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これからの新しい保育園コミュの男女共同参画社会の実現に役立つこと?仕事と家庭の両立で男女平等を働きかける

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先日ある保育のコミュのトピで「主婦の先生」という言葉があって、気になって自分もコメントさせていただいたことがあります。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=25539426&comment_count=34&comm_id=349814
人それぞれの思いがありますが、自分もコメントした通り男女共同参画社会の基本は「男性も女性も、仕事も家庭も」ということになります。
現実にはこの男女共同参画の考え方が、女性の社会進出が普遍的になっていくのに比例して浸透しているでしょうか?男性の家事にかける時間や労力など、課題になっているところが目立つのが今の実態ではないでしょうか?
保育園に子どもを預けている保護者の方は仕事をしている…それは母親も父親も同じことのはずです。それなのに保育園に対して「ワーキングマザーのためにある施設」というイメージを持つのはいかがなものでしょうか?首都圏だけかもしれませんが、最近JR東日本のCMでecute立川(東京都立川市・立川駅)の駅中にある保育園で母親が子どものお迎えに行くシーンが出ていましたが、このようなCMが流れることで「保育園の子どものお迎えはやっぱり母親がするもの」というイメージが定着して、そのことが男女共同参画社会の実現に対して足を引っ張るのではないかと危惧しています。自分が今勤めている保育園では父親の送り迎えは結構ありますけど、世の中全体のイメージとして考えて危機感を持たずにはいられません。そうでなければ、↑のコミュのトピのように「主婦の先生」なんていう言葉は出てこないと思います。自分の意見に腹を立てている人がいて、かなり感情的になっているということもありますが、よく見ると「赤ちゃんができたら3歳までは絶対自分で育てたい」と書かれていて、いわゆる“3歳児神話”にとらわれている人とも解釈できるので気の毒な感じがしました。
国の最重要課題とも言える少子化問題を考えていく中で、性別により固定的役割分業意識や仕事優先の雇用慣行の見直しが必要ということは、もう10年も前に当時の厚生省が発表していたことです(参考:「少子化と人口減少社会を考える」厚生省大臣官房政策課編・?ぎょうせいにより平成10年2月25日に発行)。いまだに「男性も女性も、仕事も家庭も」には程遠く、「男性は仕事、女性は仕事と家庭」というところから脱却できていないということです。そのことが女性の負担感・不安や悩みを増していることも…
10年前からすでに経済不況は深刻な状態で、景気回復を国の最優先課題とされてきたこともあり、そこに小泉政権がパワーを傾けた結果、格差問題が深刻化してうわべだけの景気回復になっている現実となってしまいました。景気回復に躍起になっている中で保育については公立園の民営化が進み出して、規制緩和のもとで無認可園など自由に作れるようになった代わりに、園運営が想像以上に厳しい実態にさらされ保育士の雇用環境が悪化する一方の園が後を絶ちません。さらに保育園がワーキングマザーのためというイメージが定着していれば、女性が不利になるばかりだと思います。
このような状態の中で、政府・行政だけが働きかけて男女共同参画社会を実現させることは極めて厳しいと思います。そして現場で鍵になるのがやはり保育園だと思います。“女性の仕事と家庭の両立”を支援するのではなく、男女(夫婦)がともに仕事と家庭の両立ができるような支援をしていくことが必要なのではないでしょうか?そのために保育園ができることは何でしょうか?仕事優先の雇用慣行を改め、保護者(父母)のライフ・ワーク・バランスがとれるための一般企業と連携したプロジェクトなども有効かもしれませんし、すでに男女共同参画社会の実現に向けて働きかけている行政との連携もいいと思います。男女共同参画の実現に役立てられる保育園が「これからの新しい保育園」像として重要なビジョンになると思いますが、皆さんの御意見をお聞きしたいと思います。

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