大前田りんコミュのガケップチ〜２巻発売・・・なら

>ピコ山さま

コメントが気になって。
05/08/29にワザワザbiglove登録して、
840円支払ってe-MANGA
http://kodansha.cplaza.ne.jp/e-manga/club/manga/gakeputi/index.html
で最後の4話を読んでしまいました。

以下、軽くネタバレなキイワード粗筋などメモってみます。

ネタバレ注意！
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●その10「ガケップチにも、雪が降る」
　閉ざされて２人。

　冬になると、ガケップチにも雪が降るのだった。
　カーラジオ「例によってイジョーキショーのタメ…」
　トラック(ブリコウンソー)が雪に埋まる。
　豚汁つくるユキエ。で、トイレまで雪掻きさせられるサルタ。
　まぁうすい話である。一掻きしては一服、グータラなサルタを、
　釣り竿につけた酒とスルメで釣るユキエ。
　テメー！……で、まだトラック埋まってますオチ。

●その11「ユキトケテ、プスプス」
　トン汁と闖入者と。

　雪が解けた。そんなことでまた楽しいケンカ。
　あのトラックまだあるし。
　「おととい俺があんなに苦労して掘った道が見当たらねえ」
　云々……また豚汁かよ。二人で追いかけっこ。
　キャアア……げっそりしてる運転手だった。
　「2日間もソーナンするなんてェ」
　豚汁三杯、いい具合に煮崩れしてる。完食。なんせ3日モノ。
　コーヒーとケーキ、セットだとお安くなってマ〜ス、みたいな。
　運ちゃん帰った後。怖かったのに……怒ったユリエさん
　「もーこのサイ好きにやらしてもらいますからね！」と、
　応急手当てで塞いであった窓のビニール、プスプス。
　
●その12「マー・ドーショオ」
　ケンカの中で出た一言。

　ドンブリ型UFOが店の前の田圃に。ってイメージ表紙。
　ケンカのネタは、いくらでもあるのだった。
　プスプスプス………なんだかスッカリ春だよな　とサルタ。
　穴だらけのビニール窓、発見。キモチ悪くて全部とっぱらう。
　ナンマイダ酒店、集金に来る。請求だと1ケース多い……。
　ビールケースひとつ確保してるサルタ。
　ひとりで働くユキエ、常連客「サルは？　こいつを……」
　云々に、「あたしもーすぐママですから」。
　屋根の上のサルタ、ブーッッ。マー・ドーショオ
　
●その13(第1部最終話)「未婚のハハハ」
　ユリエの妊娠宣言。実は……。

　ドンブリ型UFOパカッと開いてて赤ん坊抱いたユリエに
　ビックリしてるサルタの後ろ姿。ってイメージ表紙。
　カラスがカフェの屋根で「アーギャアー」
　んでボロボロの店「ビア〜」
　このおぞましい風景は？
　赤ん坊とサルタ二人。赤ん坊にビール飲ます。夢だ。
　で、目がさめるとゴージャスなベッド。また夢、んで
　マダヤルカ？……
　サルタが少し嬉しそうなのに気がつくユリエ。
　今さらジョーダンだったなんて言えないカンジ。
　怒りながらトンテンカンしてるサルタ、やはり少しうれしそ、
　それ見て困ってる
　ってとこでいっかんの終わり。



ってな感じでし。ま、詳しくはe-MANGAをどうぞ。

あと、休載にいたる経緯などは、コチラ
http://web.archive.org/web/19990902042157/http://www.morningweekly.co.jp/e_room/view.cgi?0017
にあって……。
抜粋してみますと……
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……………略
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名　　前　：大前田　りん（本人）
日　　時　：1999年04月01日13時19分

「がけ、、、」の途中で神経を病みとんでもない世界に行ってました。　今の所続きを描くにも出来ません。
りんを忘れずにメッセージを下さる方々、本当有り難う
今世紀中にわ復活をと自分自身に願っています。
「がけ、、、」だけでわなく他の自作も読んで下さった皆々様有り難うございます。ところで禁煙のコーカ的なやり方どなたかご存じないですか。
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……………略
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名　　前　：担当です
日　　時　：1999年05月12日19時21分

＞みじゅ様
ショックウェーブ版を作っているのは、MOLが誇る電脳集団digでございます。
E-MANGAは、ただ順繰りにだしゃあいいってもんじゃなくて、
漫画ならではの間とかリズムが大事だと思うんですね。かんぺきでしょ？
　
＞大前田様
「今世紀中に復活」宣言、しかと読みましたぞよ。
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……………略
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でした。

いやー、とぴたてて時間が経過して申し訳ありませんでした。
_no

凄くよく経過が理解できました。

それで2巻発売されないんですね。

大前田りんさんが元気になっても作品を書くことは無いのかも知れませんが、それはそれでよいと。唯ただ作品をめでているのがいいのかも知れませんね。

biglobeのe-manga、明日で終わるのに買っちゃいました。買わなきゃ！もう二度と読めない！と思って。

あらためてユリエのキャラに恋。ぼく、初恋が幼稚園に通う道の途中の寂れたタバコ屋の窓に貼られてたイラストのステッカーの、旅の郎女だったんです。毎日その前から立ち去り難くて、でも幼稚園にも行かなきゃ、家にも帰らなきゃで、胸をきゅんきゅんさせながら「また明日‥‥」って一人で挨拶して立ち去ってたのを憶えてます。しばらくしてお店が廃業してステッカーが無くなった時は、「あ、いなくなった‥‥」って泣きそうになりました。

ユリエ見てると、その時の感覚にすごく近いんです。なんだかなぁ。せつないなぁ。

ガケップチ一巻の他に十六桜とヘイセイキッド持ってますが、
読みながら、ブンガクテキに表現すると、なんだかこの絵を描いた人は、この地上では生きられない人なんじゃないかって気がしてました。
吉本ばななが奈良美智の絵の線を評して「命賭けで画いてる」って言ってたほどには、ぼくにははっきりは分かんないですけども。

この作品は宝物。
この二人の世界への嫉妬は、ずっと心から消えないだろうなぁ。

りん先生の幸せな回復を祈るばかりです。