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ゴスペルハウスコミュの「あなたは、あなたを生きて --アドベント(1)--」2022.11.27

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ゴスペルハウスメッセージ 2022.11.27
「あなたは、あなたを生きて --アドベント(1)--」マタイ1:1-17

1 アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系図。
2 アブラハムがイサクを生み、イサクがヤコブを生み、ヤコブがユダとその兄弟たちを生み、
3 ユダがタマルによってペレツとゼラフを生み、ペレツがヘツロンを生み、ヘツロンがアラムを生み、
4 アラムがアミナダブを生み、アミナダブがナフションを生み、ナフションがサルマを生み、
5 サルマがラハブによってボアズを生み、ボアズがルツによってオベデを生み、オベデがエッサイを生み、
6 エッサイがダビデ王を生んだ。ダビデがウリヤの妻によってソロモンを生み、
7 ソロモンがレハブアムを生み、レハブアムがアビヤを生み、アビヤがアサを生み、
8 アサがヨシャファテを生み、ヨシャファテがヨラムを生み、ヨラムがウジヤを生み、
9 ウジヤがヨタムを生み、ヨタムがアハズを生み、アハズがヒゼキヤを生み、
10 ヒゼキヤがマナセを生み、マナセがアモンを生み、アモンがヨシヤを生み、
11 バビロン捕囚のころ、ヨシヤがエコンヤとその兄弟たちを生んだ。
12 バビロン捕囚の後、エコンヤがシェアルティエルを生み、シェアルティエルがゼルバベルを生み、
13 ゼルバベルがアビウデを生み、アビウデがエルヤキムを生み、エルヤキムがアゾルを生み、
14 アゾルがツァドクを生み、ツァドクがアキムを生み、アキムがエリウデを生み、
15 エリウデがエレアザルを生み、エレアザルがマタンを生み、マタンがヤコブを生み、
16 ヤコブがマリアの夫ヨセフを生んだ。キリストと呼ばれるイエスは、このマリアからお生まれになった。
17 それで、アブラハムからダビデまでが全部で十四代、ダビデからバビロン捕囚までが十四代、バビロン捕囚からキリストまでが十四代となる。

今週の聖書箇所は、新約聖書の冒頭の17節です。
系図なので、名前が羅列されていますから、あまりきちんと隅々まで読まれることもないかもしれません。
クリスマスやアドンベントをテーマにした絵本などでも、この部分は取り上げられることがなく、マリアやエリサベツへの受胎告知からスタートするものばかりです。
現代日本では、あまり重要視されていないようなこの箇所から、神様の御言葉を開いていきましょう。

内容は、「イエス・キリストの系図」(1節)とあるように、アブラハムからイエスさままでの系図です。
17節に「それで、アブラハムからダビデまでが全部で十四代、ダビデからバビロン捕囚までが十四代、バビロン捕囚からキリストまでが十四代となる。」とあるとおり、2節「アブラハムが」から16節「ヨセフを生んだ」まで、長い3つの文で書かれています。
小学生がこんな長い文を書いたら、「もう少し"。"を使って、読みやすい文にしましょう。」と先生から指摘されそうな文です。

最初の一文(2-6節途中)は、アブラハムからダビデまでの14代です。
ここは、族長とその子孫の系図です。
族長、それは、神様の祝福を受け継ぐ者、神様の祝福の礎となる者です。
イエスさまは、族長の子孫として、祝福を受け継ぐ方として生まれました。
ここの一人ひとりにはドラマがあり、失敗もあるものの、神様の約束の中で、守られ導かれた、光り輝くイメージの14代です。

次の一文(6節途中-11節)は、ダビデからバビロン捕囚までの14代です。
ここは、王の子孫の系図です。
王は、国を治める、その地を治める者です。
イエスさまは、王の子孫として、この地上を治める方として生まれました。
南王国ユダは、ダビデの子孫が代々の王です。
神様の約束の中で、神様が力を与えてくれた王、力強い王としてのイエスさまが、ここにあります。

最後の一文(12-16節途中)は、バビロン捕囚からヨセフまでです。
ここは、王国を失った王家の子孫の系図です。
アビウデ以降の人たちは、旧約聖書にも系図以外の新約聖書にも、何も記されていません。
族長としてのドラマもない、王としての力強さもない、なんとも取り立てることのない人々の子孫として、イエスさまは生まれました。
族長の14代や王の14代に比べたら、暗いイメージが、闇のイメージが、ここにはあります。

聖書には、特徴的な闇が、いくつも記されています。

最初の闇は、聖書の冒頭にあります。
「はじめに神が天と地を創造された。地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。」(創世記1:1-2)

最も暗い闇と私が考えるのは、イエスさまの十字架の場面です。
「さて、十二時から午後三時まで闇が全地をおおった。」(マタイ27:45)
神様のひとり子であるイエスさまが、呪われた者となって十字架で死んだのです。
弟子たちは力を失い、翌日の安息日には、祭司長たちの企みだけがうごめくという、深い闇です。

そして今週の箇所の、暗い闇の系図です。
イエスさまが地上に生まれたのも、明るい暖かい部屋ではなく、暗い夜の家畜小屋でした。

しかし、ここに希望があります。
最初の創世記の闇は、全世界が創られるための、全宇宙が創られるための、準備の闇だったのです。
イエスさまの十字架の闇は、十字架の救いが、人々を神様の子供とするための、準備のときの闇です。
系図の闇は、その救い主が生まれる、新しい契約の時が来るという、準備の闇なのです。
どの闇も、光を受け取るための、希望を受け取るための、神様の愛を受け取るための、準備のための時なのです。

そして、もう一つの闇は、あなたの闇です。
あなたは、この系図の、どの14代にいるのでしょう。
族長のように、ドラマチックで、光り輝く毎日ですか。
王のように、神様に与えられた力を、強く持って治めていますか。
それとも、目立たない、目立てない、認められたいのにだれにも認めてもらえない、そんな、悔しいこともある毎日ですか。

ほとんどのあなたは、3番目の闇の14代にいるでしょう。
認められたい、仕切りたいと願っても、できない。
何をしたのかも、知られることもない。
マタンのような、アビウデのような、闇のイメージの中にいるのではないでしょうか。

しかしその闇は、神様からの呪いでも罰でもありません。
あなたの人生を通して、神様が、御業を表すための、栄光を表すための、準備のときの闇なのです。

イエスさまの誕生を、アビウデたちは、見ることも知ることもなかったかもしれません。
しかし、聖書は、神様は、あなたにその闇の中を生きていいと言うのです。
あなたに、あなたを生きていい、あなたを生きてほしいと言うのです。
今日も、神様とともに、暗い闇かもしれない、つまらないかもしれない、でも大切な毎日を、生きていきましょう。

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