ・シーンを20年以上に渡って牽引し続けるミステリアスな才人、モーリッツ・フォン・オズワルド。09年夏、その長いキャリアの中で初めて自らの名前を冠したトリオ名義のソロ・アルバム『Vertical Ascent』リリースした彼が、そのライヴ・トリオを率いた再来日公演を新年早々の恵比寿 LIQUIDROOM〜大阪SUNSUI〜札幌FILLMORE NORTHで行う! 病気療養からの奇跡のカムバックでもある。80年代のジャーマン・ニューウェイヴ(ノイエ・ドイチェ・ヴェレ)時代、トーマス・フェルマンらとのバンド、パレ・シャンブルクでの活動に端を発し、90年代初頭の初期ベーシック・チャンネルではハード・ミニマルを、90年代中頃〜後半の後期ベーチャンやチェイン・リアクションではミニマル・テクノを、リズム&サウンドではミニマル・ダブを、そしてMシリーズではテクノ由来のディープ・ハウスをーーつまりはいま存在するさまざまなテクノのアートフォームを築き上げてきたアーティストのひとりだ。マルセル・デットマンをはじめとする現在のベルリンのテクノ・シーンにもその影響力は絶大なものがある。いや、いまのテクノ・シーンのある部分に関しては彼の作り出したサウンドのヴァリエーションだと言っても過言ではないだろう。これまでマーク・エルネストとの匿名的な、半ば秘密めいたプロジェクトに終始していた彼が、その長いキャリアで自らの名前を冠したソロ・プロジェクトをここ数年で始動させた。それがこのトリオ編成のライヴ・バンドである。このトリオにて、モーリッツの脇を固めるのはふたりの朋友。最近ではNSIとしてミニマル・テクノの実験性を追求し続けている元サン・エレクトリックにして、ベルリン・テクノ・シーンのベテラン、マックス・ロダーバウアー。ルオモ名義では妖艶なディープ・ハウスを、本名では実験的なエレクトロニカを吐き出す、ヴラディスラヴ・ディレイ。彼は、そのデビューがチェイン・リアクションからであったことを考えれば、モーリッツの門下生と言えるだろう。このトリオでは前者がアナログ・シンセを、そうして後者はドラムとハンドメイドのメタル・パーカッションを司る。エレクトロニクスとミキシングで、サウンドをまとめあげるのは、もちろんバンマスのモーリッツ。インプロで作り上げられるサウンドは絶えず微細な変化を繰り返す。ビートダウンした麻酔的なグルーヴは、ダブが処方され、ミニマルな快楽性を持ちながら淡雪が溶けるかのように空間に広がっていく。それは最新鋭のマシンが生み出す電子のささやきか、はたまた未開のジャングルから聴こえるせせらぎか、脳を直接刺激する音の粒が降り注ぐ。そのサウンドは前述のファースト・アルバム『Vertical Ascent』で予習、フロアで確かめよ。