謀叛コミュの螺旋迷宮

ヤン・ウェンリー少佐がブルース・アッシュビー元帥の死の真相を究明するストーリーで、惑星エコニアでは、パトリチェフ大尉、ムライ中佐と出会っています。

第２次ティアマト会戦では、グレゴール・フォン・ミュッケンベルガーの父が中将の艦隊司令官でした。グレゴールに最後の思いを託したのですが、自分の息子が宇宙艦隊司令長官に将来なると知ったら本望だったことでしょう。

左翼艦隊前進。

のあたりまでは、グレゴールのことはあまり好きでは無かったのですが、

私はむしろこの時期に退役できたことを喜んでおるのです。
ひとつ忠告しておくが、ローエングラム侯は戦争の天才。ご用心なされよ。

生意気な金髪の小僧ではあるがな・・・

この台詞でめっちゃ好きになりした。
まあ、声もいいしね。強殖装甲ガイバーのギュオーの声がグレゴールと知って、ギュオーまで好きになりそうでしたから。

クリスト・フォン・ケーフェンフィラー大佐ですが、自分の嫁が愛人と駆け落ちして離婚を迫ったのに、別れず４１年も捕虜生活。食えぬじいさんとヤンとパトリチェフが言うとおり、よくもまああれだけの限られた場所で調査をしたものですね。また、それをしっかりと調べなおすヤン。流石です。

婚約者のオルタンスを紹介するキャゼルヌ。
デスクワークの達人は、料理の上手な美人を見つける達人でもあったのですね。
あのユーモアのセンスの無さで、いったいどうやって彼女をものしたのか。
実は、キャゼルヌこそ、ミラクルなのでは・・・
おらもあんなに美味しそうなシチューを食してみたいものです。

キャゼルヌ・ヤン・アッテンボローの先輩後輩関係って素敵です。
それにしても、アッテンボローの父は、たいしたものです。爺さんをくどき娘をもらうために、自分の子供を軍人にする条件をのんだなんて、そうはできないものです。ダスティじいさんってどんな軍人だったのだろう？
孫のように逃げる振りが上手だったのかしら？？

本編の最終話を見終わった後、こうやって外伝を観ると、死んでいった英雄がみんな若々しい状態で元気に活躍しているので、嬉しくなります。
もちろん、ヤンの声優、富山敬さんが健在ならなお良かったのですが・・・

若い頃だから声が違うんだ。と割り切ってみています。

第８艦隊司令部に配属を受けるヤン。
この後、レグニッツァ会戦までのヤンの活躍も描いて欲しいなあ。無理か・・・

おっとっと。
ついつい長くなりました。かたじけない。

最後に、結婚おめでとうございます。キャゼルヌ先輩。