ガイア革命コミュのガイア革命本部の設立にむけて！

ハイリゲンダム・サミットが閉幕した。私が予告したとおりの結果に終わった。
2050年を目標にCO2の排出量を1/2に削減しようという内容だった。

何時の時点の1/2なのか不明である。しかも43年後にむけての話である。
今回サミットに参加したメンバーで、43年後に生き残っているのは誰だろう。
たぶん、全員この世にいないだろう。

これが世界の首脳の話し合いの結果なのだから、ガイアの命運は心もとないことおびただしい。ガイアの命運が危機だということは、人類の命運の危機である。

世界の首脳にはその危機感がまったくない。

サミットはお遊びである。
国連の官僚達（しかも多国籍企業のヒモ付きである）がお膳立てをして、それに世界の首脳が役割分担を決めて演ずるだけの話であるから、もとよりガイアのこと、いや人類の命運のことなぞ考えているヒマはないのである。

43年後の目標ということは、その間に、石油文明で儲けるだけ儲け、次なる原子力の時代への準備をし、次なる時代は原子力で儲けようとしているだけのことである。
これが今回のハイリゲンダム・サミットの意味するものである。

世界の人々の中には、国連を正義の味方だと思っている人が意外と多い。
しかし、これは間違いである。国連こそが、政・財・官の癒着の温床である。

田舎の地方政府が政・財・官の癒着構造で汚染されている。
そして、中堅の地方政府も政・財・官の癒着構造で汚染されている。
そして、いずれの国家も政・財・官の癒着構造で汚染されていて、
その上、国連もまったく同じ構造で汚染されている。
まさしくフラクタルである。

これは、人間の性（さが）のなせる業（わざ）である。
自己の認識の仕方が誤っていることによる。
皮膚の内側だけを自分だと錯覚していることによる。
自分と他者、自分とガイアとは切っても切れない関係にあることを思い出さなくては。

この忌まわしき構造を打破して、ガイアを守り、人類ひとりひとりを守るためには、
現実を知り、改革への自覚を持ち、統合的なビジョンと統合的な実践を展開してゆかなければならないのである。

それこそがガイア革命である。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 06月20日 17:45

統合的なビジョンと実践。
それが確かなビジョンであり、確実な力になると確信したとき、
大きなパラダイムシフトが起こりますね。

ご存知とは思いますが、以下、環境問題について子供が大人に訴えた有名なスピーチです。

「伝説のスピーチ」
http://www.youtube.com/watch?v=C2g473JWAEg

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