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Sein und Zeit −存在と時間−コミュの第38節 転落と被投性

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岩波文庫桑木訳の中巻98頁から始まるこの節を皆さんとともに読み、考え、語り合ってゆきたいと思います。
僕自身はドイツ語原文は読めませんので、この岩波文庫の旧訳を何とか読解してゆきたいと思います。

コメント(1)

岩波文庫旧訳99頁より

〈自分‐そのものとして‐存在していないこと〉が、本質的に配慮しながら世界に没入する存在者の一つの積極的な可能性として実現しているのだ。
〈自分‐そのものとして‐存在していないこと〉は、現存在の最もよくあるあり方として理解しなければならない。
現存在はたいてい、このあり方によって暮らしているのだ。

それゆえ、現存在の転落を一種の、純粋で高次の根源状態からの下落というふうに理解してはならない。
私たちはこうした根源状態なるものについて存在的に何ら経験を持ってはいない。
そればかりか、存在論的にも何ら解釈の可能性も持っていないし、その導きの糸さえ持っていないのだ。

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