表音部コミュの週刊DTM　４号　～基礎の応用は応用の基礎なり～

　この記事をどれだけ読んでるか分かりませんし、裏音部だけでなく表音部という素晴らしいコミュがあるにも関わらず新トピが立たないのはナゼ？と、思う今日この頃皆様はどうお過ごしですか？

　週刊　DTM　も４号を迎えました。

今回は前回の続きというか更に面白く曲を創ってみようがテーマです。

まず、一つのネタの改造からいきましょうか。

さすがに１回、２回はACID XPressにクリックしたことでしょう。
http://www.hookup.co.jp/software/acidxpress/index.html

そこに使用する音ネタを中心に「ネタ」を壊して創造します。

＊今回の講座は誰でも分かるネタ改造です。実際はこのような作業は基本的なことなのですが、初心者さんにも分かり易く書いてみます＊

分かり易くリズムパターンでいきましょう。

とりあえずこのネタを。
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/weekdtm10.mp3
ごく普通のビートです。
（アシッダイズ処理では４拍。）

コレを２拍にしてみましょう。
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/weekdtm11.mp3

ついでに３拍にしてみましょう。
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/weekdtm12.mp3

とりあえず曲の構成に合わせてリズムをいろいろと変えられますね。

では刻んでみましょう。
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/weekdtm14.mp3
とりあえずバスドラだけを抜き取りました。

次はスネアです。
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/weekdtm15.mp3

見事に抜けましたね～

ではくっつけてみましょう。
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/weekdtm13.mp3
（今回はリズムパターンは適当にしてみました。学術的ではありません。）

どうでしょう！？
最初の「ネタ」から創ったものとは別格になりましたね？

これがいわゆる刻みです。
そこから新しいネタの誕生です。
一つのドラムパートからいくつものネタを創れることが分かりましたね？

お次はエフェクトについて書きましょう。
これもまた深くて、プラグインやらVSTやら書けば書くほどに長くなるので今回はACID標準装備のエフェクトでお話をしましょう。

ではまず使用するネタから。
クリーンなアルペジオです。
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/weekdtm16.mp3

コレにエフェクトのディストーション、しかも軽く汚く掛けてみましょう。
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/weekdtm17.mp3

見事に汚いですね～（ドライ、ウェットは適当）

お次はコレとコレ。
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/weekdtm18.mp3
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/weekdtm19.mp3

ディレイとフランジ。
変化にお気づきですね？

つまり外からの音だろうとループスだろうとお構い無しにエフェクトを掛けることができます。

色んな物に掛けてみて下さい。

さぁ次はイコライジングです。
もとの曲や音でイコライジングするのもアレなんで、少しアイソレーション的な使い方で、ドランクガールズの曲をイコライジングしてみましょう。（以前に承諾済み）

とりあえず原曲です。
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/weekdtm22.mp3

この曲を中高音域だけにしてみましょう。
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/weekdtm21.mp3
アイソレーションとまではいきませんが大分ギターの音は消されましたね？

ホントはもっとすごいアイソレーターを使えば声だけ、ギターだけを抜かしたり、残したり出来るのですが今回は標準装備のEQ使用ということで。

それでは今までの技術を使って曲を創ってみましょう。
曲はドランクガールズの曲を使用してREMIXです。
この曲も前に承諾済みです。
http://www.8ouji.com/neta/brsozai/weekdtm/hutari.mp3

とまぁ　初期のユーロビート調になりました。

実はこの曲、１年位前に創ったのっでその時はACIDMUSIC3.0でした。
まともなビートマッパーではないのでBPMずれはご了承ください。

それはさておき既存のCD音源から好きな曲だけ引っこ抜いてこのように遊ぶことも可能です。
ただし、個人で遊ぶには問題ないのですがいかんせん著作権の問題もあるのでその辺はお分かりですね？

というわけで今回はネタの改造とその遊び方を書きました。
次回頃には皆様１曲２曲は当たり前のように製作していると思いますので、公開の仕方、ジャンル等について書きたいと思います。