つねみコミュの小林秀雄の本居宣長

上田秋成との論争の中に…古学者は、「常見の人」たる事を止めなければならい。とか、常見を抑える困難に発する‥…とか…

宣長の――「此一段の難文、すべて漢意の常見にしてめづらしからず、……とか常見と言う言葉が出て来るのです。

常見の人とは…

（いつまでも、続いて変わらない物事や道理を忠実に平常心を保って物を目にとめる人）‥物識り人‥、ではないかと思いますが……。

又、「神代七代の伝説」（かみよななよのつたえごと）では｛天御中主尊（あめのみなかぬしのみこと）国常立尊（くにのとこたちのみこと）｝など、白石の「神とは人也」の
神話化された史実。

荻生ソライの「学問は歴史に極まり候事」など文章は難解ですがヒントが出て来ました。

宣長晩年の作に「伊勢二宮さき竹の弁」と題する伊勢二所大神宮の祭神、外宮の祭神についての考察です。

内宮の天照大御神、外宮の豊受ﾉ大神の事です。

高天ﾉ原で、天照大御神が、常に拝祭賜う、御食津神（みけつかみ）であり、凡ての食穀は、この御霊より生り出る。

――「命を保たしむる物は食也」と言う、大昔の人の経験的事実です。

みけつ神が外宮に祭られている神です。
つねみの苗字に関するヒントの