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[異説] 超古代文明 [オカルト]コミュのアトランチス=イスラエル=イギリス説

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超古代史関係の中でもきわめつけの奇想の主、ウィリアム・カミンズ・ボーモントの説を紹介いたします。

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明日のエルサレムがイギリスに現れるとすれば、昨日のエルサレムもイギリスにあって何がおかしかろう。ブレイクの詩的幻想を「現実」の歴史に写し込み、世界史そのものを書き替えようとした人物として、ウィリアム・コミンズ・バーモントの名が挙げられる。彼は『先史ブリテンの謎』(一九四六)、『世界史の鍵ブリテン』(一九四九)、『アトランティス後』(未刊)の三部作でエルサレムはパレスチナではなく、スコットランドのエディンバラにあると主張した。
 オリブ山の名は現エルサレムにある同名の山よりも、エディンバラ郊外の「アーサー追うの腰掛け」といわれる山にこそふさわしい。パレスチナにある港町ジョッパは、エディンバラ近郊の同名の町が移されたものだという具合である。ボーモントによれば、聖書のバビロンとはヨーク、ダマスカスとはロンドン、ソドムとタルシシはともにブリストルのことであり、イエス・キリストが生まれたベツレヘムは「エデンの園」とも呼ばれたイングランドのグラストンベリー、彼が活躍したガリラヤはサマーセットにあったという。
 一九五〇年、ボーモントは新聞に投書し、聖書の描く聖地がパレスチナではなくブリテンにあることを証明するために考古学的調査を行うべきだと提案した。
 もっとも、ボーモントがブリテン諸島に求めた古代国家はイスラエルばかりではない。たとえばエジプト、ギリシャ、バビロニアもスコットランド西部、真のエルサレムの近くにあったし、カルデアの都ウルはオークニー諸島にあった。またブリテン諸島そのものが古代にはアトランティスとも呼ばれていたという。
 古代ブリテンの没落は、モーゼ、ゾロアスター、オーディンとも呼ばれる邪悪な征服者の侵略から始まった。エルサレム(エディンバラ)は強大な侵略者の軍勢に包囲され、あわや落城という時、彗星がその近くに落下して侵略者は亡びた。彗星墜落は後世、神の奇蹟と称されることになるが、それに伴う天変地異はブリテン=アトランティスをも壊滅させた。この時、ブリテンから地中海へと植民した人々はやがて発祥の地を忘れさり、自分たちが先祖代々その地に根づいていたように思い込んでしまった。
 さらに後世になると、ローマ帝国がブリテンを組織的に略奪し、古代国家の建造物をも奪って地中海方面に移築した。歴史改竄のとどめを行ったのがコンスタンティヌス大帝で、彼は母ヘレナ大后を騙して偽の聖十字架をパレスチナで「発見」させ、古文献の検閲・焚書を徹底して聖地がブリテンにあったとする伝承を根絶した。また、現行の聖書はパレスチナに執着するユダヤ人によりことごとく書き替えられてしまったのだという。
 ボーモント説に結実するイギリス人の聖地執着は、ギリシャ・ローマ・オリエントの古代文明圏から遠く離れ、ヨーロッパでは文明の後発国たることを余儀なくされたイギリスのコンプレックスの反映と見ることが可能であろう。その事実を素直に認めることができない人々が、イギリスこそ神に定められた聖地であった、あるいは地中海の古代文明よりも古いアトランティス文明の発祥地であったという幻想に慰めを求めるのである。
 余談だが、西欧文明の伝播という点からはイギリスよりもさらに後発国であったアメリカ合衆国で、新大陸は失われた十支族が開いたと説くモルモン教が興り、イグネチアス・ダンリー(一八三一〜一九〇一)の近代アトラントロジー(世界のあらゆる文明の発祥地がアトランティス大陸にあるという主張)やジェームス・チャーチワード(一八五二〜一九三六)のムー大陸説が発祥した遠因も同様の心性にあるのかも知れない。
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http://www.mars.dti.ne.jp/~techno/text/text4.htm

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国際的ジャーナリストとして名をはせたウィリアム・カミンズ・バーモントは、その著書『処女王の秘密の生涯』(一九四七)において、ベーコンがシェイクスピアであるばかりではなく、エリザベス女王の隠し子であったことを考証した。
 バーモントはベーコン王子説を唱えた最初の人物ではないが、この説の信奉者の中でもきわめつけの奇人であったことはたしかである。なにしろ彼はエジプト、ギリシャ、イスラエル、カルデア、フェニキアなどの古代国家はことごとく、かつてアトランティスとも呼ばれたブリテン諸島にあったと信じていたのだから・・・
 バーモントは『地球の謎』(二五)『神秘の彗星』(三二)『先史ブリテンの謎』(四六)『世界史の鍵ブリテン』などの著書で、古代イギリス=アトランティスの栄華は地球と彗星の衝突によって滅びたこと、かろうじて再建された古代国家もローマ人の組織的略奪にあったこと、ローマ帝国がイスタンブールに遷都して後に古代国家の遺跡は地中海・中近東の各地に移築され、歴史は完全に書き替えられてしまったことなどを明らかにした。ボーモントは歴史の真相を隠し続けようとする陰謀の存在を信じており、シェイクスピア=ベーコンの正体もまたその種の陰謀によって隠蔽されたものと考えていた。
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http://www.mars.dti.ne.jp/~techno/text/text5.htm

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木村鷹太郎の同胞はイギリスにもいた、というわけで、1940年代にイギリス世界中心説を唱えたウィリアム・カミンズ・ボーモントを紹介する。エジプトはスコットランド、イェルサレムはエジンバラ、アトランティスはブリテン島だ、と主張するものすごい説。現在カミンズ・ボーモント協会が活動中だという情報が末尾に置かれているあたりが心憎い。
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http://isidora.sakura.ne.jp/ino/guide02.html

英文ウィキにおけるボーモントの項目
http://en.wikipedia.org/wiki/William_Comyns_Beaumont

コメント(1)

カミンズ・ボーモント協会は、二つあるらしいですね。
アメリカ・フィラデルフィアのものと、イギリス・エジンバラのものと。この二つは別系統らしいですが、10年くらい前の情報ですので、現在どうなってるか分かりません。

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