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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 5/6

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5月6日(木)
★大人食堂を終えて今日から通常業務に戻った。SOSの発信地点のエリアも拡大している。私たちが駆けつけるエリアは東京・千葉・神奈川・埼玉の首都圏だが、最近は群馬・栃木・茨城からも届く。群馬は反貧困群馬の仲道さんが連携をお願いすると当日中に相談者に会いに県内を駆け回ってくれている。今日も即時対応してくれて結果報告が届いた。支援ネットワークづくりを他県にもつくらないと「大切ないのちがこぼれ落ちてしまう。」
私は、都内城東エリア福祉事務所矢印(右)蒲田矢印(右)所沢矢印(右)西葛西を駆け回った。「いのちを繋げ」!
❶午後から都内城東エリアにある**福祉事務所に20代のR君の生活保護申請同行、様々な精神的困難を抱えている。連休前にSOSを受け駆けつけて以降、心配性のR君から何回も質問がメールで届き、その都度返信してきた。社会や大人への不信感が強い事と、早く働き経済的自立を急ぎたい。焦り続ける。5日間も福祉事務所が閉庁していたので不安が増幅してしまったようだ。増して城東エリアの福祉事務所は、アパート入居までの一時滞在先としてのビジネスホテルを提供しない。無料低額宿泊所に誘導する事が常態化している。それでも**区の福祉事務所での生活保護申請にこだわるR君の意思を尊重した。予測どおり、個室でない無料低額宿泊所か自分でドヤを探してほしいとの主張、R君の精神状態が混乱してしまう事を避ける為にも満室状態の反貧困ネットワークのシェルターが明日の午後に1室空くので、急ぎ部屋清掃をおこない当面の宿泊先として確保した。最近満室状態のシェルター、住まいを追い出される寸前の公的支援から排除された外国人と大人食堂で4名で会っている。シェルターの増設を急ピッチで準備しないといけない。しかし個室シェルターは公がやる事ではないか!憤る事ばかりだ。
❷4時間近くかかった生保申請受理、18時に相談者が待つ蒲田に移動した。一度は生活保護申請しようと決意した40代のCさんは生活保護利用を立ち止まってしまった。「私などが生活保護を利用する資格などあるのだろうか。」もう一度生活保護制度の概要を説明した。心配事項は生活保護の阻害事項にならない事を説明、再度来週に申請同行する事を約束した。生活保護の利用は憲法で認められた権利!制度を利用して不安定なネカフェや野宿生活の繰り返しを止めてアパート暮らしをはじめよう。もう焦らなくていい。
➌蒲田から首都高・外環・関越の高速道路を乗り継ぎ所沢へ、コロナで仕事を失い家賃滞納と公共料金未払い、所持金1000円の女性からの悲鳴に近いSOS、明日にでも電気。・ガスが止められると泣いている。私たちが市民のカンパで運営する「反貧困ささえあい基金」では家賃の肩代わりもできないし貸付もできない。一度は断ったが電話の向こうで泣いている。もう駆けつけるしかない。お会いして状況を聞いてみると生活保護の相談に福祉事務所にいったらしい。福祉事務所の対応は「コロナでみんな大変なんです。」と追い返されたという。またここでも「福祉が人を殺す」来週に地元の福祉団体が生活保護申請に同行する事となった。それまでの繋ぎと公共料金支払い分を給付、泣き顔が笑顔に変わった。
❹今日もSOSが止まらない。江戸川区西葛西からだ。所持金ゼロ円だ。もう野宿しているらしい。駆けつけ時間が22時を超える。明日に持ちこせない。所沢から62キロ、自宅のある練馬を飛び越えて西葛西に向かった。40代の男性、先月に工場を雇止めされて寮から追い出された。今日は必死に求職活動をおこない来週から寮付き警備の仕事が私の到着寸前に決まったという。日曜日までのネットカフェ代と食費を給付、ギリギリの綱渡りで「命を繋ぐ駆けつけ支援」こんな日常が常態化してしまった。

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