本能の壊れた岸田秀コミュのはじめまして。岸田秀生きてますよね、まだ。

３０数年前、大学入学当初、解析学の授業が余りに非人間的なので、早々にdrop outした小生は、朝出かけないとうるさい親の手前、とにかく渋谷迄行き、喫茶店らんぶるにて、青土社刊雑誌「現代思想」をボンヤリ眺める日々を送っていました。何故、ボンヤリだったか、と言えば、そこに書かれていた論は全て、ちんぷんかんぷんだったからです。ある日、そこで見つけた岸田秀の文章の明快なコト！目からウロコと云う程ではないにせよ、読んでよくわかる、すぐわかる、ん～、成る程！と納得出来た唯一の論（？）でした。
唯幻論は小生の鬱病を悪化させはしましたが、現在の小生があるのは、事実、岸田秀の文章と出合ったからですネ。
カトリックのなにかとやかましい家庭に育った小生が、nihilisticに生きていられるのも岸田秀のおかげと、感謝（nihilistなので感謝の心なぞ持ち合わせてはいませんが、通例に倣って）致している次第です。
最近、小生は単なる鬱病ではなく、双極?型の双極性障害と診断されました。
しかしながら、躁病相でも多幸感なく、焦燥感と不機嫌更には怒りの躁状態を呈するタイプです。この怒りの感情に似たものを岸田秀も内面にたぎらせ、一連の著述行為によって、カタルシスを得ていたに違いない、と云うのが小生の感得した結論です。阿呆な大多数の日本人は岸田秀を読み、目を醒ますべきだとは思いますが、阿呆だから分からんだろうな。腹立ち紛れのこの稿、終。以上。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 04月17日 16:24

はじめまして。最近停滞気味？のこのコミュニティに書き込みありがとうございます。管理人ではありませんが。

[2] mixiユーザー 04月17日 17:12

こんにちは。Shintaroさんがお一人で、頑張っていらっしゃる感じは確かにありますネ。
東大工学部卒、日産自動車勤務後、早大建築卒。卒業と同時に結婚と某大手設計事務所勤務。早大在学中に鬱病発症。抗鬱剤を服用しながら、食べる為に、なんとか１１年余り勤めましたが…社畜として権力に奉仕等、これ以上は続けられぬと思い、辞めて絵かきになりました。今はほとんど世捨て人です。大人しい日本人、規律正しい日本人、我慢強い日本人、海外のメディアの誤解もここに極まれり。国家の家畜なんだから、従順でおとなしくて黙って言うこと聞いてるだけなのに。阿呆らしくて屁も出ません。こんな状態では、人々が人間として目覚め、叫び声を挙げる前に、この国は滅亡ですかね。
まずは、ご挨拶まで。
今後ともよろしくお願い申しあげます。

[3] mixiユーザー 10月30日 13:53

>>[2]

精神の自立というものは、その精神自体がこの国のあり方、大人たちのあり方によって幼い頃から編み込まれてきたものなので、単なる蛮勇や経済的自立ではまだ至らない根深い錯綜の果てにあるものなのでしょうね。
鋭い師の考察がそのための一つの助力となることは間違いない。
岸田先生のお仕事はとても尊い助力の一つだろうと思います。

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