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F1Pole PositionコミュのスーパーアグリF1チーム

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皆さんもすでにご存知かもしれませんが、F1即時撤退を決めたスーパーアグリF1チームの紹介です。
 
チーム名:スーパーアグリF1チーム
国籍:日本
所在地:東京都港区南青山
ファクトリー:イギリス・リーフィールド
チーム代表:鈴木亜久里
マネージングディレクター:ダニエル・オーデット
テクニカルディレクター:マーク・プレストン
チーフデザイナー:ピーター・マックール
スポーティングディレクター:グラハム・テーラー
R&D室長:ジェリー・ヒューズ
レースエンジニア:リチャード・コネル(佐藤琢磨担当)
        :アントニオ・クケレラ(A.デビッドソン担当)
ドライバー:18 佐藤琢磨
     :19 アンソニー・デビッドソン
テストドライバー:ジェームス・ロシター

            ‐‐‐リザルト‐‐‐
グランプリデビュー:2006年バーレーングランプリ
出走回数:39回(2008年スペイングランプリ・ラストレース)
獲得ポイント:4ポイント
予選最上位/決勝最上位:10位/6位
シーズン最高位:9位

以上 スーパーアグリF1チームでした。

2年4か月という長きにわたり、F1ファンに『挑戦』する気持ち、戦う『闘志』、そして『夢』をありがとう。

コメント(5)

今回の会見の質疑応答の記事があったので書いておきます。




6日、都内で記者会見した
スーパーアグリF1チームの鈴木亜久里代表の会見内容は以下の通りだ。
亜久里代表のコメントに続き、集まった記者からの質疑応答が行なわれた。

Q:最終的なバイグルとの交渉は、基本合意というリリースも出ていたが、
結局成立しなかったというこということか。
A:マグマとエクスクルーシブで話を進めているということで、この2ヶ月半、
他のインベスターとの話を全部打ち切った後だったんですけど、
そのブランクが大きすぎて、基本合意はしたんですけど条件面の詰めとか、
いろいろな部分での詰めとかが間に合わなかったというのが大きいですね。

Q:その件に関して、ニック・フライからは
会社の規模など疑問が呈されていたが。
A:僕が理解できないのは、ニック・フライが、
僕たちがコメントすることに対して、
なんでホンダレーシングF1チームのCEOが……
いや、それがホンダとしてコメントするのであれば
アクセプトするんですけど、彼はホンダレーシングF1チームの
CEOであって、 ホンダのCEOでもないのに、
そんな彼のコメントに関して僕はいちいち反論する気はないし、
例えばフェラーリのCEOが僕に対して何か言うのと同じ感覚でいるので
ちょっと僕には理解できない。ホンダが何か、僕に対してどうしろ、
ああしろと言うのであれば従うし、もちろん僕の最大のパートナーは
ホンダだと思っているので、それなら納得するんですけど、
ニック・フライに関しては彼が何を言っているのか興味もないし、
ちょっとよく分からないです。

Q:お聞きしたかったのは、ホンダの本社、
取締役会の承認を得る必要があったということだったが。
A:そこに関しては、僕はホンダともいろいろ話をしてたんだけど、
その辺のポイントだけが大きくクローズアップされて、
ホンダが認めたら今回の話は進むんだとか、そういうことだけじゃなく、
1レース1レースの時間だとか、チームとしての資金集めの
問題が大きな問題であって、記事の中では、
ホンダのディシジョンだけが大きく取り上げられているんだけど、
そこは記事だけがひとり歩きしているんじゃないかな。
もちろん、自分のところに資金があり、いろいろな部分で
応えていけるんであれば、今後バイグルとの話がまとまって
いくようになったかもしれないし、別のパートナーと話もできた
かもしれないけど、1週間というあまりに短い時間の中で、
会社の買収とか株式の取得であるということが、時間的な部分の戦いで、
本日こういう決断になったというわけです。

Q:亜久里代表自身が“決断した”のはいつか。
A:大きなポイントは、マグマとの話が終わったという時点で
『もう時間的に無理だな』というのは自分としては結構ありました。
本当に信頼していたし、昼も夜も契約のことだとか、会社の手続きだとか、
今後どういうプランで進めていくかとかずっと続けてきました。
最後の最後になんでこうなっちゃうの? 
というのが本当信じられなかったです。

Q:“出場権”は今後どうなるのか
A:出場権は出場し続けることによって権利が発生するので、
持ってるからどうのこうの、ということじゃないと思うんですけどね。
F1は今、コンコルド条約の中で進んでいる訳じゃないし、
FIAの管轄でレースが行われているんで、トルコGPを欠場しても、
3レースまではレースに復帰できるらしいんで。
でももう戻らないですけど(笑)。今のF1の世界で、
プライベーターが今後続けていけるとか、
他の自動車メーカーが出てきたり、
今の状況でいちからクルマを作るのはかなり難しいんじゃないかな。

Q:スタッフやファクトリーはどうするのか。
A:ドライバーとはこれから、琢磨に関してもアンソニーに関しても
ホンダと話して、これからどうするのか話を詰めてかなきゃいけないし、
F1やらないとなると工場閉める手続きとかもこれからしていかなきゃ
いけないと思ってます。

Q:イスタンブールのサーキットに入れなかったという報道があるが、
これについて亜久里代表はどう把握しているか。
A:自分としてはよく分かりません。
バーニー(エクレストン)とも話はしたけど、
彼自身はトラックがパドックに入ることはNOだとは言っていない。
あ、それと、トラックがイスタンブールに入れなかったことについて、
ニック・フライが何を言ったのか分からないから
それは可能性はあるかもしれないけど、
それ自体がホンダのディシジョンではないことは間違いない。
それは何でかというと、スペインGPの際に
ホンダの大島(裕志広報・モータースポーツ担当執行役員)さんとかと
話をして、トラックがイスタンブールに行くことはOKだし、
それも直に大島さんと、トラックが入れなくなった時に、
「これはホンダの指示ですか」と確認したら
「僕はそんなことは知らないし、そんな事は言っていない。
だからそれは違うよ」と言われた。
僕からしたら、ホンダのモータースポーツの責任者である
大島さんのコメントが絶対なので、ホンダの決定ではない、
と認識しています。

Q:この2年半で亜久里代表の中で、いちばん嬉しかった瞬間は何か。
A:結構おもしろくて、最初にバーレーンにクルマが着いたときや
スタートしたとき、どう思いましたか、とかあったんですけど、
それよりもバーレーンに着いた時に自分のクルマがあまりに
遅いことにビックリして、こりゃ大変だってのがバーレーンの第一印象で、
それでテストもしていないクルマで完走してくれたのも嬉しいし、
いろんなことでレースの中だけの感動もそうですけど、
始めてポイントとったスペインもそうだし、カナダもそうだけど、
琢磨とかスタッフとか、全信頼を僕に向けてくれて、
ちっちゃいチームだけど一緒に頑張ろうって気持ちを
感じたときが一番嬉しかったですね。

Q:負債を今後どうしていくのか。国内などARTAプロジェクトへの影響は。
A:スーパーアグリF1リミテッドというイギリス法人の会社で、
国内の会社と資本の関係もまったくないので、
国内の活動とF1の活動はまったくセパレートしていただいて構いません。
今後イギリスのF1の会社をどう閉めていくのかは、今日発表して、
これから決めていきたいと思います。
Q:ドライバーはどんな事を言っていたか。
A:すごく残念がってたし、チームのスタッフも琢磨もアンソニーも、
自分たちがどれだけ一生懸命やっていたのかをすごく理解していたし、
『本当に残念ですけどありがとうございました』という
コメントをしてくれて。これから琢磨も日本に帰ってくると思うので、
そうしたらまた少し話をしてみたいと思いますけど。

Q:SSユナイテッドについてほとんど情報が無いんですけど、
どういう会社だったのか、この会社をパートナーに選ばれた時の
ビジョンなどがあったのか。
A:いろいろなところと話をしてきて、最終的にSSユナイテッドを
仲介してくれた会社があるんですけど、そこがきちっと
『この会社は間違いない』と、自分たちが責任を持って
この会社を推薦された。その会社と業務アドバイザリー契約を
結んでいたし、彼らが持ってきたSSユナイテッドと契約に至ったという
ことですね。最初は何個か、いろんなビジネスがその中に入っていて、
まず最初、スポンサーという形が第1ステップとしてあって、
その次にスーパーアグリを増資するという話があって、
ビジネスパートナーとして進んでいくという話があったので、
SSユナイテッドという会社がどうだったか分からなかったけど、
中に入ってくれた会社を信頼してこうなった、ということです。

Q:特に今後訴訟などに発展することはあるか
A:弁護士とも話はしているので、近々どうなるかお話しできると思います。

Q:去年も数え切れないくらいのパートナーと話をしたというが、
どの国の企業と話したか。
A:すごくいっぱいしましたね。中国、ロシア、ドイツ、スペイン、
本当に数多くの、いろいろなところと話しましたけど。

Q:今回の決断の後、福井(威夫ホンダ代表取締役社長)さんは
何か言っていたか。
A:福井さんとお会いしたのはオーストラリアGPの時にお会いして、
その時点ではマグマとの話がうまく進んでいるので、頑張ってくれ、
という話をしました。ここに至る経緯については、
最終的にスペインGPが終わった後に関してはお話してません。

Q:3戦くらいは欠場できるという事だったが、トルコ、モナコと
スキップして、話をまとめてから、という選択肢は無かったか。
A:ないです。資金的に続いていくなら可能だったかもしれないけど、
そのあたりがなかな難しくて、F1って1レース参加するだけで
何億円とお金がかかる世界なんで、そこがきちっと回って
いかなければ開発しても回らないですよね。
僕も本当に悔しいんですけど、2006年に、2008年のエントリーを
したのを皆さんご存じだと思うんですけど、2006年の6月に2008年度の
エントリーが締め切られて、その時22チームエントリーしたんですよ。
なぜ22チームエントリーしたかというと、2008年からカスタマーカーが
使えると言うことと、分配金などの条件がよくなるということで
エントリーしたんですけど、昨年急にカスタマーの話が難しくなり、
いまだにコンコルド条約が結ばれないとか、そういった状況が一気に
重なってきて、パートナーを探すにしてもそのあたりの状況が
一気に苦しくなったという状況ですね。
Q:マグマと独占交渉権を持って少なからぬ時間を費やしてきたと
思うんですが、その断りがわずか1行や3行というファックスだったと
聞いているが。
A:5行くらいあった(笑)。

Q:チームの命運を握っている相手がそういう断りをしてきた中で、
亜久里代表は大きな損失を被っていると思うんですが、
今後マグマに対し訴訟等は考えているか。
A:そうですね。その辺はどういう風にしていくかは今後考えるんですけど、
その中でもいろいろな契約書の中で、何が実現できるか
分からないんですけど、マグマを紹介してくれた
ニック・フライに感謝しますよ(笑)。
  あ、でもね、マグマの話では言えることと言えないことがあるんだけど、
彼らは非常にマジメな人物です。なんというか、海千山千で、
ネガティブに思うかもしれないけど、彼らとの、
マーティン・リーチとの交渉では非常にマジメな会社で、
ステップをひとつひとつ踏んでいくし、いい加減にする会社じゃないと
思うし、そういう人たちではないと思う。マグマ自体がお金持ちの
会社だったら話は別だけど、彼らのその先にあるところがどうなのかは
分からない。でも、マグマ自体は非常にマジメ。報道では2ヶ月も
交渉していきなり、と思われちゃうかもしれないけど、
決してそんな事はなくて、ビジネスとしては非常にマジメだった。
その先に関しては僕は立ち入れないので、何もコメントできない。

Q:この2年半、多くのファンから支持されてきたと思うが、
日本の企業と何かスポンサーに関する話をしたことはあったか。
A:日本の企業は今のF1に対して興味をもっていないということと、
F1の予算自体がすごく大きくなってしまっていて、その辺が
費用対効果じゃないけれど、僕がF1やってた頃の予算で、
25億とか30億とかでF1がやっていける時代であれば、
いくつかのスポンサーでまかなってこられたかもしれないけれど、
これだけメーカーの争いになった中で、部品のコストや人材など、
F1が今後、プライベーターとして成り立っていく
世界は難しいんじゃないかな。

Q:今回、F1からの撤退を決めたが、将来、大スポンサーがついたら
復帰するつもりはあるか。
A:なかなかね。今のF1はピラニアクラブだからね。
そこにまた指を突っ込むのはなかなか……(笑)。
というか、レースがしたいですよね。レースができる状況だったら
戻ってもいいけど、この2年半お金探しばっかりで、
サーキットに行ってもウチのチームは何回ピットインして、
今日のレースは何周なのかも知らないような状況がけっこうあってね。
それにちょっと疲れたかな。レースができる環境で
レースに戻れるんだったら、戻りたい……かな? 
でも今はちょっと休みたいかな(笑)。
でもそれだけ魅力があるレースだからね。
今、トロロッソの共同オーナーのゲルハルトともよく話をするんだけど、
やっぱり彼もレーシングドライバーをやっていて、
昔から「いつかF1のオーナーになって戻ってやる」って言っていて。
彼が現役の頃はあんまり喋らなかったんだけど、
一緒にオーナーをやるようになってからよく喋るようになって。
でも、やっぱり彼も「疲れた」って言ってますよ(笑)。

Q:フェラーリやマクラーレンなど、それに対抗できるチームを
作るつもりがあったと聞いているが。
A:誰かが僕に1000億円くらいくれて、「やってもいいよ」と言われたら、
3年くらいでできるかなぁ。現実は甘くなかったですね。

Q:F1をやって良かった?
A:そりゃあやって良かったよ。だって、どう考えたって人生の中で、
30歳までにF1ドライバーになって、40歳までにF1チームをやるって
言っていて、本当に苦しい部分もあったけど、そんなの苦しいなんてのは
全然関係なくて、自分が絶対にやるんだって思って決めたことができる
人生を与えてくれた神様に本当感謝してるし、苦しいなんてのは
誰かが登ってくれって言って登った山じゃないし、登れば苦しいのを
分かって登ってるんだから、それをいちいちやって良かった
悪かったなんて、……ちょっと一度ヤバイな……って思ったことは
あったけど(笑)、でもこんなに人生の中でいっぱいチャンスを
神様からもらった人生なんて無いと思うし、本当感謝してます。

……でも苦しかったけどね(笑)。

 あ、もうひとつ(笑)。
これからF1チームやる人はやらない方がいいよ、
ってコメントもするかな。もし聞かれたら。
以上です(笑)。


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