日本 フジテレビ=ジャパンPRODUCE作品 87年 73分 劇場未公開(87年テレビ放映)
製作：挟間忠行 演出：植木善晴 脚本：森保鉄志 武術指導：竜咲隼人／安金田／褚殿武(金龍)
制作協力：金格影藝有限公司(陳俊良、蔡揚名) コーディネーター：加藤直三
出演：間下このみ／萩原流行／鈴木ヒロミツ／長門勇／堀江しのぶ／高須賀由美／高橋友之／市川浩／鶴田知宏／今井洋平／李敏郎／林光榮／洪竟原／シャドウ･リュウ
−解説−
父親の病に利く妙薬を求めて､祖父の道士の下へ急ぐ少女。彼女と出会った大道芸をして暮らす４人の孤児が､ひょんなことからキョンシーと化した師匠に､少女と協力して立ち向かう姿を描いたファンタジードラマ。日本でＴＶ放送された台湾映画『幽幻道士(キョンシーズ)』(86年)を日本のスタッフで翻案したもので､オール台湾ロケで撮影された。ＴＶ｢スクール☆ウォーズ｣(84〜85年)などの間下このみが主演するほか､萩原流行､鈴木ヒロミツ､長門勇､堀江しのぶらが共演。『幽幻道士(キョンシーズ)』の一部オリジナルキャストも劇中に顔を出している。
−物語−
大道芸で旅をする師匠(萩原)と４人の孤児は､病気の父を治す妙薬を求め祖父を訪ねて旅するテンテン(間下)と出会った。その夜キョンシー隊と出くわした孤児たちはキョンシーの額に貼られたお札をはがしてしまい､暴れ出したキョンシーに師匠は影を踏まれる。道士(林光榮)の予言通り､不運の連鎖に陥った師匠は逮捕されたあげく留置所に現れたキョンシーにかみ殺されてしまった。テンテンの祖父(長門)が住む義荘に身を寄せた孤児たちのため､テンテンは術を行い､師匠の霊魂を呼び戻そうとするが失敗に終わる。そしてその為に師匠が凶暴なキョンシーとして復活し､テンテンと孤児たちに襲いかかってきた…!
製作：挟間忠行 演出：植木善晴 脚本：森保鉄志 武術指導：竜咲隼人／安金田／褚殿武(金龍)
制作協力：金格影藝有限公司(陳俊良、蔡揚名) コーディネーター：加藤直三
出演：間下このみ／萩原流行／鈴木ヒロミツ／長門勇／堀江しのぶ／高須賀由美／高橋友之／市川浩／鶴田知宏／今井洋平／李敏郎／林光榮／洪竟原／シャドウ･リュウ
−解説−
父親の病に利く妙薬を求めて､祖父の道士の下へ急ぐ少女。彼女と出会った大道芸をして暮らす４人の孤児が､ひょんなことからキョンシーと化した師匠に､少女と協力して立ち向かう姿を描いたファンタジードラマ。日本でＴＶ放送された台湾映画『幽幻道士(キョンシーズ)』(86年)を日本のスタッフで翻案したもので､オール台湾ロケで撮影された。ＴＶ｢スクール☆ウォーズ｣(84〜85年)などの間下このみが主演するほか､萩原流行､鈴木ヒロミツ､長門勇､堀江しのぶらが共演。『幽幻道士(キョンシーズ)』の一部オリジナルキャストも劇中に顔を出している。
−物語−
大道芸で旅をする師匠(萩原)と４人の孤児は､病気の父を治す妙薬を求め祖父を訪ねて旅するテンテン(間下)と出会った。その夜キョンシー隊と出くわした孤児たちはキョンシーの額に貼られたお札をはがしてしまい､暴れ出したキョンシーに師匠は影を踏まれる。道士(林光榮)の予言通り､不運の連鎖に陥った師匠は逮捕されたあげく留置所に現れたキョンシーにかみ殺されてしまった。テンテンの祖父(長門)が住む義荘に身を寄せた孤児たちのため､テンテンは術を行い､師匠の霊魂を呼び戻そうとするが失敗に終わる。そしてその為に師匠が凶暴なキョンシーとして復活し､テンテンと孤児たちに襲いかかってきた…!
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コメント(7)
1987年4月27日にフジテレビの｢月曜ドラマランド｣枠で放送された単発ドラマです。
本作の内容を語る前に､ひとつ重要な点を映像中に確認したので､まずはそこから言及する必要があります。
本作のエンディングに流れるキャスト･スタッフのなかに､｢制作協力／金格影藝有限公司(陳俊良、蔡揚名)｣と｢コーディネーター／加藤直三｣というクレジットが見受けられます。
コレは何を意味するかと言うと､TBSでの放送のために『幽幻道士』を買付け､後に｢来来!キョンシーズ｣のプロデューサーともなった加藤直三さんへ企画を持込み､その監修のもとに『幽幻道士』を制作したキン･コウ･フィルムの協力(台湾での撮影許可など)を得ているんですね。ですから､所謂勝手な"パクリ"映像などではなく､日本･台湾両サイドの｢幽幻道士｣シリーズスタッフからのバックアップを受けた｢公認･公式｣のリメイク作品なのです。
実際はリメイクと言うよりも今風に言えば｢リ･イマジネーション(再構築)｣という意味合いが強い仕上がりになってますし､87年1月12日の『幽幻道士』放送での好評を受けてからの台湾での撮影ですから､まさに突貫のスケジュールだったことは想像に難くないですが､おそらくこの時に､加藤直三さんとキン･コウ･フィルム側での初顔合わせが実現し､シャドウ･リュウ(劉致��)らの初来日につながっていったはずで､秋に放送される『幽幻道士２』との間をつなぐ"ミッシング･リンク"的な重要作であることは間違いありません。
本作の内容を語る前に､ひとつ重要な点を映像中に確認したので､まずはそこから言及する必要があります。
本作のエンディングに流れるキャスト･スタッフのなかに､｢制作協力／金格影藝有限公司(陳俊良、蔡揚名)｣と｢コーディネーター／加藤直三｣というクレジットが見受けられます。
コレは何を意味するかと言うと､TBSでの放送のために『幽幻道士』を買付け､後に｢来来!キョンシーズ｣のプロデューサーともなった加藤直三さんへ企画を持込み､その監修のもとに『幽幻道士』を制作したキン･コウ･フィルムの協力(台湾での撮影許可など)を得ているんですね。ですから､所謂勝手な"パクリ"映像などではなく､日本･台湾両サイドの｢幽幻道士｣シリーズスタッフからのバックアップを受けた｢公認･公式｣のリメイク作品なのです。
実際はリメイクと言うよりも今風に言えば｢リ･イマジネーション(再構築)｣という意味合いが強い仕上がりになってますし､87年1月12日の『幽幻道士』放送での好評を受けてからの台湾での撮影ですから､まさに突貫のスケジュールだったことは想像に難くないですが､おそらくこの時に､加藤直三さんとキン･コウ･フィルム側での初顔合わせが実現し､シャドウ･リュウ(劉致��)らの初来日につながっていったはずで､秋に放送される『幽幻道士２』との間をつなぐ"ミッシング･リンク"的な重要作であることは間違いありません。
とはいえ雑談トピにも記したように､このドラマは1度きりしか放送されず(関東ローカルで再放送された可能性はあり)､いささか突発的な放送で実際視聴を記憶していたり録画していたファンの方も少なく､ソフト化もされていません。今後も可能性は少ないでしょう。
ですから､やはりまず｢月曜ドラマランド｣って何？ そもそも主演の間下このみさんって誰？ というところから始める必要があります。
｢月曜ドラマランド｣(画像左)は､1983年から87年までフジテレビの毎週月曜夜7時30分から放送された90分のドラマ枠です。今地上波のプライムタイムで90分枠の番組は､もう見かけなくなりましたね。
当初は家族で楽しめる軽妙なコメディードラマをメインとしていましたが､そのなかで｢サザエさん｣で知られる長谷川町子原作の｢いじわる看護婦｣や後に都知事も務めた青島幸男主演の｢意地悪ばあさん｣が好評を博し､次第に俳優ではないタレントやアイドルを主演にして､今では当たり前となった漫画原作のドラマ化を積極的に進めていきました。｢キョンシーズ｣は､そうした流れの末期に放送された作品ですが､リメイクのため脚本はオリジナルとなっています。
主役を演じた間下このみさん(画像中)は､1978年4月27日東京生まれ。テンテンちゃんことシャドウ･リュウとは同学年にあたります。1983年､彼女が４歳の時に出演したキッコーマンのＣＭが大きな話題を呼び､80年代屈指の学園ドラマとして今も語り継がれる｢スクール☆ウォーズ｣(画像右)にもメインキャストとして抜擢されるなど､一躍人気子役として注目を集めます。
その後彼女は､バラエティ番組にも進出。テンテンちゃんのような所謂美少女子役というよりも､明るく屈託のないキャラクターのジュニアタレントとして､お茶の間にもその存在を浸透させていき､出演番組中でキョンシー映画の大ファンであることを度々公言していたことから､本作への起用となったのだと思われます。
間下このみさんがブレイクするきっかけとなったCM動画
中学進学と同時に芸能活動を大幅に自粛。高校卒業後､写真の世界を追求するためアメリカへ単身留学､帰国後女優業再開とともに写真作家としても活動するなかで､結婚。妊娠を発表しますが､結果は死産。
その後自らが難病を患っていることを告白するなか､2007年3月に女児を出産。その顛末を夫婦で著した書籍が大きな反響を呼び､ドラマ化もされました。
現在は､ブログと難病の啓蒙を主題とした講演活動がメインとなってはいますが､やはり波乱万丈の半生を過ごしてきたシャドウ･リュウと今一度女優同士としての共演を見てみたいですね。
間下このみオフィシャルブログ：http://ameblo.jp/konomimashita/
ですから､やはりまず｢月曜ドラマランド｣って何？ そもそも主演の間下このみさんって誰？ というところから始める必要があります。
｢月曜ドラマランド｣(画像左)は､1983年から87年までフジテレビの毎週月曜夜7時30分から放送された90分のドラマ枠です。今地上波のプライムタイムで90分枠の番組は､もう見かけなくなりましたね。
当初は家族で楽しめる軽妙なコメディードラマをメインとしていましたが､そのなかで｢サザエさん｣で知られる長谷川町子原作の｢いじわる看護婦｣や後に都知事も務めた青島幸男主演の｢意地悪ばあさん｣が好評を博し､次第に俳優ではないタレントやアイドルを主演にして､今では当たり前となった漫画原作のドラマ化を積極的に進めていきました。｢キョンシーズ｣は､そうした流れの末期に放送された作品ですが､リメイクのため脚本はオリジナルとなっています。
主役を演じた間下このみさん(画像中)は､1978年4月27日東京生まれ。テンテンちゃんことシャドウ･リュウとは同学年にあたります。1983年､彼女が４歳の時に出演したキッコーマンのＣＭが大きな話題を呼び､80年代屈指の学園ドラマとして今も語り継がれる｢スクール☆ウォーズ｣(画像右)にもメインキャストとして抜擢されるなど､一躍人気子役として注目を集めます。
その後彼女は､バラエティ番組にも進出。テンテンちゃんのような所謂美少女子役というよりも､明るく屈託のないキャラクターのジュニアタレントとして､お茶の間にもその存在を浸透させていき､出演番組中でキョンシー映画の大ファンであることを度々公言していたことから､本作への起用となったのだと思われます。
間下このみさんがブレイクするきっかけとなったCM動画
中学進学と同時に芸能活動を大幅に自粛。高校卒業後､写真の世界を追求するためアメリカへ単身留学､帰国後女優業再開とともに写真作家としても活動するなかで､結婚。妊娠を発表しますが､結果は死産。
その後自らが難病を患っていることを告白するなか､2007年3月に女児を出産。その顛末を夫婦で著した書籍が大きな反響を呼び､ドラマ化もされました。
現在は､ブログと難病の啓蒙を主題とした講演活動がメインとなってはいますが､やはり波乱万丈の半生を過ごしてきたシャドウ･リュウと今一度女優同士としての共演を見てみたいですね。
間下このみオフィシャルブログ：http://ameblo.jp/konomimashita/
テンテン役の間下このみさんを囲むキャストも当時の人気俳優が顔を揃えています。
元ネタでの沙親方にあたる師匠を演じていたのは､萩原流行さん(画像左)。本作出演時は俳優として上り調子の時期で､21世紀に入ってからはバラエティにも引っ張りだこでした。それだけに､今年4月に起こった謎多き事故死は､本当にショッキングでしたね…。
そして､元ネタの金おじいさんとなるテンテンの祖父役は､当時既にベテランの域に達していた長門勇さん(画像中)です。TVの黎明期から､準主役級のバイプレーヤーとして､幅広いジャンルの映画やドラマ､そして舞台でも活躍しました。2013年に81歳で逝去しています。
さらに元ネタでのデブ署長にあたるイジワルな長官に扮したのは､鈴木ヒロミツさんです(画像右)。ロックバンドのヴォーカルから芸能界入りし､俳優もこなすマルチタレントとして活躍。ドラマでは気のいいお兄さん的な役が多かったヒロミツさんにとって､本作のような悪役は結構珍しかったのです。彼もまたがんのため､2007年に60歳の若さで､惜しまれつつこの世を去りました。
元ネタでの沙親方にあたる師匠を演じていたのは､萩原流行さん(画像左)。本作出演時は俳優として上り調子の時期で､21世紀に入ってからはバラエティにも引っ張りだこでした。それだけに､今年4月に起こった謎多き事故死は､本当にショッキングでしたね…。
そして､元ネタの金おじいさんとなるテンテンの祖父役は､当時既にベテランの域に達していた長門勇さん(画像中)です。TVの黎明期から､準主役級のバイプレーヤーとして､幅広いジャンルの映画やドラマ､そして舞台でも活躍しました。2013年に81歳で逝去しています。
さらに元ネタでのデブ署長にあたるイジワルな長官に扮したのは､鈴木ヒロミツさんです(画像右)。ロックバンドのヴォーカルから芸能界入りし､俳優もこなすマルチタレントとして活躍。ドラマでは気のいいお兄さん的な役が多かったヒロミツさんにとって､本作のような悪役は結構珍しかったのです。彼もまたがんのため､2007年に60歳の若さで､惜しまれつつこの世を去りました。
このドラマでは､間下このみさん扮するテンテンの他に､もうひとり"お色気担当"？とも言うべきお姉さんキャラ･ランラン(画像左)を配しています。演じていたのは､80年代に大人気を誇ったグラビア出身のタレント･堀江しのぶさん(画像中)です。
高校在学中に有名キャンペーンガールコンテストで入賞し芸能界入りした彼女は､歌手デビューを果たした後明朗なキャラクターとカンの良さ､そして89cmバストの健康的かつ圧倒的なプロポーションで､グラビアの世界において現在に至る"巨乳ブーム"を打ち立てており､大袈裟でなく一時代を作った方と言えます。
女優としてドラマ出演や歌手としてレコードデビューも果たし(画像右参照)､順風満帆な活動が続くかに見えたのですが…､本作に出演の翌年に体調不良を訴え緊急入院。結局9月13日にスキルス性胃ガンのためわずか23歳という若さでこの世を去ってしまいました…。
高校在学中に有名キャンペーンガールコンテストで入賞し芸能界入りした彼女は､歌手デビューを果たした後明朗なキャラクターとカンの良さ､そして89cmバストの健康的かつ圧倒的なプロポーションで､グラビアの世界において現在に至る"巨乳ブーム"を打ち立てており､大袈裟でなく一時代を作った方と言えます。
女優としてドラマ出演や歌手としてレコードデビューも果たし(画像右参照)､順風満帆な活動が続くかに見えたのですが…､本作に出演の翌年に体調不良を訴え緊急入院。結局9月13日にスキルス性胃ガンのためわずか23歳という若さでこの世を去ってしまいました…。
しかし何と言っても…､このドラマ最大のサプライズは､冒頭に登場するテンテンちゃんその人でしょう(画像左)。『幽幻道士(キョンシーズ)１』初放送以来､記念すべき日本のメディアへの初登場シーンとなります。前項でもお伝えした通り､この場面があったからこそ､『幽幻道士１』再放送時のシャドウ･リュウ(劉致��)らの初来日と､その年秋の『幽幻道士２』制作､放送へつながっていったのは確実で､そういう意味では､ファンの方々にはとても重要なカットですよね。
そのほか､ベビーキョンシーやキョンシー隊を率いるコミカルな道士といった『幽幻道士１』のキャラクターが､オリジナル･キャストである洪竟原や林光榮(画像中)で登場するのもウレシいのですが､実はこのドラマのみ出演している台湾の俳優がおひとりいらっしゃいます。オリジナルで陳松勇が扮していた悪徳興行主ゼンさんの役に扮した台湾のベテラン俳優リー･ミン･ラン(李敏郎･画像右)です。ちなみに李敏郎さん､台詞を日本語で喋っております。
李敏郎は1930年生まれ。ということは､日本統治下の台湾で少年期を過ごしているため日本語が流暢なんですね。彼は60年代から140本以上の映画に出演しています。その大半は悪役なのですが､なかでも印象的なのは若き日のジャッキー･チェン(成龍)が台湾で主演した『少林寺木人拳』(76年)でしょう。この映画の終盤で､李敏郎は若きジャッキーとカンフー･アクションを披露しています。
映画『少林寺木人拳』(76年)終盤の動画(3:15頃からアクションシーンです)↓
そのほか､ベビーキョンシーやキョンシー隊を率いるコミカルな道士といった『幽幻道士１』のキャラクターが､オリジナル･キャストである洪竟原や林光榮(画像中)で登場するのもウレシいのですが､実はこのドラマのみ出演している台湾の俳優がおひとりいらっしゃいます。オリジナルで陳松勇が扮していた悪徳興行主ゼンさんの役に扮した台湾のベテラン俳優リー･ミン･ラン(李敏郎･画像右)です。ちなみに李敏郎さん､台詞を日本語で喋っております。
李敏郎は1930年生まれ。ということは､日本統治下の台湾で少年期を過ごしているため日本語が流暢なんですね。彼は60年代から140本以上の映画に出演しています。その大半は悪役なのですが､なかでも印象的なのは若き日のジャッキー･チェン(成龍)が台湾で主演した『少林寺木人拳』(76年)でしょう。この映画の終盤で､李敏郎は若きジャッキーとカンフー･アクションを披露しています。
映画『少林寺木人拳』(76年)終盤の動画(3:15頃からアクションシーンです)↓
このドラマはあくまで『幽幻道士(キョンシーズ)１』をベースに作られていますが､ドラマ版ならではのオリジナルな場面がいくつかあるとお伝えしてきました。そしてこのドラマでは､何と"キョンシー･ホラー"の元祖『霊幻道士』(85年)を思わせるシーンがあるのです。
萩原流行さん演じる師匠が､ある夜美女の霊と出くわし､虜になってしまう場面があります。元ネタである『幽幻道士(キョンシーズ)１』にこのようなシーンはありませんが､『霊幻道士』には…ありますよね。チン･シュウホウ(錢小豪)演じる道士様の弟子が仕事帰りにポーリン･ウォン(王小鳳)の美女幽霊に誘惑される下りです。しかし虜になった後の様子はドラマ版の方がえげつない描写をしており､正気を失い､半裸の状態で｢フェーフェー(おそらく女幽霊の名前でしょう)｣と繰返し叫びながら､街をさまよい､墓場のガイコツと戯れる萩原さんの姿は､なかなか鬼気迫るモノがあります。ちなみに女幽霊を演じているのは､高須賀由美さんという日本人の女優です。
そういえば､新聞ラテ欄でのサブタイトルは､"最新版!霊幻道士､今よみがえる魔界伝説!"でした。しっかり混同されてますね､ココでも…。
萩原流行さん演じる師匠が､ある夜美女の霊と出くわし､虜になってしまう場面があります。元ネタである『幽幻道士(キョンシーズ)１』にこのようなシーンはありませんが､『霊幻道士』には…ありますよね。チン･シュウホウ(錢小豪)演じる道士様の弟子が仕事帰りにポーリン･ウォン(王小鳳)の美女幽霊に誘惑される下りです。しかし虜になった後の様子はドラマ版の方がえげつない描写をしており､正気を失い､半裸の状態で｢フェーフェー(おそらく女幽霊の名前でしょう)｣と繰返し叫びながら､街をさまよい､墓場のガイコツと戯れる萩原さんの姿は､なかなか鬼気迫るモノがあります。ちなみに女幽霊を演じているのは､高須賀由美さんという日本人の女優です。
そういえば､新聞ラテ欄でのサブタイトルは､"最新版!霊幻道士､今よみがえる魔界伝説!"でした。しっかり混同されてますね､ココでも…。
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