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たのしい特別支援教育研究室コミュの『モモ』(ミヒャエル・エンデ作)に学ぶ 「キミ子方式」と「たのしい草引き」

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コミュ内全体

直接障害児教育に関連する話題ではないのですが、
「たのしく仕事を進めるこつ」に関する話題です。

『モモ』(ミヒャエル・エンデ作)という児童文学を読んだことがありますか?
この話のことを知ったのは『絵の描けない子は私の教師』の著者で『三原色の絵の具箱』の著者でもある「キミ子方式」の開発者である松本キミ子さんの書かれた文章の中でした。

松本キミ子さんは「三原色と白」だけの絵の具を使って「下絵を描かずに描く」方法を開発され、物の描く順序や描き方も教えるという従来の美術教育からはおよそかけ離れた方法で「誰でも絵が描ける」→「他人が見てもそれらしく見え、自分でも満足できるような絵を描くことができる」ということを多くの人々に実際に教えることで確立しました。

例えば、「植物」を描く時には「成長の順」に描きます。
代表的な題材「もやし」では、黒い色画用紙にまず「根の部分から下の方にゆっくりゆっくりと描き」、「茎の部分はすーっと下から上に描き」、最後に豆の部分を描きます。

動物の場合は「毛並みに沿って」描いていきます。

この時に「キミ子方式」ではまず「描き始めの1点」を決めて「隣り隣り」へと描いていきます。
この「隣り隣り」の描き方がミヒャエル・エンデ作『モモ』にヒントを得たものなのです。

この『モモ』の中に「道路掃除夫のペッポ」という人物が出てきます。
「道路掃除をする時には決して遠い先を見てはいけない。遠くを見るととてもできそうにないと思えてしまう。
自分のすぐ足下だけを見て、まず一掃き。
そして、一歩前へ。
そして、また次の一掃き。
そうして、また一歩前へ。」
「それを繰り返しているうちに知らないうちにとても出来ないと思っていた長い道路掃除が終わってしまっているんじゃ。」

この話を読んで松本キミ子さんは「これだ!」と思ったそうです。
絵を描く場合でもまず「描き始めの1点を決めて隣り隣りへと描いていくうちに知らないうちに全体の絵ができあがっている」という方法を考えついたのです。絵の場合でも最初から全体を見てしまうととても描くことができないと思えてしまうので「隣り隣り」と描いて行くことで誰でも描けてしまうのです。
 
この方法を僕は畑や花壇の「草引き」の時に使っています。
最初から畑全体を見てしまうと嫌になってとてもできないと思ってしまうのですが、はじめの1点を決めて「隣り隣り」と草引きをして行くとドンドン綺麗になった部分が目の前に広がっていき、知らないうちにどんどん仕事が進んでついには全体の草引きが楽しみながら出来てしまうのです。

この方法は僕のおふくろが以前老人ホームで寮母をしていた時の「大量の洗濯物の処理」の時にも生かされました。山のような洗濯物をいっぺんに全体を見てしまうと嫌になってしまうということだったのですが、僕が『モモ』の道路掃除夫ペッポの話を教えてやると「いっぺんに全体を見ないで隣り隣り」と片付けていくと楽しみながら知らないうちに全部を片付けることができるようになったというのです。

この「隣り隣り作戦」は色々な場面で使うことができるのではないかと思っています。
特に「単純作業」をする時に有効だと思っています。
自分の仕事を片付ける時にも使えると思いますし、子ども達にもこの方法を教えてやることで「楽しく仕事をするテクニック」を身につけさせることができるのではないかと思います。
色々な場面で意識的に使ってみてうまく行ったら僕にもその成果を教えて頂ければ嬉しく思います。


【以下『モモ』についてウィキペディア(Wikipedia)で調べたものです。】

モモ (児童文学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%A2_(%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%96%87%E5%AD%A6)

著者 ミヒャエル・エンデ
発行日 1973年
発行元 Thienemann Verlag Gmbh
『モモ』 (Momo) は、1973年発表のドイツの作家ミヒャエル・エンデによる児童文学。

1974年ドイツ児童文学賞を受賞。各国で翻訳されている。特に日本では根強い人気があり、日本での発行部数は本国ドイツに次ぐ。

1986年に西ドイツ・イタリア制作により映画化。映画にはエンデ自身が本人役で出演した。

あらすじ
イタリア・ローマを思わせるとある街に現れた「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちによって人々から時間が盗まれ、みんなが心に余裕が無くなってしまった中で、貧しいけれど友人の話に耳を傾け、自分自身をとりもどさせてくれる不思議な力を持つ少女、モモの冒険によって、奪われた時間を取り戻すというストーリー。忙しさの中で生きることの本質を忘れてしまった人々に対する、警告的な意味合いも強い。

致死的退屈症
致死的退屈症(ちしてきたいくつしょう)とは、本作に登場する架空の病気である。この病気は精神的な症状が見られる。症状としては主に、慢性的な空虚感、抑鬱気分、絶望感、感情不安定、社会的関係への関心のなさ、情緒的な冷たさがある。

エンデの真意
このモモという物語の中では灰色の男たちによって時間が奪われたという設定のため、多くの人々はこの物語は時間の余裕を忘れた現代人に注意を促すことが目的であるとされている。しかし、エンデ本人が世の中に訴えたかったことは、この「時間」を「お金」に変換し、利子が利子を生む現代の経済システムに疑問を抱かせることが目的だったという事が、のちに発行された『エンデの遺言』という書籍に記載されている。なお、この事に最初に気が付き、エンデ本人に確認を取ったのはドイツの経済学者、ヴェルナーオンケンである。

邦訳
『モモ』 (岩波書店 通常版 大島かおり訳) ISBN 4-00-110687-6 C8097

コメント(1)

「モモ」の話が以前ラジオドラマでやっていて、それを録音したものを生徒さんに聞かせたことがありました。表情(嬉しい)

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