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安永知澄コミュの母と娘のかさなり?

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はじめまして、雨といいます。

『やさしいからだ』の第10話(第2巻所収)で老人ホームにて死の床にありながら「おかあさん」とまわりからよばれている「赤座さん」が、どうも第4話(第1巻所収)冒頭の入院患者にかさなってみえます。
マニアックなかんぐりにすぎませんが、登場人物たちを時間軸でつなげていっても、たしかに無理なく該当する時期。ためしに計算してみたら、気がとおくなるほど、ながい連鎖になりました。


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小島さき(小学生)
=小島せつ子(さきの伯母)
=岩田基彦(アマチュアの老ピアニスト)
=岩田さくら(基彦の弟の孫・幼稚園児)
=赤座らしき入院患者

↓(時間を12年ほどすすめる)

岩田さくら(予備校生)
=安倍秋緒(予備校生)

↑(時間を10年ほどまきもどす)

安倍秋緒(小学生)
=安倍夏緒(秋緒の姉)
=美濃歩(夏緒の同級生)
=赤座(老人ホーム)
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これだけとおい人間関係をつなげているのだとしたら「なぜここだけ?」という疑問もわいてくるものですが(笑)
それでも、小島さきとその母とのかなしい距離感、その光景をとおくの窓ごしから「うん? なんの花かな」とかぎとる赤座らしき入院患者、さらに「おかあさん」と慕われている老人ホームの赤座と、読者のなかでは連鎖してくるようにおもえます。
ひどくとおい距離をこえて、ひとりの女の子をみつけだす老女からの視線として。

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