ルーツ＆シューツコミュのタンザニア＃２

ｺﾞﾝﾍﾞの森で２時間近くチンパンジーと過ごした頃、彼らもお腹を満たしたようで、三々五々別の場所へと移動して行きました。そろそろ今夜の寝床を探す時間なのでしょう。
私たちも森を出なくてはいけません。規定の時間を過ぎてしまっています。
今目の前で起こっていたことに対する醒めぬ興奮を感じながら、タンガニーカの湖岸へと下りてきました。
陽を遮る物がないため、灼熱の太陽が照りつけます。
湖水は飽くまで青く透明です。
この、世界で２番目に深い湖の青さと、ｺﾞﾝﾍﾞの緑の森に棲むチンパンジーに違和感のようなものを感じながら、ナショナルパークの関係者の住む村にたどり着きました。ここでは人が檻の中に住んでいます。
新しく出来たゲストハウスが私たちの宿泊場所です。
２年前に訪れた時は、トイレとシャワーは別棟でした。
夜は電気のモーターが止まってしまうため、懐中電灯を持参して用を足さなくてはいけませんでした。
新施設は各部屋にシャワー付きトイレ（ウォシュレットではありません。）が完備されています。画期的！（ただし、冷水シャワーですけどね。）
さておいしい夕食、といきたいところですが、その前に、今日はジェーンのｺﾞﾝﾍﾞの家でミーティングです。
この家の主は、私たちがタンザニア、ダルエスサラームに到着したまさにその日の朝、コンゴへ旅立っていました。
ですからお留守中にお邪魔させていただいたのです。
スペインのＪＧＩのスタッフが４人、アメリカからの二人連れ、私たち日本のＪＧＩのツアーメンバーの８人と現地在住の日本人添乗員、そしてタンザニアのＪＧＩのスタッフ２人が、ロウソクの灯りの揺れるジェーンの家の居間に会したのでした。まだまだ夜は続きます。