moving （movies and musicals）コミュの5パーセントの奇跡　嘘から始まる素敵な人生

Mein Blind Date mit dem Leben

マルク・ローテムント

コスティア・ウルマン/サリヤ
ヤコブ・マッチェンツ/マックス
アンナ・マリア・ミューエ/ラウラ
ヨハン・フォン・ビューロー/クラインシュミット
アレクサンダー・ヘルト
ミヒャエル・A・グリム
キダ・コードル・ラマダン
ニラム・ファルーク
ジルバーナ・クラパッチュ

95％の視力を失いながら「5つ星ホテルで働きたい」という夢のために大芝居を打った学生の実話を映画化。先天性の病気により95%の視覚を失ってしまったサリー。5つ星ホテルで働くという夢を実現させたいサリーは、無謀にも目が見えないことを隠して一流ホテルで見習いをスタートすることに成功する。周囲からの助けも借りながら、持ち前の明るさと機転を利かせ、サリーは次々とホテルの研修課題をクリアしていった。しかし、完璧かに思えた偽装計画は、ある女性との出会いによって、徐々にほころびが出るようになってしまう。
(by eiga.com)

＜5パーセントの奇跡　嘘から始まる素敵な人生＞
ガエル君（メキシコ？）似の主人公に、ベネさん似（英国？）の親友に、
J・K・シモンズ（米国？）似の鬼指導者が登場する独逸の映画。
5％の事実がバレても"排除"はされない社会、温かいなぁ^^

＊＊＊＊＊

ねたばれ

邦題が長過ぎる･･･。５％しか覚えられない（苦笑）。

さてさて。

実話がベースになっている作品で、ホテルマンを目指す主人公が、
極端に視力の悪いことを隠して研修をクリアしようとする話。

ガエル君（メキシコな雰囲気）似の主人公に、
ベネさん似（英国な雰囲気）の親友に、
J・K・シモンズ（米国人っぽい）似の鬼指導者が登場する、
ドイツの映画でした。

あと、5歳の子持ちのシングルマザーも誰かに似ていたけど、
金髪ウエーブで、んー（思い出せない）。

彼女も含め、社会の定型からははみ出た人達の話でもあったな。

ちなみに主人公の父親はスリランカ出身で、アフガニスタンの難民も出てきます。
なんて、国際色豊かな作品なんでしょう（笑）。

主人公の視力が通常の5％しかない事実が判明した時の周囲の反応が、
”排除”ではなく”受容”なのが良かったです。
それも、自然に。
拒否反応を示したのは、父親くらい？

５％の視力で見える風景は、怖かったなー。
ほぼ何も見えなくて、ぼんやりと色が認識できるだけ。

主人国は、生まれながら視力が悪かったのではなく、
途中から見えなくなってしまったそうで･･･切ない。

でも、その分、聴力が冴えてきて、元々頭は良くて、
記憶力も素晴らしくて。

ラスト、ホテルの採用試験に受かったのに、
就職せずに親友とレストランを始めることにー。

ありゃー？って思ったけど、
ホテル側としても、歓迎だったのかな？

どんなことでも、『ダメ』と思ってちゃ駄目なんだよね。
私にだって、色々な可能性があるんだよ。

きっと。うん。