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平成耳袋-本当にあった怖い話し-コミュの【怪談】おばあさんが呼んでる

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ホラー映画につきものなのは、単独行動を取る人間から先に怪異に遭遇するというのがセオリーではないだろうか?
友人の橋田さんから伺った話しだ。

ある高校の男子陸上部が、山中の旅館を使って合宿を行ったそうだ。
引率しているのは、男性教諭が1名、女性教諭が1名。他は全て男子生徒である。
男性教諭と男子生徒は一緒の部屋で、当然と言えば当然だが、女性教師は一人、別室に宿泊をしていた。

合宿初日の晩である。
男子生徒達と同じ部屋で寝ていた男性教諭のもとに、旅館のおかみが訪ねてきた。
「こんな夜中にすみません、先生。」
おかみに揺り起こされ、男性教諭は時計を見た。
時間は午前1時を回る頃だった。
「いったいどうしたんですか?」
いぶかしげに尋ねる男性教諭に、おかみが眉を潜めて言った。
「私も休ませていただこうと思って、最後戸締りを確認に回っていたのですが、女の先生が外に出ていくのが見えたんですよ。私、声をかけさせていただいたんですけど、おばあさんがどうとか、うわ言のようにおっしゃっていて、まるで私の声が聞こえていないようでした」
「わかりました、ちょっと俺が見てきますよ」
様子が変だったと言われれば、さすがに心配になる。
男性教諭は上着だけ羽織り、外の様子を見に行くことにした。
「せんせーい!どこにいますかせんせーい!」
声を張り上げて女性教諭を探すが、山の夜は闇が深い。
昼間運動をしていた林道でさえ、一つ道を間違えれば戻れなくなってしまいそうだ。
そんな状況の中で、果たして女性教諭は遠くに行くだろうか?
ひとしきり旅館の周りを探しては見たが、彼女の姿はどこにも見当たらない。
(きっと、少しすれば戻って来るだろう)
男性教諭はそう思い、男子部屋に引き返した。
だが、その考えは甘かったと思い知らされる。

翌朝になっても女性教諭は戻って来なかった。
女性教諭の自家用車もそのままに、自宅、学校にも何の連絡もないということだった。
こうなっては一大事だ。
すぐに警察に協力を仰ぎ、男子部員も総出で女性教諭の捜索が行われた。

結果、男子生徒の一人が、近くの沢で倒れている女性教諭を発見する。
最悪なことに、女性教諭は既に亡くなっていたそうだ。

「こんな話し信じてもらえないと思って、警察の方には言わなかったんですが…」
一通り警察の聴取が終わった後、男性教諭に宿のおかみが話してくれた。
「女の先生、ずいぶんと明るいホタルを追いかけていたんです。おばあさんが呼んでる、おばあさんが呼んでるって言いながら…」

果たして、本当に先生の追いかけていたそれはホタルだったのだろうか?
今となっては真相は誰にもわからない。

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