気づくための会コミュのブログより転載：全体から部分を観て、全体を知る

真理というものが、いつでも、どこにでもあるものならば、
わたしたちは、何に触れても、真理に気づけるということです。

では早速、目の前にあるパソコンについて観てみましょう。

わたしたちが、パソコンと呼んでいるこの物体には、
場所によってそれぞれ役割があります。
映像を映し出す、画面があります。
言葉を入力するための、キーボードがあります。
音を出すための、スピーカもあるでしょう。
もちろん、内側には、データを記憶するための装置があります。
データを計算したりする装置もあります。

この役割の違う各部分は、いくつかの部品によって、できています。
各部品は、いろんな材料によって、できています。

では、このあたりで改めて、パソコンとは何であるかを考えてみましょう。

部品を作る材料が、パソコンでしょうか。

１つの部品が、パソコンでしょうか。

画面が、パソコンがでしょうか。

キーボードが、パソコンでしょうか。

記憶する装置が、パソコンでしょうか。

計算する装置が、パソコンでしょうか。

また、パソコンの全ての部品が、バラバラの状態であるとします。
それをパソコンと呼べるでしょうか。
また、パソコンがあっても、電気が流れていなければ動きません。

以上のことから、パソコンとは、
いろいろな材料からできている、様々な部品が、
役割のために正しく組み合わされたもの、
そして、そこに動力である電気が流れて初めて動くもの
といえるのではないでしょうか。

これが、全体から部分を観て、全体を理解する方法です。
物事を観察するうえで、基本となる方法であり、
いろんなところで使えると思います。

そして、これを繰返すことは、
この世界にあるとされる、真理に気づくために、役立つかもしれません。

ぜひ、この方法で、
わたしとは何であるか、世界とは何であるか、観察してみてください。