幽霊、妖怪を見た人コミュの　霊と好奇心をもって会話した話

近年、“怪談師”という職業をよく聞くようになりました。
まさに歓談を語りお客さんを集め収入を得る人です。
もちろん今の事ですから、ライブ、ネット配信、従来のメディアで、と様々
場所が職場です。

それとは少し違いますが“ 島田秀平のお怪談めぐり ” という動画配信があります。
テレビで見たことのある手相占い師が主催するものです。
ご本人はそれほど怪談の体験も、あるいは持ちネタも少ないのか？“コラボ”形式の
番組が多く、様々な業界からゲストを読んで霊体験談を聞かせてくれます。

中でもとても興味を持って聞いたのが、“霊と会話したはなし”　で、とても私の
感性に近い人物が登場した回でした。

要約すると、霊が二体表れたので冷静に質問すると、熱心に答えてくれたため、
多くの霊的現象の本質が見えてきた、というものです。

仕事が終わり自宅にいると、霊が二体そばにいました。もちろん驚きましたが、
二人に話しかけたそうです。

Ｑ「どこから入ってきたの？」
Ａ「あそこから」と窓を指差す。
Ｑ「あなた達は幽霊？」
Ａ「まあな」
Ｑ「何しに来たの？」
Ａ「向こうのあいつがこちらの〇〇さんに世話になったから、お礼を言いたいって
　　言うもんで連れてきたんだ」
霊は姉の名前を言ったそうだが、今は仕事中（看護師）で家にいない。
Ｑ「なんでそんな服装なの？」
霊達は年配で、作業用のつなぎを着ていた
Ａ「一番自分達が誰かわかってもらいやすい格好をしている。俺は電気技師、あっちは
　　配管工だ」
続けて「女は霊になっても見栄をはりたがるな。年齢を若くしたり、きれいな洋服を着たり
　　　　する」

Ｑ「霊は血を流しながら出てきたりするんじゃないの？」
Ａ「そんなイメージがあるが、俺は見たことないな」
Ｑ「どうして写真に写ったりするの？」
Ａ「俺らは写ろうとしてるんじゃないんだが、もう終わったかな？と覗いた瞬間にシャッ
　　ターを押されたりするからだ」
Ａ「写真に写されると叱られるから、逃げてるんだがな」
Ｑ「誰に叱られるの？」
Ａ「かあちゃん」
これが誰のことを差すのかは聞けなかった。母親か、奥さんか、それとも誰か

Ｑ「まだ成仏しないの？」
Ａ「それにはまだポイントが足りないんだ」
Ａ「今回のようにこの世で他人のために良いことを重ねているとお迎えがやってくる。
　　その時を逃すと二度と生まれ変わらなくなるんだ」
お迎えを拒んだり、この世での活動にこだわり過ぎると二度と成仏しないそうだ。
また、ポイントというのは人間にかわりやすく例えただけで、実際にある訳ではない
ようだ。

そして最後に
Ａ「じゃ、俺たちは行くが、一緒についてくるか？」と聞かれたので
Ｑ「彼女がもうすぐ来るから、またにするよ」と応えたら、そうかと言って霊は窓の
方へ消えたそうだ。

これが一連の霊との会話だそうだ。(まだ書き残しがあると思うが)
そして、さらに驚く後日談がある！！

このＱさんは地方に住んでいるため、地方紙にはご逝去された方コーナーがあり、
後から久しぶりに帰ってきた姉の看護師が、Qさんの脇の新聞を見て、
姉「〇〇さん、なくなったのかー」と言ったので、その新聞を見ると前述の
もう一方の配管工の霊の写真が掲載されていた.

つまり、霊は病院で姉に世話になったが死んだので、最後にお礼を言いに来た。
それを先輩の霊が付き添ってきた、というのが理由だったのだ。

読んだ皆さん、わかったでしょう？
これこそ “ 私が欲しかった情報 ” の一つなのです。
心霊現象を冷静に記録、分析する。


それにしても、このQさんはとても良い霊に会われたと思います。
親切で知的で冷静な人？で。

大変有意義な動画配信が聞けたものです。

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