今回のイベントで来日が決定したのはニルヴァーナのカート・コバーンが「世界で一番好きなバンド」とファンを公言したグラスゴー出身の伝説的バンド「ザ・ヴァセリンズ」。ユージン・ケリーとフランシス・マッキーが中心となり結成され80年代にアルバム『Dum-Dum』1枚だけを残し解散するも、そのカート・コバーンが楽曲をカヴァーしたことなどにより再び世界中のファンからそのピュアなポップ・ロックサウンドが注目を浴びたバンドは、2008年に電撃的に再結成。現在までに、2009年の〈サマー・ソニック〉での初来日や、2010年の20年越しのセカンド・アルバム『Sex With An X』の発売など、現在進行形のバンドとして本格的な活動をみせています。今回の来日ではサポート・メンバーとして同郷の人気バンド、ベル&セバスチャンのスティーヴィー・ジャクソンとボブ・キルディアの参加も決定。グラスゴーの今を感じられるサウンドを聞かせてくれることは間違いありません。