ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュのニューイヤーC【1】/結論

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
浦和1600(S3)
1月10日 15:40発走


その名の通り、浦和競馬場で新年最初に行われる重賞である。
明け3歳限定の定量戦で、近年はヒガシウィルウィン、ラッキープリンス、ソルテなどがこのレースを制し、クラシック戦線へ名乗りをあげた。
今年も南関東三冠へ向けて、注目の一戦となるだろう。


■過去の傾向

[全体ラップ]
15年 12.3−11.8−12.5−13.4−13.7−12.7−14.0−13.6
16年 11.9−11.4−12.4−13.1−13.6−12.5−13.2−13.9
17年 12.2−12.0−12.4−12.5−13.5−12.6−13.7−13.4

[前後半3F]
15年 36.6 → 40.3 1.44.0 良
16年 35.7 → 39.6 1.42.0 良
17年 36.6 → 39.7 1.42.3 稍重

浦和1600メートルは、3〜4コーナー中間からのスタート。
発馬直後にすぐコーナーを迎えるため、出たなりに内側の経済コースを走れる内枠が圧倒的に有利となる。
外枠を引いてしまうと、距離ロスを強いられるばかりでなく、前のポジションを確保することすら困難だ。

内枠を引いた馬は外から被される前に出来るだけ前へ行きたいし、外枠の馬は少しでも距離ロスが少ないうちにインへ切り込みたい。
そんな両者の思惑が、序盤のペースを高速化させる。
前半3ハロンは例年36秒台を計時し、ラスト3ハロンは39秒台まで落ち込む超前傾ラップが定番。

中盤2ハロンで一度13秒台までペースダウンするが、6ハロン目で必ず再度12秒台の加速ラップが入る。
これは、3コーナー手前の向こう正面から各馬が仕掛けて動くためだ。
最後の直線が200メートル足らずしかない浦和競馬場は、3コーナー手前の向こう正面がすでに残り3ハロン地点。
コーナーのカーブもきついので、向こう正面から前を捉えに動かないと間に合わないのである。

[通過順]
15年 1着 01-01-01-01 2着 02-02-02-02 3着 06-03-04-04 【11頭】
16年 1着 06-06-05-04 2着 02-02-02-02 3着 07-07-07-05 【11頭】
17年 1着 08-09-06-03 2着 03-03-02-01 3着 10-10-05-05 【11頭】

先行有利の浦和ではあるが、過去3年の勝ち馬のうち、序盤から先行していた馬は15年のラッキープリンスのみ。
昨年のヒガシウィルウィン、一昨年のモリデンルンバは、ともに中団より後ろからの競馬で突き抜けた。
2着馬は3頭とも道中2番手追走の馬だったが、3着馬は道中7番手以降からの追い込み馬である。
仕掛けるタイミングさえ誤らなければ、ある程度後ろの位置からでも勝ち負けに加わることはできるようだ。

[枠順]
15年 1枠1番 → 3枠3番 → 7枠8番
16年 1枠1番 → 2枠2番 → 6枠6番
17年 7枠9番 → 1枠1番 → 8枠10番

内外の有利不利が大きい浦和マイルなので、脚質よりも枠順のほうが重要のようである。
過去3年の連対馬6頭のうち、実に5頭が3番枠より内側の枠だった馬。
昨年こそ、7枠9番という致命的な枠を引きながら、道中9番手の位置からヒガシウィルウィンが突き抜けたが、基本的に外枠は厳しい。
15年1番人気に支持されたオウマタイムは、7枠8番という致命的な枠が仇となって3着に終わった。
逆に、1枠1番は人気に関わらず3年連続で連対を果たしており、今年も十分な警戒が必要である。


■結論

なかなか面白い枠順になった。
純粋な実力では、全日本2歳優駿0.9差3着のハセノパイロが最上位だろう。

デビュー戦こそクビ差2着に敗れたものの、その後は3連勝でハイセイコー記念を制覇。
安定感と勝負強さを兼備している点で、ヒガシウィルウィンを彷彿とさせる。
昨年、ヒガシウィルウィンが7枠9番から、最内枠のブラウンレガートを差し切ったのなら、7枠7番のハセノパイロが突き抜けてもおかしくはない。

北海道2歳優駿で、ドンフォルティスから1.2秒差の5着に敗れたヤマノファイトが、好枠を引き当てたこともあって2番人気に支持されている。
しかし、全日本2歳優駿で2着だったドンフォルティスから、ハセノパイロはわずか0.7秒差。
ドンフォルティスを物差しにすれば、いかに内枠のアドバンテージがあると言え、ヤマノファイトがハセノパイロを逆転するのは厳しいようにも思う。

せめて、ハイセイコー特別3着→全日本2歳優駿7着のトーセンブルが、内枠を引いてくれたら際どい勝負になったかもしれないが、痛恨の大外枠ではこちらも逆転の目はないか。
ここは柔軟に考え方を変え、ハセノパイロを負かして勝利する馬ではなく、3着以内に突っ込んできそうな穴馬を探す方向へシフトしよう。


本命は、セイヴェルビット。


今回と同舞台だった前々走の新風特別は、現在3番人気のレベルスリーとクビ差の2着。
両馬とも7枠からの競馬だったが、果敢に先行したセイヴェルビットは終始外々を回らされた。
それに対して、控えて早めにインへ切り込んだレベルスリーは、内ラチ沿いの経済コースを通って向こう正面からじわじわと進出。
確かに、レベルスリーも直線で前が塞がる不利はあったが、セイヴェルビットの距離ロスはそれを遥かに凌ぐビハインドだったであろう。
前日の段階で、3番人気に支持されている馬と互角以上の競馬を示したのなら、今回も馬券圏内に激走する可能性はゼロではない。


[吉原寛人騎手]
12年 6人気3着 リカチャンス
13年 不出走
14年 4人気3着 ドラゴンエアル
15年 4人気1着 ラッキープリンス
16年 不出走
17年 3人気3着 カンムル

強調材料は、馬だけでなく鞍上にもある。
吉原寛人騎手は、これまでニューイヤーCに4回騎乗しているが、その成績は【1.0.3.0】で一度も馬券圏外に消えたことがない。
しかも、騎乗した馬は6番人気、4番人気、4番人気、3番人気と、決して乗り馬に恵まれていたわけではなかった。
昨年などは、8枠10番という絶望的な枠順からの3着である。

騎乗すれば確実に馬券になるジョッキーの手綱なら、新風特別以上のパフォーマンスを見せてくれるかもしれない。
馬体重が430キロ台から増えてこない点は気になるが、小柄な馬体で器用に動ける機動力を持っているのなら、浦和ではむしろ好材料だ。


◎セイヴェルビット

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論 更新情報

競馬・ダメ予想家のダメダメ理論のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング