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TRPG 西宮市コミュのMetal Chevalier(メタル シュヴァリエ)

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コミュ内全体

 新規の戦闘ロボット物ルール「Metal Chevalier(メタル シュヴァリエ)」の紹介などのトピックスです。
 まずは世界の成り立ちに関わる導入部分から。

 第二次世界大戦後、ドイツの支配下から開放されたフランスは、凄まじい勢いで国力を回復させていった。
 特に際立っていたのは兵器、それも当時の技術からすれば荒唐無稽な2つの兵器。
SFによく出てくるビーム兵器「荷電粒子砲(以下、ビーム)」と、全長15mから25mにもなる人型兵器「メタルシュヴァリエ(以下、MC)」の開発に力を注いでいた。
 実現はありえない、との世界的見解を尻目にフランスは次々と課題を克服し、実用化に向けて進みつつあった。

 そして事件は起こる。西暦1999年のことである。
 アジアの片隅の軍事独裁政権国家が、小国ながら核ミサイル開発に成功し、さらに国内の政治的戦略からそれを第三国といえる隣国へ放ったのだ。
 その隣国はまだ十分な戦力を有しておらず、ましてや核ミサイルの迎撃手段など持ち合わせていなかった。
 未曾有の大惨事が予想されたが、結果はあっけないものであった。
 惨事らしいものは何も起こらず、核弾頭は空から伸びてきた光線に当たると、その瞬間塵になって消えてしまった。
 世界は大騒ぎになったが、フランスの公式発表により、更に大騒ぎになった。
 曰く「核弾頭を消滅させたのは自国の衛星から撃たれたビーム兵器によるものである」と。
 そして更に「必要とあれば、我が国は一秒の誤差なく、ピンポイントでビームを撃つことが可能だ」とも。

 だが、何よりも世界を驚かせたのは「我が国は、ブラックボックスを開けない限り、ビーム及びMCの技術を安価で公開、提供する」の一言であった。
 核兵器すら無力化出来る、クリーンでリーズナブルな兵器が世界中にばらまかれた瞬間であった。
 当初はビームに群がった各国であったが(もちろんブラックボックスを無断で開けた国も多数あったが、そのことごとくが解析不能との結論を出したことを付け加えておく)時間がたつにつれ興味をMCへと移していった。
 MCは前述した通り全長15mから25mの人型兵器であるが、基本的に電気駆動で隠密行動に優れ、また高い汎用性と機動性、戦闘力をもっており、戦車や航空機、ヘリなどよりも遥かに兵器として優れていた。
 何よりもMCがビームを運用可能な兵器であったことが大きい。
 かくして世界は上へ下への大騒ぎとなり、ビームとMCの取得合戦になった。
 当初はフランスが事実上独占していた兵器マーケットだが、一部限定があるとはいえ情報が公開されている以上、他国の企業がそのシェアに食い込んでくるのは当然といえよう。
 そうなれば各国の紛争にビームやMCが投入されるのは必然で、核兵器ほどの圧倒的な威力はないが、扱いやすくクリーンで、破壊力も他の追随を許さないビームと、小型で他の兵器を圧倒する戦闘力を持ち、更にビームも使えるMCは戦場の主役となっていった。

 そしてまた大きな事件が起こる。
 最初は中東の一部で起こった紛争だったが、数カ国の大国が参入することで肥大泥沼化し、あわや大国間同士が直接武力を振るう第三次世界大戦へともつれこみかけた。
 実際、目視可能な距離まで三陣営に分かれたMCの大群が、ビーム兵器を装備して攻撃開始の合図を待っていたのである。
 核兵器はビームには無効、しかしビームは核兵器に代わる威力とメリットがある。
 しかし、ここでもフランスからストップがかかった。
 突如として三陣営を敵とみなし、108機の特殊仕様MCを含む、フランス国籍のMCが武力介入を開始したのだ。
 そのMC達は世界のどのMCより高性能で、特に108機の特殊仕様MCは、全てが別機種で、何より一機残らずビームが効かなかった。
 最大火力を奪われ、性能でも圧倒的な差を見せつけられた三陣営の軍隊は、蹂躙されつくし組織的継戦能力を瞬く間に失うと、一国残らずいっせいに瓦解した。
 戦いに参加したフランス製108機のMCは全機が無事に帰還したにもかかわらず、公のコメントはないままで、資料となるものも残されておらず、以後の消息はようとして知れない。
 また今回に限っては、ビームを無効化した秘密も技術も一切明らかにされなかった。
 そして今は、かつての核兵器のように、ビーム兵器もその使用を禁ずるという方向で世界は動いている。
 別に人類が第三次世界大戦を経験しそうになったことで、世界平和に目覚めたわけではない。
 大国間のパワーバランスと、何より「無効化される恐れのある強力すぎる兵器」を自国の切り札として位置付けることに強い抵抗があっただけのことだ。
 かくして、核兵器はビームにより存在価値を失い、そのビームにも効力に一石の疑問符が投げ込まれた。
 この事態はかつての核抑止力のようなブレーキを失い、各国がその思いの赴くままに戦争を始めるキッカケとなる土壌を作ってしまった。
 そして戦争の主役を、ビームを運用するMCから、ただの人型兵器であるMCへと変貌させた。
 世界は擬似的にでも存在していた平和から、第二次大戦前夜のようなギラついた覇を狙い競う危うい情勢下へ転がり落ちてしまい、安心して歩ける場所はどこにもなくなった。
 そして人々は、第三次世界大戦の発生から人類を救い、今日の危うい世界情勢を作るキッカケとなった108機のMCの事を「P・G・S・C(パグスク)」と、それらが参戦した戦いを「pire・guerre・sainte(ピール・ゲール・サント/最悪な聖戦)」と侮蔑と皮肉をこめて呼んだ。

 そして西暦2015年、一人の少女が黒いMCとともに空から降ってくる。
 狂った歯車を止めるために。

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