ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

山行記・旅行記コミュの北アルプス縦走記?−1日目

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

期間:2004年8月1日〜6日の5泊6日
場所:折立〜薬師岳〜黒部五郎岳〜水晶岳〜湯俣温泉〜高瀬ダム
参加者:F林・プースケ





コメント(1)

8月2日(月)

 早朝白馬駅に到着。下車すると真夏とは思えない程ひんやりとした空気に、思わず長袖を着込んでしまう。標高からすれば山のキャンプ場の朝はもっと寒いはずだ。朝食をとれる所を探したが、めぼしいものがないため我慢する。白馬駅ってなんもない。

 白馬からはJRのローカル線に乗って富山まで向かう。車窓からの風景はなかなか悪くない。民家は少なく、山と川ばかり見えた。ただ、乗換駅でまわりになんの店もないのは勘弁。腹減ってしょうがない。電車内に座っていると対面に座っていたおばさまに話しかけられる。彼女は富山の実家に帰るところだと聞いた。われわれは行き先について話したりしたが、電車がトンネルに入るとものすごい轟音で会話が途切れがちになる。

 糸魚川駅から富山駅までの北陸本線は通勤・通学の乗客が多く、かろうじて座れた程度だった。車窓からの眺めは、これまたよい。進行方向右手には常に日本海が広がっていて、左手には山々が連なっている。各駅周辺は民家が多いが、少し離れるだけできれいな緑色の田園風景が広がる。ずーっとキョロキョロした。

 富山駅に着いてやりたいことは、地形図を本屋で探すことと、寒いからフリースを探すことと、飯を食うことだ。地形図は見つかってすぐ落着。登山用品店が知りたかったので交番で聞くと、すごい訛りで教えてくれた。その登山用品店で見つけたフリースはべらぼうに高かったので買わなかった。富山は路面電車が走っていて、楽しそうな街だったが、観光する時間はないのでさっさとロッテリアで食事を済ませて富山電鉄に乗る。

 富山電鉄はちょー田舎チックのぼろい単線電車で、駅もボロっちいし駅員もいないし改札もない。バスのワンマンカーのごとく、ワンマントレイン方式で、運転手が検札するのである。これがいい。胸がキュンとする。極めつけは運転手が観光案内アナウンスをするところである。「右手に見えますのは〜」などとやってくれる。いわずもがな、客の大半は立山を目指す観光客だ。有峰口駅で降りたのは我々2人ともう1人の若い男性だけだった。

 この駅もめちゃくちゃボロで、築40年くらい経っていそうな木造駅舎だ(写真1)。至る所に蜘蛛の巣があり、窓は汚れて曇っているし、トイレは消毒液くさいし、とうとう来てしまった感に浸ることができた。ここからバスに乗って折立に向かう。定員50名ほどのバスに、運転手・助手とわれわれ2人とくだんの男性1人だけが空虚に乗っていた。なにもバスではなく乗用車の方が燃費がいい気がするのだが、折立で折り返してお客さんをたくさん乗せるのだろう。

 折立キャンプ場に一番乗りしたのはわれわれだった(写真2)。登山口周辺のわき道に駐車された車数十台あり。ここから登って、また車に帰らなくてはならないコースってあまり魅力がなさそうだ。結局その日だだっ広いキャンプ場に幕営したのは他に京都外国語大学ワンゲルだけだった。彼らとは黒部五郎岳まで同じコースをとることになる。14時前に着いて16時の天気図を書いたら、することがなくなりボケッとするが眠いし暇だから早めに夕飯食べることにした。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

山行記・旅行記 更新情報

山行記・旅行記のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング