ゆず整骨院コミュの上腕骨骨幹部骨折

管理者であるボビーさんが
骨折したという事で
ボビーさんの骨折について簡単に書いてみました。

特徴
1.この骨折は発生頻度は低いが、
　骨癒合が悪く偽関節が発生しやすい。
2.骨折の位置（三角筋の付着部位）により、
　骨折の転位が異なる。

発生機序
1.直達外力：衝突、強打などの強力な直達外力によって、
　多く発生する。横骨折・粉砕骨折・軽度の斜骨折となる。
2.介達外力：転倒時に手掌や肘を衝いて介達的に発生する。
　また、筋力作用により捻転骨折（投球骨折・腕相撲骨折）が
　まれに発生する。　螺旋骨折・斜骨折になりやすい。

合併症
１．偽関節
２．橈骨神経麻痺
を起こしやすい。

固定期間は７～９週間
固定肢位は骨折の位置によって異なります。
ボビーさんの場合、
ひじを体につけて固定しているようなので、
三角筋の付着部より近位（肩に近い）骨折であると思います。

※上記は教科書等から抜粋したもので
　実際とは異なることがあります。

コメント(6)

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[2] mixiユーザー 06月08日 00:12

> Ｄ＆Ｇ~DQN~さん
１．再び骨折について
それは違います。
骨折をした場所は丈夫になると言われています。

それは、骨折が治る過程で
骨折部を囲うように仮骨という仮の骨ができます。
そして、仮骨の内部で本物の骨が出来る
という経過を辿ります。

そのときに骨を囲うので
骨が太くなります。
よって骨折をした場所は丈夫になります。

仮骨は本当の骨ではないので時間の経過とともに
無くなっていきます。
ただ、完全に消えるのは
長い時間がかかると言われています。

それで骨折した場所だけ丈夫になるので
仮骨が途切れた所が相対的に弱くなったのと同じ状態になるので、
骨折部に近い所が骨折のしやすい部位となります。

※本物の骨ができるまでは当然ながら骨折部は弱いので
　再び骨折する可能性は高いです。

２．ヒビがまともに治らなかったら
は、治りません。ヒビが入ったままになるでしょう。
ただ、骨にヒビが入ったぐらいで治らないというのを
聞いた事が無いのでたぶん大丈夫だと思います。

ただ、骨折がくっつかないと言う事はあります。
その場合、トピックでも書いてある「合併症」の
『偽関節』になります。

『偽関節』とは
骨折部に関節が出来てしまうという事です。
こうなると、手術以外治す方法がありません。
腕のいい整形外科を探してください。

[3] mixiユーザー 06月08日 00:13

先生！偽関節って何ですか？？
((((;ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

安静にする意外になるべく早く治す
方法はあるのでしょうか？？

[4] mixiユーザー 06月08日 00:27

> ボビーさん
安静しかありません。

しかもボビーさんの場合
「発生機序」が２の介達外力
なので、斜骨折or螺旋骨折だと思います。
※レントゲンを見ていないので限定できませんが。

この場合、骨折部がズレやすい為に
安静にしていないと骨癒合がうまくいかず
ほんとに「偽関節」になりますよ！
注意してね