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平成耳袋-本当にあった怖い話し-コミュの【怪談】遥か過去からの呪い

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私の友人には、かつて非営利で祈祷師を行っていた山さん(仮)という女性がいる。
彼女が遭遇したケースの中で、最も恐ろしい思いをしたエピソードを紹介する。

祈祷と言えば、一般的に高僧が護摩を焚き、念仏を唱えたりする姿が想像できるかもしれないが、山さんは尼さんでもなんでもなく、普段は介護の仕事をしている普通の女性だ。
ただ、人一倍霊感が強く祈祷の知識がある為、普段の仕事の傍ら、相談があれば祓い屋と一緒に無償で除霊を行っていたそうだ。
今から6年程前、山さんの祓い屋をしている先輩のところに相談に来た一家があった。

相談の内容としては、息子夫婦に子供ができず、何か所も不妊治療の為病院へ申し込んだが、異常無しと断られてしまい、かれこれ10年が経っている。これは何か違う原因があるのではないかということで、藁にもすがる思いで先輩のところに相談に来たということだった。
果たして子供ができないことと霊的なものが関係するのか先輩にも疑問だったが、あまりに真剣な相談者を無碍に扱うわけにもいかず、息子夫婦の自宅へ伺うこととなった。

息子夫婦の自宅へ赴いた先輩は、家の敷地に入るなり、なるほど納得した。
鎧を身にまとった武者が見えるのだ。
かなり古く、住まう人間に対してかなりの怨念を持っている霊。
先輩自身、相当な力を持った祓い屋(山さん談)だったが、1人では面倒。ということで山崎さんに助っ人の声がかかったのだそうだ。

後日、準備を整えた先輩と山さんは、息子夫婦の家の庭で護摩を焚き、先輩は家に取り憑いた武者の霊と対話を始めた。

武者の名は中尾と言った。今より遥か過去、鎌倉時代に生きた豪族だったそうだ。ただ、中尾は朝廷に対し謀反を企て、悪政を強いていた為、当時宮仕えをしていた息子夫婦の祖先、戸隠氏によって討ち取られたのだ。だが、死して中尾の怨念は強く、戸隠氏は中尾の遺体の足首を切り落とし、封印という形で埋葬したのだそうだ。
だが、戸隠氏の子孫は代を経るごとに徐々に力を失い、そして現代、自由を取り戻した中尾の怨念が、戸隠氏の子孫である息子夫婦に復讐の為呪いをかけているということがわかった。

さて、この大物をどうにかせねばならない。
先輩は憑依体質の山さんの体に中尾の霊を移し、除霊を行うこととした。
具体的にどんな方法で除霊をしたのかと山さんに尋ねると、先輩に、しこたま数珠で殴打されたそうだ。

だが、さすがの中尾もただでは成仏すまいと、山さんの霊体ごと天に昇ろうとしたという。
山さんの意識は中尾に捕まれたまま、ぐんぐん地上から空へ向かって飛ぶ。
遠くなる地面を見ながら、山さんはそれまで感じたことの無い恐怖を覚えた。
(ヤバい、連れて行かれる!)
山さんの意識は暗転する。
猛烈な痛みで意識を取り戻すと、そこは元いた息子夫婦の家の庭で、馬乗りになった先輩が必至の形相で山崎さんに平手打ちを叩き込んでいたそうだ。

結果として除霊は成功し、連れて行かれかけた山さんの霊体は、先輩が引き戻したのだという。

その後、息子夫婦から連絡があり、無事に妊娠することができたそうだ。

普通に生活している私達では体験できない、祈祷師という特異な人間ならではの恐怖体験である。

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