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穴半撫左衛門コミュのとりあえず

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穴半撫左衛門について、GREEで自分が書いた文を載せておきます。拙い文ですが、参考にでもして頂けたら幸いです。ちなみに、その他半撫左衛門の逸話などございましたら、どんどん掲載していって下さい。

みなさんは、穴半撫左衛門(けつ はんぶざえもん)という詩人の名を聞いた事があるだろうか?おそらくほとんどの人がないであろう。しかし、彼の素直で、決して奇をてらわない素朴なセンスはもっと評価されても良いのではないかと思い、ここで彼の事を取り上げる。

彼はよく「日本のボードレール」と呼ばれる。ボードレールとは「悪の華」などで有名なフランスの詩人である。彼は富豪の一家に生まれ、周りの人間から羨望のまなざしで見られながらも、自ら家を出て、質素な生活を選ぶ。そこで、悩み、書いた詩が、彼の死後高い評価を受ける。半撫左衛門の歩んだ人生もこれに酷似している。

半撫左衛門は幸せにも、ケツが両方ある人間に生まれ、周りの人から羨望のまなざしで見られながらも、自ら右のケツを断ち、かたわケツの生活を選ぶ。その生活の中で書いた詩が、彼の死後評価を受ける事になる。

半撫左衛門は世界を左だけで感じとり生きたのだ。左だけで世界を捉えることで、いらない邪念は消えストレートに現象を描く事が出来る。例えば、自分の尻が汗ばんでいた時、右側から風が吹けば、右の尻は気持ち良いと感じる。しかし、左は汗ばんだままなので、右の尻に嫉妬する。左から風が吹けば、右が左に嫉妬する。こんな経験はみなさんおありであろう。これは邪念以外の何物でもない。風を素直に喜べない人間の屈折の現れである。しかし、どうだ、ケツが仮に左側しかないとすると、左に風を感じるとそれは単純に気持ち良いと思えるだろうし。右から風が吹けば、そもそも右にケツがないので風を感じず、左が嫉妬する事もない。

彼はそのケツを切り取った事から、変人で神経質な人間だと考えられることが多いが、それは間違いである。左だけで素直に世界を捉えることの出来た稀有な人間だと思う。彼の素朴な人間性を表すエピソードがある。

彼の研究をしていたロサンゼルス花子が、彼にこう聞いた。
「お尻が半分で困る事はないですか?」周囲の人達は、なんてぶしつけな質問をするのかと、冷や冷やしたらしいが、半撫左衛門はややはにかみながら
「ジーンズがカッコよく履けない事です」と、答えたという。

彼は晩年、近所の子供達にまじって良く遊んでいたという。ここにも彼の人間味溢れる姿が見え隠れする。

「頭かくして    尻かくさず
 お尻なくして   お尻を知り」 

コメント(2)

心に沁みる話ですね。
彼の人間性に胸をうたれました。
最近とみに葛藤することが多いです。僕も半撫左衛門の如く素直な感性を得たいと思いました。

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