[LIVE] FOUR TET www.fourtet.net www.myspace.com/fourtetkieranhebden エレクトロニック・ミュージック・シーン屈指の才人として、エレクトロニカ〜フォークトロニカのパイオニア的存在として知られるFour TetことKieran Hebdenは、97年にTrevor Jacksonが主宰するOutput RecordingsからFridge名義でデビュー。翌98年、Four Tet名義の記念すべきシングル「Thirtysixtwentyfive」(タイトル通り1曲36分25秒!)を同レーベルからリリース。99年にはファースト・アルバム『Dialogue』をリリース。フリー・ジャズとエクスペリメンタルなエレクトロニック・サウンドを融合したサウンドは、当時のシーンに衝撃をもたらした。Domino Recordsへ移籍後、01年にはフォークトロニカの金字塔を打ち立てたセカンド・アルバム『Pause』を世に送り出し、評論家を中心に大絶賛を巻き起こした。レディオヘッド、スーパー・ファーリー・アニマルズ、プレフューズ73、アニマル・コレクティヴといったロック・バンドと精力的にツアーを廻り、これらのライヴの経験を自らのアルバムにフィードバックしたアルバム『Pounds』『Everything Ecstatic』は大きな反響と共にシーンに届けられた。フォークトロニカ路線を下敷きにしながらもジャズやヒップホップ等、Four Tetの多様性と果敢な実験精神に支えられた飽くなき探究心に満ちた傑作として現在も輝き続けている。06年には伝説のジャズ・ドラマー、スティーヴ・リードとのコラボレーション作品『The Exchange Sessions Volume 1』及び『Volume 2』を続けざまにリリース、大きな話題を呼んだのは記憶に新しい。08年にはスティーヴ・リードとの4作目『NYC』、久々のシングル「Ringer」ではFour Tet流のミニマルを展開、ジャンルを縦横無尽にクロスオーヴァーさせる才人の真骨頂を見せた。そして10年、スタジオ・アルバムとしては5年振りとなる5作目のアルバム『There Is Love In You 』をリリース。メロディアスなエレクトロニカ・サウンドに加えてミニマル・テクノをブレンドした素晴らしい世界観を提示している。