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外国学部コミュの第二外国語としてのヨーロッパ言語 第二回

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さてさて、続いて第二回はスペイン語について

スペイン語はスペインだけでなく南米でも話されており、世界中で総計3億人くらいの人がスペイン語を話しているようです。

○スペイン語の特徴

さて、そんなスペイン語はもちろんラテン語起源で、単語、動詞の活用など文法などかなりラテン語の影響を受けています。
しかしながら、ローマ人のイベリア半島征服以前のイベリア人の現地民族の言語や、レコンキスタ以前のアラビア人の征服によるアラビア語の影響、さらに険しいピレネー山脈によってフランスと長きに渡って国を分け隔てている影響もあって、他のラテン語起源のフランス語やイタリア語などとは違う独特の特徴を持っています。

例えば、スペイン語の[z]の音は英語の[th]のように舌を上の歯と下の歯で挟んで発音します。(スペインのスペイン語では、[ci][ce]のときも、英語の[th]のように発音します)これは、ヨーロッパでは主要の英仏独伊西語の中では英語とスペイン語でしか使われていない発音方法です。
他にも、同じラテン語から来ているフランス語やイタリア語と比べて文法が複雑になっていると言うことがいえます。イタリア語やフランス語のように接続法という活用法がありますが、スペイン語の場合、この接続法の半過去形という形の場合2つ活用法があります。(私は何故かは知りませんが、、、)また、この接続法半過去形や点過去形(単純過去形)と呼ばれる活用法はフランス語やイタリア語の日常会話では普通使われることは無く本や文章に用いられますが、スペイン語の場合はこれらの活用をよく日常で使われるため覚えなければならない活用はスペイン語の方が多くなると言うことがいえます。

しかしながら、スペイン語は発音が簡単なことで有名です。スペイン語の母音は日本語と同じように[A][I][U][E][O]の5つしかないので、前回のフランス語や英語、ドイツ語のような多くの母音はありません。また、[英,important]→[西,importante]のように、子音で終わることが少ないのも発音を簡単にしている要因として考えられます。
でも、注意点を挙げるとすれば、[R][RR]の発音と[LL]、そして[J]と[G]でしょうか。
[R]の発音は、英語のアールにもやや近いのですが、上あごの部分に舌をつけずに、微妙に下を振動させるように舌に息を吹きつけながら発音します。しかし、[R]が単語の先頭に来る場合と[R]が二つ重なって[RR]かさなってる場合は、「ルルルルルル」と舌に吹き付ける息を強めて巻き舌の発音になります。
そして、[L]の発音は英語などよりも大げさに舌を上あごにつけて発音します。そして、[LL]の発音は少し特殊で、スペインの場合は、ジャ、ジィ、ジュ、イェ、ジョと発音します。なので、パエリアは「パエージャ」みたいになります。
[J]の発音は日本語のハヒフヘホに当たります。なので、日本のJaponは「ハポン」になります。
最後に[G]は、[GI]の場合には「ヒ」、[GE]の場合には「へ」になります。
あと、[N]の上にチョロチョロっと蛇みたいになんか書いてたら「ニャ」「ニュ」「ニョ」になります。Espanolの[N]の上にはニョロニョロがあるはずです。

今回は簡単にスペイン語の特徴を説明しましたが、スペイン語はこれで、「発音は割と簡単だけど、文法と読み方が難しい言語」と言うことが伺えます。しかし、発音が簡単と言うことは、会話にいたるまでが非常にスムーズなのでちょっと初めて少し会話するくらいならちょうど良い言語ともいえます。
ただ、マスターするにはかなり苦労が伴うと思いますが。

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