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moving (movies and musicals)コミュのチャップリンからの贈りもの

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映画LA RANCON DE LA GLOIRE
いす本グザヴィエ・ボーヴォワ

ブノワ・ポールヴールド /エディ
ロシュディ・ゼム/ オスマン
キアラ・マストロヤンニ
ピーター・コヨーテ
セリ・グマシュ
ナディーン・ラバキー
ドロレス・チャップリン
ユージン・チャップリン

メモ「神々と男たち」のグザヴィエ・ボーヴォワ監督が、喜劇王チャップリンの遺体誘拐事件
という当時世界的ニュースとなった実話をヒントに撮り上げたヒューマン・コメディ。冴えない2人
の男が引き起こした前代未聞の事件の顛末を、チャップリンへのオマージュ満載に、ユーモラス
かつハートウォーミングに綴る。(by allcinema)

危険・警告ねたばれ

チャップリンご本人は出て来ないのに、いや、棺の中なのに、
この騒動を苦笑いしつつ見守ってくれてるような雰囲気の作品。

いやいや。

遺体を誘拐するなんて、故人に対して畏敬の念とかないのかー!?とか
思いっきり責めたい気になるんだけど、
当人達のノリがアホなのでそういう気も失せるという不思議な魅力。

実話だってんだから、全くねぇ、もうw

根っからの犯罪者(と言っても悪意はなし)と、
彼にそそのかされて話に乗ってしまうまじめ人間の2人が起こす事件。

真面目人間の方が、その気になったり、後悔したり、
相手の秘書にキレたりと、忙しい方でした。

そこら辺の心理描写は雑すぎて、ちょっとアリなのか?って
感じた部分もありました。

真面目人間の娘さん、お利口そうで、可愛かったな。
ダメな親を持って大変そうでした。

そして、彼らが逮捕されたニュースを見てる病院にいる奥さんの
お口あんぐりは、可笑しいいやら、切ないやら。

実話ネタと言いつつも、当然フィクションな部分もあって、
そこら辺がはっきりしないのだけれども、
でも、チャップリン一家の方は、穏便に事件に対応してくれたらしい。

でさ。

墓を掘り起こす場面が、なんともシュールでした。
何故か、この場面に時間をかけていたんだなぁ。
ここをもっとすっきりさせれば良いのに。

でも、棺を他のところに移動する場面で、
ライムライトの「テリーのテーマ」をアレンジしたメインテーマが
流れるんだよね・・・。
酷いことをしている男2人のバックで流れる感傷的で美しいメロディ
というミスマッチ感をとことんお楽しみくださいってことだったのかな?

うーむ。

ま、遺体(棺)登場ってところから、チャップリンの音楽が満載になるのは、
音で彼の存在を感じさせるってことなんだろうな。

でだ。

ラストがねー。

犯罪者の方が、サーカスの道化としてがんばってる場面、
その様子が、とてもチャップリンの映画っぽかったのです。

彼がメイクしているドレッサーが「ライムライト」で使われてたものと
似てました。

それを見ているサーカスの女性、彼を道化に誘ったレディが
まるで、カルヴェロと語っているポスタント、あるいはテリーのようで、
うっわーって感じでしたわ。

この1場面だけですっごく感動してしまって、
それって騙されているような気分で、

ええ、微妙。

なんちゃら主義、って言い方が面白かったな。
友達至上主義とか、返済至上主義とか。

あれ、この作品の原題ってどういうイミなんだろう?
邦題とは違うよね。調べないとー。

調べてみたら、英語タイトルは、The Price of Fame。
ん、有名税?
チャップリンの受難についてのことと思えるけど、
身代金をどんどん値下げしてたよねー、いいんか?

まーそれにしても。
個人的には、この作品を観るにはパーフェクトのタイミングでした。

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