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◇ビジネス英語クラブ◇コミュの◎重要・英語文法講義2テーマ 『英語:時間のズレ、と<意味の含み>』

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◎重要・英語文法講義2テーマ 『英語:時間のズレ、と<意味の含み>』

★さて、前回、英語を使う上での時間の意識をご紹介しました。
英語では「今は今」「昔は昔」とキッチリ区別し話をします。

例えば、
※My father is a school teacher. 【父は教員です】は、
⇒<今、父は学校の先生を職業にしている>との意です。

※一方、My father was a school teacher.は
【父は、以前は教員でした】との意で、
「今は教員を辞している」、との含みがあります。
「以前」、というのがミソです。

※この様に、英語では、時間の区別をハッキリさせます。
区別するというのは、【今は今】、【昔は昔】と今と昔に線を
引いて区別をします。

ですから、
My father was a school teacher. は、
「かつては(例えば、昨年、又は、5年前、又は、
母が存命中のとき等々;昔のある時点では)教員だった」という事です。

この様に時間帯を区別する英語では、
大原則として<昔を示す表現形式>を使い、<現在の事柄>を言ったり、また、
その逆も有りません。原則です。


★ここで、別のセリフを考えましょう。
相手に何かを依頼する場合、<could you〜?>とか
<would you〜?>を付けて言えば丁寧になる、と教えられます。

※Could you lend me some money?
「お金を貸してくれませんか?」

※Would you come here, please?
「ちょっとこちらに来て頂けませんか?」:

さて、この could や、wouldは、canやwill の過去形です。
ですが、「お金を貸してくれませんか?」というのは、
今現在での物事の依頼です。

つまり、時間の上で、矛盾が生じています。
今現在の事なのに、昔を示す表現形式を用いています。

これは英語の原則に反します。が、

上のcould you〜?would you〜?の形はよく使われます。

つまり、
原則に反してまで、故意に過去形を用いる事で

何らかの話し手の含み、感情を込めております。上の場合でしたら、

「<もし貴方さえ宜しければ、すまないけど>お金を貸してくれませんか?」とか

「<忙しい所悪いのですが>こちらに来てもらえませんか?」とか、<含み>の内容は、

それぞれの発話状況で変わりますが、

<もし宜しければ>という含み・意味合いが、この敢えて
用いる過去形に込められます。

この事は、英語を理解し、英語を使う上で極めて大事な事です。
読者の皆様には是非、この事を覚えて頂きたく思います。

★『ついでがあるんだったら、天神まで乗せてくれないかなあ?』との
セリフを英語で言う場合、
Can you give me a ride to Tenjin, if you have to go there? と 

Could you give me a ride to Tenjin, if you have to go there? との言い方が考えられます。
どちらか丁重でしょうか?

※Could you〜?の方が丁重です。
<もし良かったら>という話者の気持ちが過去形に
込められているからです。
対して、一方、

Can you〜?の場合でしたら、
気心の知れた相手との会話、
或いは、
同乗を頼んでも嫌な顔をしないであろう相手の場合、
或いは、
話者の方が、
相手よりも上の立場(恩師、上司、お客様)などの
場合に使います。

さて、この、
今の時間の中での<過去形>を上手く使えば、ジョークの幅が
広がります。
これは次回に致します。That’s all for this month.
See you next time!!
ご質問は何でもどうぞ。

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