日本国内で投資運用コミュの小額からのPBサービス

既にご存知の方はご存知だと思いますが、イギリスのHSBC（香港上海銀行）が日本国内において、１０００万円以上からを対象としたプライベートバンキング（PB)業務を２００８年１月から開始するとの事である。

従来のPBが金融資産１億円以上と言うのが最低ラインであった事を考えると随分と低い額からPBサービスを受けられる事になる様である。

シティバンク銀行も５千万円以上、２億円未満を対象としてPB業務に再参入するとの事である。

基本的にスイス型か？アメリカ型か？となるとアメリカ型のPB業務となる様だが、国内のメガバンクに比べて個人向け商品やインフラが整備されている、欧米系の銀行がプライベートバンキング業務を日本で展開すると言う事は歓迎すべき事である。問題は１０００万円の壁であるが。

１０００万円と言う金額の価値や、そのレベルの資産を持つ人間が小金持ちなのか？中規模の資産家なのか？は個人によって解釈は変わって来ると思われるが、ハードルが低くなった事は確かであろう。

これらの動きに対して日本の銀行、証券の各社はどの様に動くか？が興味深い。

ちなみに下記は１００万円を預けた際の金利の比較。
（２００７年９月時の資料から）

スタンダード・チャータード
為替手数料　なし
普通預金　　２．３％
１ヶ月定期　４．１５％
３ヶ月定期　４．２０％

シティバンク
為替手数料　１円
普通預金　　０．０％
１ヶ月定期　３．７４％
３ヶ月定期　３．７６％

新生銀行
為替手数料　１円
普通預金　　０．０５％
１ヶ月定期　３．０％
３ヶ月定期　３．０％

三菱東京UFJ
為替手数料　１円
普通預金　　０．５％
１ヶ月定期　４．１２％
３ヶ月定期　４．０８％

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 10月08日 13:47

初めて知りました。
それと、スタンダード・チャータードっていう銀行の事も。。
ここは、２０００万円預けないと取引できないんですか？

[2] mixiユーザー 10月08日 15:56

スタンダード・チャータードに関しては記事の本題ではないので、最低運用金額に関する記述が無いので判りません。

本トピックの本題としてはHSBCが１千万円以上からの従来に比べると少ない金額からのPB業務を始めると言う事と、それに対してシティバンク銀行も５千万円以上を対象にPB業務に再参入して来ると言う情報しか、私の手元にはありません。

スタンダード・チャータードのHPを見てみましたが、PB業務に相当すると思われるプライオリティバンキングのサービスを受けられるのは２千万円以上となっていますね。それ以下の金額の運用に関しては行っているのか？単に条件が変わって来るだけなのか？は判りません。１番簡単なのは直接メールか電話で問い合わせて見る事だと思います。

私も今回初めて名前を聞いた銀行ですが、ウィキペディアにはこの様に記述がありました。基本的にロンドンに本拠地を置く英国系の銀行の様ですが、香港ドルの発行銀行の１つあるので、元々は香港が本拠地の銀行だったのかもしれません。規模的にも世界第５位の銀行との事で日本のメガバンク以上の大きさを持った銀行なのかもしれません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%89%E9%8A%80%E8%A1%8C

[3] mixiユーザー 10月08日 18:03

http://www.standardchartered.co.jp/japanese/cb/pb/prioritybanking/index.html

によると、「スタンダードチャータード銀行では、この新しいスタイルのバンキングサービスを「プライオリティバンキング」と名づけてご提供しています。フルサービスをご利用いただくには、総預入残高2,000万円からとなります。」とありますので、基本的に２千万円以上からとなる様に感じられます。

従来の「プライベートバンキング」と「コンシュマーバンキング」の中間に位置するサービスを「プライオリティバンキング」と名付けている様ですね。

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