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石鹸〜脂肪酸塩の化学コミュの洗濯の再汚染とは

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再汚染とは、簡単に言うと洗濯液中に一度乳化分散された汚れが、再び繊維に取り付き付着した状態を言います。

合成洗剤が再汚染しにくく、石けん洗濯が再汚染しやすいと言う事はありません。洗濯する物の性質や、汚れの種類や量、そしてやり方しだいです。
逆に言うとそういった性質など普段から理解して行えば、再汚染など起こさずに上手に洗濯できます。


●基本的に多くの洗濯用合成洗剤(粉状、液体共に)は洗浄力がもともとイマイチなため、汚れが水中に拡散されにくいのです。
特に近年のコンパクトタイプは炭酸塩などの助剤の含有量が少ないためその傾向が強く、ごまかしの為の香料や蛍光剤が多く配合される傾向が見られるようです。

多くの洗濯用合成洗剤には助剤として再汚染防止剤(カルボキシメチルセルロース/CMC とか)などが配合されているにも関わらず、根本の洗浄力に問題があるために汚れ落ちそのものが劣悪です。合成洗剤に再汚染防止剤などの添加剤が多く入っているから再汚染しないと言う物ではないのです。

合成洗剤は皮脂などが水中に分散されにくいため、特に部屋干などすると衣類に残った汚れで雑菌の繁殖などがおこり、蒸れた汗や雑巾の臭いのような物が発生します。

コンパクト型の漂白剤入り洗濯用合成洗剤が最近多いのはそのせいだと思います。
洗浄力が劣るのを、漂白剤で補おうと言う事です。
合成界面活性剤は生分解性が大変悪いため、酸素系漂白剤などを添加しても石鹸の様に洗濯中に何らかの分解物が生成されるということは考えにくいです。



●石けんで洗濯する際には、洗濯中に洗浄力をキープし続ける事が重要です。
洗浄力が失われない状態、低下しない状態で洗っていれば、通常の洗濯においては再汚染はめったに起きないと思われます。

つまり必要な量よりも必ず少し上回る石鹸量を使って、余剰の洗浄力を持たせておき、再汚染が発生する状態そのものを起こさない事が重要です。
そうすれば石鹸液そのものが再汚染防止剤として働くため、得体の知れない添加剤を入れることなど不要なのです。

また特別な場合を除き(デリケート物の洗濯など)、通常の衣類を洗濯するときは必ず炭酸塩入りの石鹸を使用する事が重要です(又は炭酸塩を別途石鹸に追加する)。

炭酸塩は石鹸液中の脂肪酸生成を防ぎ(本質的な再汚染防止作用と考えてよい)、洗濯物の皮脂を鹸化して取り除く事に大変有効です。

また炭酸塩入り粉石鹸は、無炭酸塩の粉石鹸に比べて溶けやすい、そして比較的低温でも働きやすいという特徴があります。

無炭酸塩の粉石鹸や液体石鹸を単独で使うのは、デリケート物を洗うときと考えたほうがいいと思います。


ひとつだけ注意してほしいのが、石鹸でも(炭酸塩入りでも)銘柄によって洗浄力の持続性が大変低くて話にならない物が少ないですが、あります。溶けやすくて短時間で発泡するなど一見使いやすいのですが、洗浄力が一時間も持続せず、浸け置きすると逆に汚れるという物があります。商品名は書けませんが、スーパーなどでもっともよく見る製品です。

石鹸は石けん百貨などの専門ショップで購入する事をお勧めします。ラインナップが違います。

コメント(37)

石けん百貨は扱っている製品をわりと詳細に説明して販売しているので、自分の都合に合わせてチョイスしやすいと言うのが良いと思います。
私個人のお勧めとしては、粉石鹸は暁ローブ粉石鹸、洗濯用固形石けんは暁固形ローブ、台所用液体石けんはハイネリーキッチン純無香料。
香りに関してはアロマオイルや余った香水とか使って自分で付けた方が良いのではないかと思いますね。
あとはセスキ、炭酸ソーダをそろえればいいでしょうね。

シャンプーなどに関しては性能だけでは無く、使用感など個人の好みが大きいと思います。
アロマオイルや香水を香り付けに使う場合は、洗濯石鹸液に滴下して、よく攪拌してから洗濯物を入れる方法が一般的だと思います。
ある程度強く香らせる方法としては、アロマオイルや香水をエタノールに溶かしてよく混ぜた物を、最後のススギ時にたらす方法です。普通は前記の方法をとると思いますね。
汚れの強いものは、それだけ分けて石鹸洗濯するといいのではないかと思います。
汚れが多いとセスキじゃ効果が薄いですからね。

作業着など厚手の汚れが多い物は、予洗いを水だけでやって、その後に石鹸洗濯するといいです。
石鹸は泥と強い酸性の汚れには弱いため、それを防止します(特に夏場に肉体労働している方の作業着などは、大変に乳酸や金属が含まれており、酸性も強いです)。

アルカリ洗濯で予洗いと言うのは、普通あまり行われないと思います。なぜならばアルカリ洗濯はもともと軽い汚れに対して効果的な物ですから、予洗いが必要なほどの汚れは石鹸洗濯を行ったほうが効果的です。

つまり
軽い汚れの洗濯/セスキ浸け置き1〜2時間→洗濯機開始→ススギ1〜2回。

作業着などの重い汚れの洗濯/水だけで予洗い→2倍程度の濃度の石鹸液に漬け込み1〜2時間→洗濯開始→ススギ2回

という感じになります。
かもさん、こんにちは。

かもさんが疑問に思われたように、布ナプキンをセスキのようなアルカリ剤単独の水溶液につけ置いたとして、場合によっては雑菌が繁殖する事もあるかもしれません。セスキには通常使用濃度では殺菌、静菌、除菌作用は無いからです。

男性でも女性でも性器部分は他の部分に比べて常在菌の数がはるかに多く(湿っていて皮膚上の脂肪酸や乳酸量も多い)、それが布ナプキンに着いている事も十分に考えられますね。

血液汚れの色はアルカリ性水溶液に浸すと赤い色の元の赤血球が壊れて、色は消えると考えられます。
しかし血液は脂質やたんぱく質も少し含んでいるので、毎回セスキ洗濯だけでは汚れが蓄積してくることも考えられます。

たとえば外出時にでしたら綿の布ナプキンは使用後にセスキスプレーをしておき(染みにならないようにするため)、帰宅してから水洗いをして大まかに汚れを落とした後(予洗い)、石鹸液に浸け置いてから通常の洗濯をするといいのではないかと思います。

家にいるときは使用後に水で洗い、そのまま石鹸液に漬け込んでしまえばいいと思います。

炭酸塩入りの粉石けんで適正にアワアワ洗濯すると、除菌効果はかなり高いです。
たんぱく質や脂質の汚れもかなり完璧に近く落ちるので、様々な意味で効果的ですね。
>10かもさん
石けん液は、あまり薄いと泡立ちません。ある濃度以上になると泡立ちます。
が、石けん液の泡は、どんな物でも時間が経てば消えます。でも、時間が経っても濃度は変わりません。

私が「あわあわで洗いましょう」と言うのは、「泡がしっかり立つ 濃 度 の石けん液で洗いましょう」ということなのです。石けんを事前に泡立てて洗う、というのは、泡立てがメインのように思えますが、実は「しっかり溶かし込む」ことが最重要事項です。

しっかり溶かし込むと、泡は必然的についてきます。
溶かし込みが主で、泡は従、と言ってもいいでしょう。

さて、ご質問の
>泡が十分に立っている状態=洗浄力のある状態(再汚染しない)ということでしょうか?
ですが、

泡が十分に立っている状態=洗 浄 力 の あ る【 濃 度 】です。
洗浄力のある濃度なら、泡が立っていてもいなくても、再汚染はしにくくなります。

>たとえば、バケツに石けん液をつくるとします。
>これは、石けん水の容量のほとんどがアワアワな状態のことでしょうか?

これはちょっとご質問の意味がわからないのですが、石けん水の容量のほとんどがアワアワ、というのは、バケツの底に石けん液があって、バケツいっぱいに泡がある、という意味かも? と思ったのですが、それは違いますよね? 泡泡で洗顔する、ということを聞いた人が、時々私のところへ「泡を作ってそれを衣類に乗せることが泡泡洗濯だ」と思って質問してくることがあるのです。が、それとは違います・・・よね?

バケツに石けん液をつくり、バケツからあふれんばかりの泡がある状態、ということでいいでしょうか?

>この全てアワアワの状態をキープできないといけないのでしょうか?

アワアワの状態をキープ、というのは、それは不可能です。
石けんの泡は時間がたつと必ず消えますから。
でも、先に書いたように、泡が消えたからと言って、濃度が下がったわけではありません。

浸け置きする場合、「アワアワが立つ濃度」をキープすることが大事であって、泡が消えるのは最初から想定済みです。

>泡が消えてしまったら、洗浄力がなくなり、そのまま漬けておかないほうがよいということでしょうか?

泡で洗っているのではなく、泡が立つ濃度の石けん液で洗っている、ということをまず念頭においてください。
浸け置きの場合は、ジーッと静かに置いているので、時間が経つと泡が消えるのは必然です。でも、濃度に変化はありませんから、心配ないですよ。
続きです。

>布ナプキンなど、普段の洗濯と比べて、3時間程度置きに汚れ物を処理するわけですが、1時間程度で泡が消え、再汚染がはじまるということでしたら、

私は、10〜20分も放置すると泡が消えるような濃度の石けん液しか使ったことがありませんが(高濃度のほうが粘度が高く、泡もち時間も長いのです)、その程度の濃度でも、泡が消えたからすぐに再汚染が始まるわけではありません。また、泡が消えても、攪拌すれば泡立つのであれば、その泡無し石けん液は十分洗浄力があるのです。

泡と洗浄力の関係は、次の例を参考にしてください。

まず洗濯機で泡がしっかり立っている状態の石けん液を作ります。

1)衣類を入れる→→攪拌が続くうちに泡が消えてしまう。⇒⇒石けん不足で、泡が消えた時点で洗浄力がなくなっている⇒⇒⇒再汚染しやすくなる

2)衣類を入れる→→攪拌を続けて「洗い」が終っても泡が消えないで残っている。⇒⇒泡が残っている石けん液には洗浄力が十分ある。⇒⇒⇒再汚染しにくい
 
ということがいえます。

1)の場合、最初いくら泡立っていても、石けんが少なめだと、洗いが続くうちに石けんが汚れと結びついて石けんの洗浄力を失ってしまうのです。こういうときは徐々に泡が消えていきます。こういう場合の「泡が消えた」石けん液は、濃度が薄くなったのであり、洗浄力がなく、再汚染しやすくなるのです。汚れも洗濯液の中に溶け出しているわけですし。
(このような洗濯が続くと衣類が黒ずんできます。一回で黒ずむのではなく、そういう薄い石けん液で洗い続けると、数週間〜数ヶ月で黒ずみが出てきます。)

2)のように「洗い」が終っても泡が残っている場合、その場合は、その石けん液は、まだまだ洗浄力があります。でも、その泡立った洗濯液でも、そのまま放置すると泡は消えます。(だからと言って濃度は変わりません)


つまり、泡が消えた瞬間から再汚染が始まるのではなく、攪拌しても泡立たないくらい石けん濃度が下がってしまったら、そこから再汚染しやすくなる、ということです。

>もちろん同じ石けん液を使いまわすわけにはいけないですよね。

泡が立ってなくても、攪拌してみると泡が立つ石けん液でしたら、使いまわしはOKですよ(*^_^*)

>3時間置き(汚れ物が出るたび)に、毎回石けん液を新しく作り直すのも大変なので、まとめられれば…

大丈夫ですよ。毎回新しくしなくても、高濃度にしておけば、次次入れても大丈夫。

>水での予洗い→ひどい汚れの石けん漬け置きの後、セスキでとりあえず洗濯機で洗う時間まで漬け置く

これもいい方法だと思います。多分、パーフェクトかもしれません。
でも、そこまでしなくても、石けんで浸け置きして、洗濯機で洗う前にザッと絞って、洗濯機に放り込むだけで十分だと思いますよ〜(*^_^*)

長文ごめんなさい。

※11、13は誤字があったので削除しました。
>徐々に黒ずみが出てくるとのことですが、黒ずんでしまった後でもしっかりアワアワ洗濯をすれば解消できるでしょうか?

出来ますよ(*^_^*)

>それとも、黒ずみや黄ばみをとるのに、手間がかかったりするものでしょうか?

普通にアワアワ洗濯をすれば、たいていの汚れは落ちます。
黒ずみや黄ばみが出るような洗濯方法を十年も20年も続けていて、ものすごく汚れが蓄積しているような衣類でも、熱いお湯で石けんもたっぷり使ったアワアワ洗濯をすれば、一回で真っ白になった例を知っています。
一回では無理でも、数回アワアワ洗濯を続けたら、どんどん白くなっていった、ということはよく聞きます。

>>石けんで洗濯する際には、洗濯中に洗浄力をキープし続ける事が重要です。
洗浄力が失われない状態、低下しない状態で洗っていれば、通常の洗濯においては再汚染はめったに起きないと思われます。

>これは、漬け置きでの場合でも同じことでしょうか?

同じですよ〜(*^_^*)

10でお尋ねの

>たとえば、バケツに石けん液をつくるとします。
>これは、石けん水の容量のほとんどがアワアワな状態のことでしょうか?
>この全てアワアワの状態をキープできないといけないのでしょうか?

>泡が消えてしまったら、洗浄力がなくなり、そのまま漬けておかないほうがよいということでしょうか?

というのは、浸け置きのことをお聞きになっていたのだと思っていたので、それに対してのお答えのつもりでした。


**************

>泡が十分に立っている状態=洗浄力のある状態(再汚染しない)ということでしょうか?
ですが、

泡が十分に立っている状態=洗 浄 力 の あ る【 濃 度 】です。
洗浄力のある濃度なら、泡が立っていてもいなくても、再汚染はしにくくなります。

***************

↑この部分ですね。

「洗浄力のある濃度なら、泡が立っていてもいなくても、再汚染はしにくくなります。」とお答えしているのは、浸け置きの場合のことを聞かれたのだと思っていたので、「浸け置きの場合は」という意味です。

また、浸け置きでOKなことは、洗濯機の中で攪拌しているときもOKです。

あまり難しく分けて考えなくてもOKですよ。

とにかく、ちゃんとした濃度があれば、たいていのことはOKです。


>>>石けんで浸け置きして、洗濯機で洗う前にザッと絞って、洗濯機に放り込むだけで十分だと思いますよ〜(*^_^*)

>とのお答えがありますので、泡立つ濃度を保っていれば大丈夫なのかな?と思ったのですが、 それが半日とか一日、長時間となるとどうなるのかな〜と思い、質問させていただきました。

泡立つ濃度の石けん液を使っていれば、半日や一日程度では石けん液が変化することはないし、心配することは何もないと思います。
まあ、一ヶ月以上置くと、石けん液が乾いてしまうし、半年、一年も置くと、かびたりすると思いますが…。

私は洗濯機の中で忘れてしまって一週間置いたことがありますが、気分的に気持ちが悪かったので排水して新しいお湯と石けんで洗いましたが、もったいなかったかな。そのまま洗って、すすぎだけお湯にすればよかった、と思っています。ま、これは好き好きですね。

とにかく、石けん洗濯って、あまり心配しなくても大丈夫!
再汚染とか、言葉で聞くと恐ろしく感じるでしょうが、要するに、洗浄力のない液体に汚れものを浸けこむと汚れがちゃんと落ちない、ということなのです。

洗浄力のある液体に浸けこんで、非常識なほど長く(1ヶ月とか半年とか)浸けこまなければOK。

3〜4日くらいなら、洗濯機の中で忘れていた、ということはよく聞きますから、それ以内に洗えば問題ないと、ずぼらな私は考えています。実際、なにも問題なかったですし。

石けん生活、石けん洗濯は、失敗したらすぐわかります。臭くなる、汚れが落ちてない、など。
でも、その失敗はちゃんとした洗濯(アワアワ洗濯)をすれば一発で解消するようなものです。
問題が起きることを心配するより、問題が起きても心配ないわ、アワアワ洗濯すれば解消よ! と思ってください。
いや、ホント。

何か問題が起きたら、温度高め、石けん多め、攪拌時間長め、いう「高め多め長め」の洗濯を一回やれば、必ず解消します。
さあ、レッツトライ!! エラーなんか怖くないですよ〜。エラーはサクセスのマザーです!(長嶋か、ルーか、ってとこですが)
なかなか面白いコミュですね。
再汚染は石鹸濃度という問題もありますが、そもそも水というのはマイナスの電極を持つために水に品物を入れ、その後に石鹸などの活性剤を入れるというやり方をすると水中の−電極が汚れを引き付けてしまい、それが黒ずみなどを生む原因にもなっています。
ですから、まず水によく石鹸を溶かしそこに洋服を入れるという順番を守ることも再汚染の有効な手段になります。
おしぼり屋さんなどでおしぼりがだんだん黒ずんでくるのも、これが原因と云われています。
あと、黄ばみについては合成洗剤は洗剤中に蛍光剤も含まれていることが多く、その蛍光剤の作用により生地を白く見せているのに対し石鹸洗浄では蛍光剤が含まれていないために蛍光剤が洗濯のたびに少しづつ剥離して生地本来の色に戻っているだけで、白い生地が黄色く変色しているのではないということも理解する必要があります。
一応、ご指摘まで。
takibiさん、こんにちは。

投稿ありがとうございます。

水に関してはいずれ書きたいと思っていたのですが、takibiさんがきっかけを下さったので、ちょっと補足させていただきますね。

私の言葉よりもはるかに正確でわかりやすい、北野康さんという専門研究者の方が書かれた一般向けの本からちょっと引用要約します。
「NHKブックス 新版水の化学」より。
http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=00017291995


水というのはその分子内に電気的偏りがあります。これを極性といいます。
水分子の酸素側は負電荷を帯び、水素側は正電荷を帯びます。

しかし、その水分子全体ではプラスマイナスゼロで中性になっています。

全体としては中性だが、水分子内では正電荷と負電荷の中心がずれてはなれています。
この正電荷の極と負電荷の極が離れれば離れるほど分子中のそれぞれの力は強くなり、両極間の距離は双極子能率と呼ばれる。

水分子はこの双極子能率が非常に大きい。

このことは水分子が物を溶かす能力に大きく関係している。

と、ここまで引用しました。

ネット上でも説明しているところがありました。
http://sci.la.coocan.jp/fchem/log/rika/12225.html
http://www.tg.rim.or.jp/~kanai/benesse/chemqa09.htm

水は電荷の偏りが水としての「物を溶かす能力」を発現させますが、全体としては電気的中性でpHも七で中性を示します。



takibiさんも書かれたように、洗浄剤を入れる順番が最後だと洗浄剤の濃度不均一など不具合が起きて、汚れが落ちきれない原因になったりするでしょうね。
やっぱり石鹸は最初にキッチリ溶かすのが重要ですね。

石鹸は陰イオン性の界面活性剤であり疎水基が脂肪酸ですから、ちゃんと使えば皮脂などの汚れには大変な洗浄力を出しますね。
またワセリンのような強烈に疎水性の強い炭化水素にも、ステアリン酸塩のようなこれまた疎水基の大きいものならば大変洗浄力は良いです。

オシボリの洗浄やってるクリーニング工場の現場見たことがありますが、浴比とかは完全に無視してものすごい詰め込み洗いしてますね〜。んでさらに合成洗剤なんで汚れがちゃんと落ちませんから、結局最後に塩素系漂白剤ガンガンいれてました…。げっそり
あっちょっと補足です。

石鹸液の濃度によってどれほど洗浄力が違うかの資料がありますが、それをみるとそれぞれの濃度でかなり違うんです。
薄くても極端に濃くても洗浄力は低下します。

薄すぎるということは水中の界面活性剤の小ミセルが安定して臨界になりにくいなどが考えられます。

濃すぎるということは、界面活性剤の「水に汚れを分散させる」能力の低下が相対的におきる水の不足によって起きる等と考えられます。

つまり濃度の不均一(濃い部分と薄い部分が発生する)がどれほど洗浄力を低下させるかと言うことだと思います。

この辺は単純に攪拌がよく構造の単純な二槽式洗濯機がもっとも洗濯液を均一にしやすいと考えられます。
あと石鹸は水に溶けて初めて洗浄力を出しますから、溶け切れてない石鹸は当然不具合の元になりますね。
寅壱さん、あわのすけさん、ご指摘ありがとうございました。
偉そうに指摘などと述べておいて勉強不足のようでした・・・。

電極の話はこのあいだたまたまそのような事例に出くわし、分析官の話を聞いたのでかなり大雑把にレスをつけてしまいましたが、他の記述が細かく記されているだけに僕のようなレスはちょっと不適当でした。すみません。

また、黄ばみについての指摘については一考する必要があると感じました。
クリーニング業界では今でも蛍光剤の剥離による地色の表面化というのが大半の製品に当てはまる通説となっております。もちろん、漂白されているものもあるということは承知しておりましたが、大半のものがそれに当てはまるというのは知りませんでした。
ただし、石鹸で洗うと黄変する言いたかった訳では決してないことを付け加えさせてください。地色を漂白処理してあるならば、石鹸で洗っても白くなるということに関して僕も特に否定するつもりはありません。

単純にすすぎ不足による黄変というのも少なくありませんから。(これも間違いだったりするのでしょうか・・・)
すすぎ不足、活性剤が均一に浸透していないなどの理由は上にもあるように品物の詰め込みすぎなどが主に挙げられる原因と考えております。

僕も仕事柄このような記事には関心があるので、通りすがら安易にレスしてしまったのですが、かえって誤解を生むような記述になってしまい申し訳ありませんでした。

僕も現在、活性剤や漂白剤などその他の薬品について勉強しておるところで、本は本でちょっと専門過ぎて難しいものも少なくなく、いろいろと手こずっているところです。ここにもいくつか参考になる出版物を紹介してくださっているようなので、是非読んでみようと思います。ここのコミュもゆっくり読ませていただきます!

ありがとうございました><
僕も専門家の話を聞く機会もしばしばあるので、お役に立てそうな話しなんかがあれば報告したいと思います。
長文すいませんでした。
takibiさん、コメントありがとうございます。


まだまだ情報不足のコミュである&ミクシィの仕様に関する制限などの事もあり、わかりやすくする事になかなか苦戦しておりますが(私の能力不足に関してはあせあせ(飛び散る汗)「心に棚を作って」おきますあせあせby炎の転校生)、様々な立場、業種に立つ方々から意見をいただければもっと深まるのではと期待しています。

今後とも気軽に書き込みをしていただければと思います。


再汚染について、質問です。

洗濯の再汚染防止について、以下のように認識しています。

・洗濯・浸け置き中に洗浄力をキープし続ける量の石鹸を使う(目安は泡立ち)
・次の工程に回す前に、しっかりと脱水する
・化繊のものは再汚染しやすい

ところで、二槽式の洗濯機で、注水切り替えレバーがついていて、脱水槽に注水できるものがありますよね。
実家の母(合成ユーザー)が、洗い後の脱水時に、
「すすぎの効果がある」として、脱水槽に軽く注水していました。
脱水を3分するとして、最初の30秒ほど注水する、と言った感じです。
洗い後の脱水時に、洗濯物についた泡を流したい、と言う理由です。
これは再汚染になるのでしょうか?
合成だと構わないのでしょうか?
再汚染防止にと、1回目は化繊、2回目は木綿、と分け洗いしているのに、
意味がないんじゃなかろうか、と思ってしまいました。

また、うちの洗濯機も、時折脱水に不具合があると、同様の動きをします。
気付いた時には電源を落としたりと対処するのですが、
洗濯物はもうきれいになっているのだから構わないのか?
食器洗いと同じで、再汚染が起こるのか?
わからなくなってしまいました。
こんにちは。

二槽式の注水脱水は多くの場合効果的です。
ただし、石鹸液でビシャビシャのときに注水すると脂肪酸が遊離して駄目だと思います。


良いやり方として、脱水槽をある程度回して脱水がある程度済んだ後に注水する。というのがいいでしょう。
これならばススギ時の水の汚れを抑えることが出来て、ススギも効率的になると思います。
> 寅壱さん

ありがとうございます。
ある程度脱水した後に注水脱水は効果的なのですね。
二槽式は、やはり高機能と言うか、良く出来たものなのですね。
逆に、泡を消すためにわざわざ途中で注水するドラム式は、
せっかく洗っているものを汚していることになってしまっているのですね。

子供のころに、母にそのやり方を教わった時、
幼心に「脱水するのに給水するって???」と思っておりました。

洗濯を理解するにつれて、いろんなことがわかってきて、
より効率よく行えるようになるのですね。
一方、理解していないと、良かれと思ってやったことが裏目に出て、
機械のせっかくの機能を使いこなせない、という事になってしまうのですね。
まあ、これは洗濯に限ったことではないのでしょうが。
たびたび質問ばかりすみません。

以前、お洗濯関連雑談-835 でこんなやりとりがありました。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=42&comm_id=2739418&id=25861446

【質問】炭酸塩入り石鹸で漬け置きしていたおむつを手で絞り、洗濯機に他の衣類と共にいれてセスキで一晩漬け込み、朝回してます。おむつに石鹸が残っているのにセスキにつけると再汚染するんでしょうか?

【回答】タオルで同様にして実験。タオルはすっきりとして、セスキ液も脂肪酸が大量に浮かんでいることは無いようです。ということで再汚染することは無いようです。汚れの度合いにもよると思いますが。

というわけで、私もやってみたのですが、誤って漬け置き液を濃く(水5Lに暁ローブ30g)にしてしまったせいか、
手で絞った時点でかなりの泡が立ちました。
それを水5Lに炭酸塩5gを溶かした液に漬け込んだところ、
液は白濁し、石鹸カスの様なものが浮かんでいます。
一晩漬け込んで脱水後、他のものとアルカリ洗濯を試みるつもりですが、

・このオムツに再汚染は起こっているのか?
・他の洗濯物と一緒に漬け込んだ場合、問題が起こるのか?

という疑問が起こりました。
ちなみに、このオムツは、最初、洗濯液使いまわしで漬け置きしたのですが、
気付くと浸け置き液が泡立っていなかったので、脱水後、新たに漬け置きしたのものです。
よって、汚れはほとんどなかったのかな?と思うのですが。
オムツをアルカリ洗濯したときの問題点は認識しています。
ただ、1回やってみたかったので。
このやり方が有効であれば、例えば朝から出かけたいので洗濯は手早く済ませたい!と言うような時には便利だなと思います。
再汚染しないと謳った「パジャン」という商品がありますが、どうなのでしょう?
せっけんでも合成洗剤でもないようですが・・・。
使用されている方いらっしゃいますか?
http://item.rakuten.co.jp/chitoseya/10000046/
32.isasaka-uさん

「パジャン」がどどんな物なのか検索してみました。

http://www.w-direct.jp/SHOP/2447-403.html
(上記サイトより一部引用)

独自の開発技術により、水に溶けたときにマイナスイオンが大量に発生するように工夫されています。マイナスイオンが汚れ物質と結合し、汚れの表面電気をマイナスイオン電気に変えることで、衣服から汚れを引き離します。
■成 分/炭酸塩、重炭酸塩、けい酸塩、分散剤、酵素、酸素安定化剤


マイナスイオンについては、つらつらとゆるい雑談トピックに、寅壱さんの説明がありましたので転記します。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2739418&page=2&id=35377743
(コメント38より一部引用)

あとマイナスイオン、プラスイオンという言葉は学術的には存在せず、エセ科学の世界ででっち上げられた言葉です。
陰イオン陽イオンという言葉は学術用語として存在します。


存在しないマイナスイオンで、どうやって汚れが落ちるのかしら?
成分で炭酸塩、けい酸塩は分かるのですが、他は何が入っているのか疑問です。
 >isasaka-uさん

石鹸洗濯を初めて1年と少し経つものです。
アトピーっ子の息子の為に、小児アレルギー科の医者に勧められて
受付で販売していた『E洗浄剤』というのを使っていました。
その後、その医院への通院を止めて、しばらく通販で購入していましたが
近所の自然食品店で、ほぼ同じ成分で販売していた『バジャン』を
今でも、石鹸と併用で使っています。

使用感は、可もなく不可もなくといったところでしょうかむふっ
5人家族で朝晩2回洗濯機を回すのですが、夜は時間が無いので
石鹸生活をはじめた際にセスキにしていましたが、夜の洗濯物が
固くなるので『バジャン』で残り湯洗濯すると、セスキのような
汚れ落ちと、セスキよりはましな洗いあがり‥
なので、今でも夜はバジャンです。

医者に勧められたとき、成分の「分散剤、酵素、酸素安定化剤」の
部分が理解できずにためらいましたが、当時は迷う余裕もなかったし、
今では、息子の肌に悪くなければいいや、くらいの気分なので、
私的には問題なしですが‥
本当に、酸素安定化剤ってなんなんでしょう???

もちろん、一番良い洗濯方法は、石鹸&セスキだと思っていますので
もう少し子供が成長して、時間に余裕が出来たらバジャンから
卒業しようと思っていまするんるん

長々、失礼いたしました。
>HARUKA@☆ノさん
コメントありがとうございます。
パジャンは石鹸ではなく、「洗浄剤」なので、ここに書き込んでいいのかわからなかったのですが、
ベビー衣料の洗濯という広告が目に留まり、さらにクチコミがよいようなので気になっていました。

「マイナスイオン」については家電などにうたわれている効果についても賛否両論あるようですね。
らでぃっしゅぼーやのサイトのほうには、マイナスイオンではなく、陰イオンという言葉が使われてました。
http://www.radishbo-ya.co.jp/ec/e/eOM00022

成分の表示ですが
『Q 成分表示について、一部名称(具体的な物質名)が書かれておらず、その役割だけ記載さているけれど何でですか?
A2 洗濯用洗浄剤は化粧品等と違い、家庭用品の品質表示法にもとづいて成分を記載しております。従って、分散剤という表示となります。
分散剤は洗濯中にある汚れ物質をその名の通り分散して、一度取れた汚れを再び衣類に付着させない効果があり、微量配合しております。』とありました(パジャンの姉妹品のサイトですが)
http://www.tree32.com/forest/senjozai/senjozaiqanda.html

企業秘密なのか知りませんが、よくわからない答えです。
物質で書いて欲しいですよね。。。

パジャンを開発したミズ株式会社のサイトによれば、石鹸関係とかではなく医療用物質を開発している会社のようです。洗浄の仕組みなど私にはさっぱりですが・・・あわあわ洗濯とは別次元の商品ということですね。重曹に近いようですが。


>いっちゃんさん
コメントありがとうございます。
楽天で検索していてたまたま知った商品ですが、(E洗浄剤の方は)病院ですすめられている商品だとは知りませんでした。
パジャンのレビューにアレルギー、アトピーの使用者の方が多いので、セスキや重曹洗濯ではなく何故パジャンなのか?と思っていたのですが、衣類が固くならないのですね!

朝晩2回、5人家族のお洗濯は大変ですね・・・恐れ入ります。
この手の商品は賛否両論あるかもしれないですが、いっちゃんさんの息子さんの症状がやわらいでいるのであれば、それが何よりだと思います。
セスキより洗い上がりが固くならないのはいいですね。試してみる価値ありと思いました。

色々検索していたら、マザータッチ、パジャン、市販の洗剤で比較した実験が載っているサイトを見つけました。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/uzumasa/share/mother.html
参考までに・・・



こんにちは。

商品に関しては私も使った事がないので何とも言えないんですが、マイナスイオンに関してだけは賛否とかではなく、定義もされて無い、どのようにも都合よく使えるニセ科学用語という事です。

こんにちは。

寅壱さんは大人の言い方をされていますが、

マイナスイオンが陰イオンを言い換えたとして、「水に溶けたと きにマイナスイオンが大量に発生するように工夫された」って、石けんがまさにそうですし、石けんは陰イオンにさらに疎水性基と親水性基まで持たせている優れもの。

「マザータッチは重力波物質であり、重力波を放出しております。それ故マイナスイオンの放出力がすばらしく、優れた還元力を発揮いたします。」って、私には全く理解不能。

洗浄力の比較実験ですが、実験条件の記載が全くない!

信ずるものは救われるのですね。

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