日本基督教団・魔女発信コミュのナゾ

おくればせながら、九州教区総会での一報告。

熊本白川教会の粟津安和牧師がセクシュアル・ハラスメント事件を起こしてから、10年にならんとしている。
地裁、高裁とも粟津が敗訴するまで、教団は何のアクションも起こさなかった。
敗訴を受け、教師委員会はやっと「戒告の戒規」を、粟津牧師に言い渡す。
教団に「セクシュアル・ハラスメント防止ガイドライン」は設置された。
これで、この問題には蓋をする、そんな態度がありありだ。

九州教区総会に、門安で訪れた、山北教団議長に質疑した。

「教団は、白川教会に2度、教団幹事を送って、懇談会を開くようにとの申し渡しをしただけ。教区からの要請に、白川教会総会に傍聴者を送ったものの、あなたへの報告は『ほぼ正規に総会はなされていた』というものだったと聞く。
これで終わったと思ってはいませんよね！
せっかく、九州まで来たのですから、熊本へは特急で1時間20分。
あなたが直々に白川教会へ行って、粟津教師に、辞めるように直談判してもらえないですか？
もう、方法はそれしか残っていませんよ。」

それに対する山北の返事は、モゴモゴとお茶を濁し、問題を逸らすだけの言葉だった。
こんな人間を相手に、なにをどうしようとする自分なのか、と、怒る気にもならなかった。

その後、他の教区の総会報告が、友だちの牧師からメールで届いた。

「問安では質問できませんでしたので、個人的に山北に聞いたのですが、
粟津の件について、山北は九州で、

『教団教師委員会にかけ、戒規執行に踏み切るつもりと言うことをのべた』

と私に言いました。そうだったのでしょうか。
印象では、そのように動きそうに感じましたが、甘いでしょうか？」

あ、なんだか、そんな、しっかり責任のあることは言わなかったけど、ごにょごにょ言ってた気もする…。
わたしは質疑でコーフンしていてうろ覚えだけど・・・

教区の友だちに「どうだったっけ？」と、メール。

「やけに興奮して、そんな雰囲気のこと言ってた気がする…。
記憶に自信がないのが申し訳ないけど。
山北のリップサービスがそもそも多過ぎるから・・・
いちいち興奮して言ってることを、まともに聞かない癖がついてしまったかな？」

「そんな風に聞こえる受け答では、あったけど・・・。
総会後の常置委員会では、戒規を三回受けたら、辞めさせる事（この言葉ではないけど）が出来ると規則に書いてあるので、そのうちの一回に過ぎないと言ってました。」

うーーーむ。総会の録音を再度聞いてみたい。

察するに、教憲教規によると、戒規を三回言い渡して聞聞かなければ、辞めさせることができる。今回の戒告の戒規は、そのうちの一回にすぎない。
山北発言を、九州は、そのように受けた、ということかな。

これが、他教区の総会での公の質疑応答の場面での発言なら、九州での整合性と照らし合わせて問題にできるんだけど…。
そんな所が山北の狡い所。相変わらずだ。

他教区の報告をくれた牧師に連絡した。
返事が来た。
　
「山北の性格はもうすでに分かり切っていることですが、
でも、今回の発言の裏に何かがあるのでは・・・と思っています。
今まで、九州教区からの発言や要請自体が、全く問題にされなかったのに、
ここにいたって動き始めたという背後には、何かがあるのかも。
白川の総会に、幹事が傍聴したことなども影響していると考えていいと思うのです。
そこまで動かせた、と言うことだけでも評価していいのではないでしょうか。
問題は教団がどう動くかなのですが、もちろん、そのことに信頼を置いてなどはいませんが。」と。

う〜む、実際どうなんだろう・・・？？？
九州でも、「立ち話的に言っただけ」、かも知れないし。
山下は計算づくなんだろうね。ゴニョゴニョ言葉を濁したりする割には。
ヤツの公な発言なら、ばっちりわたしの記憶にあるはずだし。
もはや、議事録確認するしかないけど。
仮に、発言していて、議事録にも載りそうなら、粟津周辺が何かアクション起こしててもよさそうな気がする。

なんにせよ、粟津が教団と裏で何らかのコンタクトがあるというのは確か。
いったい、あいつ、教団のなにを握っているんだろう。
それは永遠の謎かも。