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石鹸〜脂肪酸塩の化学コミュの国産ドラム式・泡消し機能の諸問題

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みなさまこんにちは。
管理人寅壱さんの許可を得て、旧「ドラム式洗濯機。日本式ヨーロッパ式の違い。」を、新たに構築することにしました。

旧トピでは、泡消し機能のついたドラム式での、新たな洗濯方法を模索するのもとして、さーーやさんとの一問一答が続いていて、とても興味深いものになっています。

が、こちらでは、国産ドラム式の泡消し機能の問題点などを話し合い、情報提供を求めるトピックにしたいと思います。

まず、旧トピの冒頭の寅壱さんの文章から、以下にコピペします。

********************

寅壱
2007年12月29日 23:05

ドラム式洗濯機。日本式ヨーロッパ式の違い。

近年は日本国内メーカーでもドラム型洗濯機を大規模に宣伝して、売り込んでいるようです。

しかしこの日本式ドラム型洗濯機、多くの機種で「泡消し機能」なる物が付いているようです。

そこで確認のために国内メーカー(サンヨー、東芝、ナショナル、日立、三菱)の洗濯機総合カタログを集めて、読んでみました。

三菱は以前に販売していたムービングドラムドラム洗濯機が不具合発生で販売中止。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/oshirase/movingdrum/index.html
カタログからもホームページからも消えています。

サンヨー、東芝、ナショナル、日立のカタログにはドラム式の機能説明が詳細に書いてありましたが、泡消し機能のことには一切ふれていません。
泡消し機能はどうも隠し機能のようです。

太陽油脂のドラム式レポートでも泡消し機能に関しては注意喚起してますね。
http://www.taiyo-yushi.co.jp/soap/repocol/report_24.html
http://www.taiyo-yushi.co.jp/soap/repocol/report_25.html

しかし人のコントロールを一切受け付けていない、いつ発動するか解からない機能とはとんでもなく厄介な物ですね。
人のコントロール下になければ、満足できる洗濯は出来るわけありません。

基本的な機能しかない中価格帯全自動、二槽式、ヨーロッパのドラム式に比べると、日本製ドラムの多くは「超余計なお世話」をする洗濯機といえるようです。
すくなくとも石鹸洗濯においては。

こういった不完全な物をわざわざお金を出して買うわけにはいかないと言うのが人情だと思います。

自己防衛するためには
初期ロットは買わない(機械というのは初期ロットは不具合が多い物です)。
価格比較サイトなどのレビューを見てみる。
本当にそれが必要なのか考える。

などが効果的なのではないかと思います。

私個人としては「複雑な機構を搭載した洗濯機」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=25524728&comm_id=2739418
にも書きましたが、スタンダードな低中価格帯全自動や二槽式で充分なため、わざわざ高価格な数年たつと無くなっている物を買う必要は無いと思います。
値段が倍するから汚れ落ちも倍って事は無くて、洗濯性能そのものは逆に半分くらいに落ちてるような気がします。

皆さんあれだけもてはやされたファジイ洗濯機って覚えてますか?

コメント(7)

たみこ 2007年12月30日 12:07

こんにちは。
海外のドラム式洗濯機をいくつか使ったことがあります。
海外のドラム式では、泡消し機能はまったくついていなくて、ドラムの窓一杯に泡を立てて洗っていました。しかも、どの場合もお湯でした。それも、30度とかじゃなくて、多分60度以上くらいの熱いお湯で、洗濯機の窓を触ると熱くてびっくりしたくらいです。

日本製のドラム式になぜ泡消し機能が付いているか理解できません。

うちでもドラム式を導入したとき、取り付け業者の方に「泡が立ちすぎると泡がクッションになって叩きつけ効果が薄まるから、泡を立てないで洗ってください。叩きつけ洗いは泡で洗うわけじゃないので、泡が立たなくていいんですよ」と言われ、鵜呑みにして泡が立たないように洗剤を少なめにして洗っていました。(当時は合成洗剤を使っていました)

ところが、泡が立たない薄い合成洗剤液で洗った衣類やシーツは、しだいに黒ずみ、毎日毎日洗わないとにおうし、洗濯は苦行となってしまいました。

その後、石けんでアワアワで洗うといい、20度以上のお湯を使うといい、ということを知り、即実行。30度くらいになるよう設定し、粉石けんをドラムの中の衣類に直接ふりかけてスイッチオン。

そうしたら、黒ずんでいたシーツが真っ白に!! 枕カバーやタオルも真っ白!! 洗濯をするたびに感動と驚きの連続でした。

泡泡の上にティッシュを1枚ふわりと落としたら、泡がクッションになるでしょう。でも、水を含んだ衣類はどんなにしっかり立った泡の上でも、落とせば重いので泡がつぶれます。衣類を落としたときクッションになるほどの強力な泡って水と石けんじゃ作れません。

だから、泡がクッションになるから泡を立てないように、というのはまったく意味のないウソなのです。
なぜそんなウソを言うのか理解に苦しみますが、私なりの推測をしてみました。

欧米での洗濯は、お湯が基本です。それも、熱湯です。
通常の洗濯は80〜90度だそうです。それが当たり前、それが前提なんです。
そういう前提で使うと、ドラム式はものすごい洗浄力を発揮します。

しかし、日本では水を使うことが前提。ドラム式は使う水量が少ないし、しかもそれが冷水だと、石けんや洗剤も溶けにくいし、汚れも水に分散しにくくなります。

石けんや洗剤の溶け残りは、ユーザーが目で見てすぐわかる不具合なので、クレームが付きやすくなります。
そういうクレームを回避するために、「少な目の洗剤で洗ってください。叩きつけ洗いは泡はなくてもいいんですよ」という説明をするのではないか、と思います。

また、泡消し機能は、日本の合成洗剤は泡切れが極端に悪いので、十分な濃度を使った場合、すすぎきれないのだと思います。だから、泡消し機能というより、洗濯している最中からすすがないと、すすいでもすすいでも泡が残るのだと思います。

だから、国産ドラム式についている泡消し機能は、日本の合成洗剤を使う場合には必須の機能なのかもしれません。

でも、石けんは泡切れが非常にいいので、夏の水道水(20〜25度はあります)なら、泡消し機能が働かない程度の泡を立てて洗えば、十分きれいになるし、すすぎもちゃんとできると思います。

だけど、日本の洗濯機メーカーは、石けんで洗濯する人のことをまったく考えていないので、泡消し機能、つけちゃうんでしょうね。
寅壱
2007年12月30日 13:16

泡消し機能がどの程度で働くか全く不明確なので(もともとカタログにも書いてない機能だし)、一か八かになっちまう洗濯ってどうよって事だと思います。

泡が立ちすぎない洗濯を定量化出来ない事が問題です。
どの程度なのかが常に感だよりになってしまう訳です。

私はできるだけ数値化できるところはしようという考え方なので、毎回感だよりという作業は一度止めてしまった方がいいと考えています。

それ考えると最初から割り切って、泡消し機能付きドラムは「従来の洗濯機とまったく別の物」と考えたほうがいいと考えます。
そう@横浜の主婦(謎)

2007年12月31日 23:18

ドラム式の泡消し機能ですが、これが搭載された経緯はあわ立ちの多いドラム式にはあまり向かない一般的な合成洗剤を使えるようにするために搭載され始めました。(当初は「(一般)合成洗剤」のボタンがあり、それを押さなければ機能は働かないものだった)

 これがないもので泡立ちが多い合成洗剤を入れすぎてしまうと洗剤ケースや乾燥通気部から泡があふれ出し床をぬらしてしまいます。また、すすぎ前の脱水で泡を排除しきれない場合があります。
 外国製品ではそれは当然のこととしています。泡立ちすぎでの漏水クレームは結構受けます。洗剤の入れすぎや極端に泡立ちの多い洗剤の使用が原因なので使用量のご説明や洗剤を変えていただくことで対応しています(賃貸住宅の備品なので幸いぬれた床の張替えの賠償要求等はありません)

 しかしおせっかい大好きな日本メーカーはあふれる前に泡を消すことで泡のあふれ出しを防ぎ、一般の洗剤でも特別に気配りせずに使えますよと売り始めたのです。
寅壱

2008年01月01日 13:08

>そう@横浜の主婦(謎)さん。
非常に興味深い情報をありがとうございます。
過去には「(一般)合成洗剤」のボタンが付いているドラム式洗濯機があったとは、知りませんでした。

おっしゃる通り、おせっかいですよね。泡消し機能。

せめてその「ボタン」が付いていれば、泡消し機能を使用するしないを自分で選択できるのに、ユーザーにコントロール不可能な商品を売りつけるって、なんなんでしょうね。

勝手に音量や画面の色彩を途中で変えるテレビがあったらクレームでまくりでしょうに、洗濯機じゃ勝手に水を足して洗浄力を無くすのはクレームにもならんのですかね。
寅壱
2008年01月01日 22:51

そう@横浜の主婦(謎)さんの情報をもとに、ちょっとひらめいたので検索かけてみました。

そしたら当たりました。
ヒトツだけですが、現在生産中止になったドラム式洗濯機の取扱説明書が出てきました。

http://www.sharp.co.jp/support/washer/doc/eswd641_mn.pdf
シャープ「新乾洗」ES−WD641という洗濯機ですが、2002年4月発売で現在販売終了とのことです。

この説明書の中に、コントロールパネルで泡消し機能をオンオフできることが書いてありました。
PDFの検索で「泡消し」といれると出てきます。


ちょっと前の機種のことなので今現在販売されている物にこれが出来るかどうかわかりませんが、ドラム式洗濯機ユーザーの皆様は御自分の洗濯機の説明書を読み返してみる事をおすすめします。


と、ここまで書いてみて今の機種の取り扱い説明書も見てみようかと思い、とりあえずトップメーカーであるナショナルの物をダウンロードしてみました。
NA-VR2200Lヒートポンプななめドラムです。
http://dl-ctlg.national.jp/manual/2007/NA_VR2200_0.pdf

この説明書の48ページに泡が多いと途中で給水する旨が書いてありました。泡消し機能のオンオフは出来ないみたいで、やはり機械が勝手に判断して注水するみたいです。
そして全体的にいろいろと注意が喚起してあり、これをまともに受け取ると

「なんだコリャー、使えねー洗濯機じゃねーか。これ作った技術者はアホじゃねーの。買った人はバカ見るじゃん」

という印象を私は受けました。
こんなの大枚はたいて買うんだったら、低中価格帯の全自動化二槽式のほうが絶対良いと思いますが、皆さんどう思われますか。
そう@横浜の主婦(謎)
2008年01月02日 00:50

シャープの場合メニューの中ですが、東芝の古い機種(TW-G70およびその派生モデルのTOTO洗面台ビルトイン用とエレクトロラクスby東芝のEWD-D70A)では操作パネルに「合成洗剤」ボタンがありました。この機種がはじめて一般洗剤対応を宣伝文句に使い始めた機種でもあります。
 その後は切り替えスイッチはなくなり、勝手に行うようになりました。

 なんでもそうなのですが多機能機、複合機はどこかに無理があったり、専門の機械や古くからある単純な機械より制約や妥協が多くなってしまうものなのです。

 正直言うと二槽式が一番、全自動にしたければ安い乾燥なしのインバーターでないモデルのほうが絡まりや擦れはあるけれどしっかり洗えるものです。ただ全自動もひとつの槽で脱水と洗いを行うという複合機であるゆえの弱点があります(二槽式より劣る脱水性能、水槽と洗濯脱水槽の間の掃除できない空間など)

 洗濯乾燥機となると洗濯に弱点の多い家庭用ドラム式か、洗濯は今までの全自動だけれど乾燥がしわくちゃになる縦型かという選択をすることになります。そしてどれを選んでも日本製品だと100ボルト15アンペアのコンセントの足かせで乾燥には長い時間が必要になります。
寅壱
2008年01月02日 10:42

全自動洗濯機に関しては、
「洗濯水を排水する際に洗濯物で漉す形になるために水中の汚れが残りやすい」
と言う最大の欠点がありますね。

全自動ならではの利点としては洗濯槽と脱水槽が兼ねている為、かなり大きい洗濯物も余裕で脱水できる事でしょうか。
全自動買うならなるべくシンプルな余計な機能の無い物を選ぶ事をおすすめしますね。

乾燥機に関してはガス乾燥機のパワーは凄いですよね。
たまにコインランドリーに乾燥だけやりに行くことがありますが、ガスの乾燥パワーは目を見張ります。

電気乾燥機は本当に乾燥が遅いですよねぇ。
電気代考えるとどうなんでしょうか。日本は電気代高いし。


東芝の現行型ドラム式の取説もダウンロードして読んで見ました。
http://www.toshiba-living.jp/pdf/m/010874.pdf

14ページに泡センサーの事を御丁寧に説明してあります。

やはりこの洗濯機を設計した方は
1/石鹸使用は全く想定していない。
2/界面活性剤化学を全く御存じない。
3/会社及び上司の命令で言われたまま作ってる。

のではないかという印象を私個人は強く強く持ちました。

少なくとも石けん洗濯前提でこのようなタイプの洗濯機を購入するのは、大変な、物凄い、とてつもない、清水の舞台から飛び降りるような冒険だと思います。

これから洗濯機を購入しようという皆さんにぜひ言いたいです。
洗濯機のカタログと一緒に、取説をキッチリ見ておきましょう。
いろいろとわかる事がありますよ。


石けん洗濯する気なら現行の日本式ドラム洗濯機買うのは止めたほうが無難でしょう。
取説読めば、買おうとはもう考えないと思いますが。
根本的に対処しようがありません。泡消し機能は。

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