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平成耳袋-本当にあった怖い話し-コミュの【怪談】住み込みアルバイト

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コミュ内全体

初夏、そろそろ学生さん達は夏休みの予定を立て始める頃ではないだろうか?
これは友人の橋田さん(仮)から伺った話しだ。

都内にマンションを借りて独り暮らしをする女子大生の加奈子さん(仮)
彼女もまた、夏休みをどう過ごすかで悩んでいる一人であった。
地元に帰省するのも何だかツマラナイ。かと言って、友人達と派手に旅行をするにしても、先立つものもない。
色々考えてはみたが結論が出ないまま、加奈子さんはその日も学食で昼食をとっていたのだが、ある話しが聞こえてきた。
近くの席に座る女子大生二人。面識はなかったが、その二人の話しに耳を傾けていると、どうやらアルバイトの話しをしているらしい。
「静岡の旅館で、学生向けにアルバイト出てるよ。住み込みで中居さんをやるらしいんだけど、三食付きで凄く良いみたい」
(旅館で住み込みのアルバイトか‥休日には観光もできるかな?)
加奈子さんは思い切って、二人に詳しい話を聞いてみることにした。
内容は学生向けの夏休みバイトで、旅館に住み込みで中居さんをする。しかも食事三食付き。
旅館で働きながら静岡観光。加奈子さんはこのアルバイトで夏休みを過ごすことにした。

二人から旅館の電話番号を教えてもらい、早速応募の連絡をしてみた。
旅館側は快くバイトの話しを受け入れてくれ、早速、夏休み初日から現地へ向かう事になった。
(旅館の人も良い対応だったし、楽しい夏休みになりそう!)
加奈子さんは楽しいアルバイト、静岡観光に胸を踊らせた。

そして迎えた夏休み初日。
加奈子さんは入念に準備したスーツケース片手に、浮かれ気分で新幹線を待っていた。
乗り込む新幹線がホームに入り、新幹線の扉が開く。
さて乗り込もうとしたその時、突然、加奈子さんの目の前に老婆が立ちふさがった。
まるで西洋の魔女のような黒い服を着たしわくちゃの老婆、その顔は、何故か黒く煤けていたという。
「あ、ごめんなさい、どうぞ」
老婆が下車しようとしていると思い、加奈子さんは道を空ける。
だが、老婆は下車しようとせず、ただ新幹線の中から加奈子さんを見つめている。
「あの、下りないんでしたら乗っても良いですか?」
と、加奈子さんが乗り込もうとすると、老婆の顔つきが変わり、両手を広げて通せんぼをしてきた。
「乗るな!」
突然老婆が出した大声に、加奈子さんはひるむ。
(な、何この人!)
そんな押し問答をしているうちに、新幹線の発車ベルが鳴る。
(違うドアから入ろう!)
加奈子さんが動こうとしたその時、新幹線から飛び降りた老婆に、突き飛ばされた。
そんな力がどこにあるのか、突き飛ばされた加奈子さんは、派手に尻餅をついてしまい、無情にも新幹線は出発してしまった。
「あー、最悪!」
頭に来た加奈子さんが周囲を探すが、老婆の姿はどこにもない。
新幹線に乗り込んで逃げたのか?
それより、予定の新幹線に乗れなかったのはまずい。
旅館に遅れて向かうことを連絡しなければならない。
加奈子さんはすぐに旅館に電話をかけることにした。
(あれー、出ないのかな?)
携帯の向こうから呼び出し音が続く。
数回電話をかけているが、応対はかなり早かった。
あきらめかけたその時、やっと電話の繋がる音がする。
「あ、すいません、アルバイトで申し込んでいた…」
そこまで話したところで、相手側から聞こえてくる異様な音に気が付いた。

人の悲鳴。バリバリという雑音。

加奈子さんはすぐ様電話を切る。
番号を間違えたか?もう一度確認しかけなおすが、それ以降、何度電話をかけても繋がることはなかった。

結局、その日の出発を諦め、加奈子さんはマンションに帰った。
あの老婆は何だったのか、どうして電話は繋がらないのか、何気なしにインターネットで旅館の名前を検索してみたところ、ある記事に辿りついた。
「旅館、全焼?」
加奈子さんがアルバイトをするはずになっている旅館と同じ名前、同じ住所。
だが、
その記事は、今から30年も前のものである。

それ以後、旅館に電話をかけてみる勇気もなく、旅館のバイトの話しも、老婆のことも、一夏の幻だったと心の整理をつけることにした加奈子さん。
そして、毎日使っている学食なのに、夏休み前にアルバイトの話しを聞いた二人組の女子大生に出くわすことは、卒業まで二度となかったそうだ。

コメント(6)

>>[1]
この話しに心当たりがありますか?元の話があるなら、是非知りたいです。
>>[2]

はい、結構有名な話です。

旅館の求人で検索するとでてきますよ。
>>[3]
元ネタ見つけました。多分橋田さんはこの話しをしてくださってたんですね。ありがとうございます。内容が少し違うのは、多分伝言ゲームのようになってたからですね。
>>[4]

いえいえ (^^;

怖い話大好きなので、また投稿して下さいね(^^)
>>[5]
基本的に人聞きの話ししか載せませんので、また、何かあればお願いします。

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