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捕獲した魚の写真&図鑑コミュのタチウオ

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★学名・・・Trichiurus japonicus
★分類・・・スズキ目サバ亜目タチウオ科タチウオ属
★分布・・・北海道以南の日本各地沿岸。
★漢字名・・・太刀魚、立魚


■特徴(形や模様など)
刀のような魚、まさしく太刀魚。
生きている時の銀色のボディは青みがかった金属のような光沢で本当に刀のようだ。
これは銀色に輝くグアニン質の層で覆われてるからである。
表面のグアニン層は指で触れただけですぐ落ちてしまうが、生時は常に新しいグアニン層が生成されることで体を保護している。
死後は灰色がかった銀色となる。
このグアニン層の銀粉は模造真珠原料として使われている。

頭と尾は尖っていて、体は平たく細長い。
尾ビレはなく先細りになっていて、背ビレは130軟条以上。
口には鋭い歯があり、素手で触るとすごく危険!
釣りで針をはずす時は必ず注意しよう。
大きさは最大で150cmほどになる。
だいたい釣りでは1mを超えれば「4本指」と呼ばれ、かなり大きい方。


■生態
沿岸域の表層から水深200m程度の範囲の泥底近くで群れて生活している。
河口などの汽水域にも多く出現することがある。
昼間は深場で生活するが、小魚が接岸する夕方・夜になると同時にタチウオの群れも深場から浮上してきて捕食する。
神出鬼没で日によってどこを回遊しどの層にいるのかはわからない。
とにかく餌のないところには現れないので、アジやイワシの回遊を目安にするのも方法である。
肉食でアジなどの小魚やイカなどを食べる。
フィッシュイーターではあるがスズキのように餌を丸呑みしないで鋭い歯で噛み砕いて食べるので意外と食べるのに時間を要する。
警戒心が強く釣りでもなかなか針に掛かるタイミングが難しい。

産卵期に関してはなかなか研究が進んでいなく、一般的に6〜10月くらいとされているが海域によって差があるようだ。
年によっても変動があり難しい。

有名な話だがタチウオは立って泳ぐ。
これは頭を上に尾を下にして泳ぐということだが、名前の由来のひとつとも言われている。
実際水族館でも見れるが背ビレを波打たせて立って泳ぐ姿はなかなか面白い。




◆覚えておきたいポイントのおさらい
・口には鋭い歯があり、素手で触るとすごく危険!
・姿や色が太刀のようで「太刀魚」と立って泳ぐ姿から「立ち魚」の2つの由来が言われている。
・夜になると浅場に浮上してくる習性を利用し、秋の丘からの釣りの対象魚として人気。





これは瀬戸内海の愛媛・広島沖で10月に釣った80cmほどの個体。
海洋実習で夜に船から釣りました。

真ん中は頭部の写真。
かなり鋭い歯を持っていて素手で扱うのは危険です。

コメント(2)

兵庫県尼崎市の武庫川一文字で9月に釣った70cm強のタチウオ。

真ん中は全員の釣果。

右は頭部の写真。
採集場所:静岡県清水区三保
採集方法:釣り
採集時期:9月
大きさ:50?

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