ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

明日からできる環境問題コミュの経済と

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
はじめまして。きんです。

最近、気になることがあります。それは「経済」です。世間の大部分の人は「景気がぱっとしないなあ。」と感じているのではないかと思います。テレビや新聞などのマスコミ、経済の専門家、政治家たちも一様に「景気回復、そのために経済成長を」と主張しています。日本だけではなく、先進各国も経済成長のために手を尽くしています。

一昔前はこの考え方で特に間違いはなかったかもしれません。ただ、経済成長は何らかの資源やエネルギーの消費を伴います。今は世界的な人口増加や人々の生活水準向上に伴い消費される資源、エネルギーの増加は地球のキャパシティーを超えてしまい*、これ以上の経済成長は全ての基盤である地球をダメにしてしまうのではないか、と危惧しています。

今、私たちが未来にわたって持続的に生存していくためにはむしろ「いかに痛みを感じないように経済を縮小させ、地球のキャパシティーと消費のバランスをとっていくか」ではないかと考えています。そういう主張をする人がマスコミや政治家にいないのはとても残念な気がします。

ワールドウォッチ研究所出版「地球白書2010-11」に興味ある内容がありました。それは、「消費することは(先進国では)文化として刷り込まれている」ということです。確かに先進国と呼ばれる地域の人々はCMや広告を無意識に子供のうちから目にしているので、それが生活習慣や考え方、文化につながっている、というのは納得ができます。

ただ、消費することは資源やエネルギーを必ず消費し、それは地球のストックを食いつぶしていることになります。もっとも消費をせずには生きてはいけないので、例えば炭素循環の範囲での消費というような地球にダメージを与えない消費がこれからは求められてくるかと思います。世の中の消費物を作り出すメーカーも「売り上げを伸ばそう」ではなく、こういう視点で事業を行ってもらいたいと思います。

また、私たちにできる一つの解決策として「感謝」「節約」「謙虚」という心の持ち方を挙げたいと思います。

日本では食事の前に「いただきます」後に「ごちそうさま」と食事を作ってくれた人や食材の感謝する文化があります。こうした感謝の気持ちが何かを消費する際「なんらかの命をいただいている」「地球のストックを使わせてもらっている」と思い、過度の消費を抑えることにつながるのではないかと思います。

また、「節約」も「もったいない」に代表される日本の文化です。モノにあふれている、すなわちそれだけ地球のストックを消費しているということになります。いかに身の周りの無駄なモノを減らし、またそのためには物欲を刺激するような情報を峻別し、欲望を抑えるか、これは個人個人でできることです。

人はあくまで地球に生きている生物の一つです。地球は人間のもの、ではなく、地球にいるからこそ生きていけるのだ、という「謙虚」の念を持つことが慎ましやかな生活、すなわち過度の消費をしない生活につながるのではないかと思います。

消費に対する考え方を個人レベルで変えていき、それを広げていくことで「痛み感じない経済縮小」、すなわち人が持続的に生存していくことは可能になるのではないかと考えています。

地球環境に危機を感じている方や経済優先の世の中に疑問をもたれている方、などなど、ぜひこうした意見交換をこの場でしていければと思います。

*ワールドウォッチ研究所出版の「地球白書2010-11」には、現在、人間は地球1.8個分の資源を消費していると記載があります。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

明日からできる環境問題 更新情報

明日からできる環境問題のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング