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上方歌舞伎コミュの「祇園恋づくし」

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この土曜日、祇園祭の宵宮に行ってきた。その時思い出したのがこの芝居、「祇園恋づくし」。二世竹柴金作の「祇園祭禮人山鉾(ぎおんまつりひとのやまほこ)」を小幡欣治が五代目勘九郎と三代目鴈治郎のために書き直した作品。僕は南座で平成9年9月に見ている。それ以来、たぶん再演されていないはずである。

勘九郎(当時)と鴈治郎(当時)が男女の二役を早変わりで演じる。勘九郎は江戸の職人留五郎と祇園の芸者染香、鴈治郎は京の茶道具屋大津屋次郎八とその女房おつぎを演じた。大津屋次郎八は江戸で世話になった人の息子の留五郎がお伊勢参りをするというので、産経の後に、ちょうど祇園祭だから、京に寄っていくよう勧め、留五郎は京の次郎八の家に泊まっている、と言う設定である。

最初の場面でもう京と江戸の違いがわかる。留五郎が「湯(ゆ)はどこだ」と言うと、奉公人は、「ゆ(柚子)やったら八百屋におますやろ」と言う。

一番の山場は次郎八と留五郎が京と江戸の自慢をするところ。鴈治郎が京の自慢をすると、「成駒屋」と声が掛かって大きな拍手がおきるが、勘九郎が江戸自慢をすると、劇場中がシーンとなる。

たわいもないと言ってしまえばそれまでだが、なかなか面白い芝居だった。是非再演してもらいたい。ただ、この演目は南座だけで上演してほしい。

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