T.S.T AUTO CUSTOMコミュのスティーブ　ディマン　ペイント講習会

この前の4月19日20日と２日間、アメリカを代表するカスタムペインタースティーブ　ディマンのペイント講習会が、スプレーガンで有名なＩＷＡＴＡの本社の会議室をお借りし、開催されました。僕もですが、スティーブ自身も使っているスプレーガンメーカーです。

この講習会に通訳という大役を任された僕ですが、同時通訳の経験が
ないので少々緊張気味でした。進行の事でなるべく前にスティーブと話し合い、きちんとしておこうとしたやさき、大事件が

3日前に日本に入る予定が、なんとスティーブのパスポート
が切れていた事が判明　それはそれはパニック
とりあえず、この講習の企画者であるロスのクラップス代表の五十嵐氏（59アクア　ブギーのオーナー）と、ちょぴりシャイなテレビカメラマンのナイチェだけが来日

講師のスティーブが来ないと話にならい。関係者みんなが戸惑いが
隠せない程パニック状態

しかし、その後スティーブから連絡が入り書き換えがすぐ出来るとの事で、次の日どうにかスティーブが来日　首が繋がった瞬間でした

どうにか合流した僕らは、みっちりミーティングをし、講習の進行を
話合いました。そしていよいよ初日の講義がスタート！僕としてもなるべくスティーブの言いたいこと伝えたいことをみんなに明確に伝えようと自分なりに頑張りました。お聞き苦しい点は多だあったと思いますが

講習中スティーブがペイントトリックを披露したときは何度も”お〜”と喝采が沸きました。初めての講習会という事もあったので、来て頂いたみなさんにお見苦しい点もあったと思いますが、どうにか2日間無事に終わりました。講習後、来たくれた人たちに”遠くから来た会がありました”と言ってくださった時はホッとしました。スティーブ自身もとても喜んでました。


講師のスティーブは何度もこう言いました。
”日本人のカスタムカー製作のテクニック、クオリティーはもはやアメリカのビルダーを超えているかもしれない。しかし、ペイントに関して言うと、独創性、オリジナルティー、テクニックがまだ衰えていると思う。だから僕が知っている限りのペイントテクニック、トリックを公開し、いままでやってきた自分独自のテクニックと融合させ、日本のカスタムペイントの発展に役立ててもらいたい。常に新しいデザインをイメージして下さい。僕は常に車に乗っている時さえ周りの景色を見て何かよいデザインがないかと探しています。そしていつか君達がペイントしたカスタムカーを見せてもらいたい、そして今度は僕も勉強させてもらいたい”

彼は日本が大好きです。惜しみなく自分の技を日本のカスタムペインターに公開してくれました。そんな謙虚な彼だからこそ、リスペクトされ、みんなが驚くような斬新でクールなペイントが出来るのだろう。

19日の夜は某場所のナイトクルージングに連れて行ったのですが、スティーブ、ナイチェ、五十嵐さん共とても喜んでました。僕もＮＥＷ　Ｊ〇ＣＫに用意してもらった64でスティーブ乗せて張り切っちゃいましたけどね
20日は、水戸のボスがナイチェ連れて千葉で行われたショーに連れて行ったのですが、興奮してたくらい楽しかったみたいです。ビデオもたくさん撮ってきたみたいですよ。アメリカのＴＶに流すみたいなので是非見てみたいですね

最後に講習会に関った、クラップスの五十嵐さん、倉川さん、38タイムズ、スティーブの弟子マサ君、ちょとだけ関ったさとしん、他の人々、お疲れ様でした。
昨日一日休みもらいましたが、まだスティーブは仕事してますので後で合流する予定です。

スティーブの隣で通訳させてもらった僕自身かなり勉強になりました。つ〜か、一番ラッキーだったのかも・・

最後に来て下さった方々有難うございました。　　　ＴＳＴ小暮